陰陽論
- 陰陽可分
- 陰と陽に分けること
- 陰陽互根
- 相反する属性により成り立っている
- 陰陽消長
- 陰陽の量的変化
- 陰虚すれば陰実し、陽虚すれば陰実
- 陰陽転化
- 陰陽の質的変化
- 陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる
- 陰陽制約
- 陰と陽は対立するものであり、互いに制約し合っている
国家試験過去問
陰陽のを問う問題
第13回-98
陰陽関係で、陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる法則はどれか。
- 陰陽転化
- 陰陽可分
- 陰陽互根
- 陰陽消長
第30回-91
陰陽の関係で「寒い日には活動して冷えすぎないようにする」のはどれか。
- 陰陽転化
- 陰陽互根
- 陰陽消長
- 陰陽制約
陰陽関係の問題は「陰陽消長」に関してが多いです。
第11回-97
陰陽法則で陰陽消長を表現しているのはどれか。
- 陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる。
- 陰実するときは陽も実し、陰虚するときは陽も虚す。
- 陰中に陽あり、陽中に陰あり。
- 陰虚すれば陽実し、陽虚すれば陰実す。
第8回-97
陰陽のリズム現象はどれか。
- 陰陽転化
- 陰陽可分
- 陰陽消長
- 陰陽制約
第23回-89
生体リズムに関する陰陽学説で最も適切なのはどれか。
- 陰陽対立
- 陰陽制約
- 陰陽消長
- 陰陽互根
第19回-92
「陰が不足すれば陽が優勢となり、陽が不足すれば陰が優勢となる」を表現するのはどれか。
- 陰陽転化
- 陰陽互根
- 陰陽制約
- 陰陽消長
同じ属性を問う問題
- 陰の特徴:暗い・寒冷的・下降的・内向的・静的イメージ
- 陽の特徴:明るい・温熱的・上昇的・外向的・動的イメージ
第17回-92
陰陽の分類について正しい組合せはどれか。
- 血 ─── 陽
- 営 ─── 陰
- 腹 ─── 陽
- 津 ─── 陰
第24回-89
陰陽学説で同じ属性の組合せはどれか。
- 奇数 ――― 老年
- 左側 ――― 衛気
- 内部 ――― 上部
- 静止 ――― 急性
第29回-91
陰陽の属性が同じ組合せはどれか。
- 魄 ─── 腹
- 温 ─── 西
- 遅 ─── 凸
- 左 ─── 偶数
五行論
- 五行特性:木は曲直、火は炎上、土は稼穡、金は従革、水は潤下
- 相生:循環的な生産
- 相克:相互に制約しあう
- 相乗:相克が過剰に起こっている異常な状態
- 相侮:相克で本来勝つ側が負けている異常な状態
五行表
自然(大宇宙)
人体(小宇宙)
人体の生理と病理
国家試験過去問
単純に五行表を問う問題
単純に五行表を覚えれば答えられる問題です。
第12回-98
五行論で誤っている記述はどれか。
- 色体表は臓腑の病変の診断に応用される。
- 難経六十九難による治療法に活用される。
- 相生と相剋の法則がある。
- 五行論は陰陽論を含む。
第20回-95
五志に含まれないのはどれか。
- 怒
- 恐
- 喜
- 悲
第10回-100
五行の土に属さないのはどれか。
- 辛み
- 香ばしい
- 黄色
- 涎
第4回-97
五行色体表について正しい記述はどれか。
- 爪は肺に属する。
- 目は腎に属する。
- 肌肉は脾に属する。
- 汗は肝に属する。
第28回-95
五労で正しいのはどれか。
- 久しく立つと筋を傷る。
- 久しく坐ると気を傷る。
- 久しく視ると血を傷る。
- 久しく歩くと肉を傷る。
第29回-100
五労で正しいのはどれか。
- 久しく行くは腎を傷る。
- 久しく臥すは脾を傷る。
- 久しく坐すは肺を傷る。
- 久しく視るは心を傷る。
第5回-100
五行色体でみた肺・大腸の症状はどれか。
- 目が青みがかって、手足の腱が痛む。
- 顔がほてりのぼせて赤く、脈動が強い。
- 皮膚が色白で、弱い声で話す。
- 顔や皮膚が黄ばみ、唇が荒れやすい。
第17回-94
五行色体に基づく肝の症状で誤っている記述はどれか。
- 涙がよく出る。
- うなり声が出る。
- 顔色が青い。
- 爪が変形する。
五行表の組み合わせを問う問題
組み合わせ問題はただ五行表を覚えただけでは、問題を解くことはできません。
この形式の問題が多く、五行表をすべて覚えていないと正解を導くのが難しいです。
第2回-97
五行色体の関係で正しい組合せはどれか。
- 肌肉 ──── 脾
- 髄 ───── 心
- 毛 ───── 肝
- 目 ───── 腎
第10回-99
五臓と五主との組合せで正しいのはどれか。
- 脾 ─── 肌肉
- 心 ─── 筋
- 肝 ─── 血脈
- 腎 ─── 皮毛
第21回-95
五臓と五主との組合せで正しいのはどれか。
- 肝 ─── 皮毛
- 肺 ─── 血脈
- 脾 ─── 肌肉
- 心 ─── 筋
第5回-98
五行色体の関係で正しい組合せはどれか。
- 金 ─── 唾
- 木 ─── 汗
- 火 ─── 涙
- 土 ─── 涎
第3回-97
五臓と五色との対応で正しいのはどれか。
- 脾 ─── 赤
- 腎 ─── 黒
- 肺 ─── 黄
- 心 ─── 青
第5回-103
五悪(五気)と五腑との組合せで正しいのはどれか。
- 暑 ─── 小腸
- 燥 ─── 膀胱
- 寒 ─── 胃
- 風 ─── 大腸
第6回-101
五行と五声との組合せで正しいのはどれか。
- 火 ─── 呼
- 水 ─── 歌
- 木 ─── 呻
- 金 ─── 哭
第7回-100
五臓と五液との組合せで正しいのはどれか。
- 肝 ─── 汗
- 肺 ─── 涕
- 脾 ─── 涙
- 心 ─── 涎
第8回-100
五臓と五志との組合せで正しいのはどれか。
- 腎 ─── 恐
- 脾 ─── 喜
- 肝 ─── 思
- 肺 ─── 怒
第9回-98
五臓と五味との組合せで正しいのはどれか。
- 脾 ─── 甘
- 肺 ─── 苦
- 心 ─── 酸
- 肝 ─── 辛
第11回-98
五臓と五香との組合せで正しいのはどれか。
- 肺 ─── 焦
- 心 ─── 香
- 腎 ─── 腐
- 脾 ─── 腥
第13回-101
五声と五音との組合せで正しいのはどれか。
- 歌 ─── 徴
- 呼 ─── 羽
- 言 ─── 角
- 哭 ─── 商
第15回-92
五臓と五役との組み合わせで正しいのはどれか。
- 肺 ─── 色
- 腎 ─── 声
- 肝 ─── 味
- 心 ─── 臭
第14回-95
五行色体の組合せで正しいのはどれか。
- 秋 ─── 思
- 青 ─── 舌
- 甘 ─── 骨髄
- 暑 ─── 徴
第15回-93
五臓と五労との組合せで誤っているのはどれか。
- 肺 ─── 久しく臥す。
- 脾 ─── 久しく坐す。
- 腎 ─── 久しく立つ。
- 肝 ─── 久しく視る。
第16回-93
五行色体の組合せで誤っているのはどれか。
- 涕 ─── 五香
- 徴 ─── 五音
- 辛 ─── 五味
- 立 ─── 五労
第18回-92
五行色体の組合せで誤っているのはどれか。
- 辛 ─── 鼻
- 焦 ─── 咳
- 歌 ─── 宮
- 液 ─── 唾
第21回-92
五行と五香との組合せで正しいのはどれか。
- 木 ─── 臊
- 土 ─── 腥
- 金 ─── 腐
- 火 ─── 香
第24回-90
五行色体の組合せで正しいのはどれか。
- 唾 ――― 呻
- 辛 ――― 思
- 香 ――― 鼻
- 爪 ――― 神
第23回-91
臓腑の働きと五華の組合せで正しいのはどれか。
- 営を蔵する ――― 唇
- 精を蔵する ――― 爪
- 血を蔵する ――― 面色
- 神を蔵する ――― 毛
第25回-95
五労と傷られる臓が現す症状の組合せで正しいのはどれか。
- 久視 ――― 語
- 久坐 ――― 呑
- 久臥 ――― 欠
- 久立 ――― 咳
第28回-90
五行色体における五脈と五病の組合せで正しいのはどれか。
- 毛 ─── 語
- 代 ─── 咳
- 弦 ─── 呑
- 石 ─── 欠
相生・相克関係を問う問題
この問題はかなり厄介です。
数学の証明問題のように何回かひねって解いていかないといけないので時間がかかります。
第9回-99
五臓の相生関係で正しい記述はどれか。
- 肺は心の子である。
- 肝は肺の子である。
- 脾は心の母である。
- 腎は肝の母である。
第5回-97
五行の相剋で正しい記述はどれか。
- 土は金を剋す。
- 木は火を剋す。
- 金は水を剋す
- 火は金を剋す。
第19回-93
次の合せのうち各々が属する五行が相剋関係にあるのはどれか。
- 唾 ─── 涙
- 握 ─── 憂
- 魄 ─── 魂
- 坐 ─── 臥
第20回-92
五行色体で相剋関係にある組合せはどれか。
- 憂 ─── 噦
- 汗 ─── 涕
- 面 ─── 唇
- 焦 ─── 臊
第25回-89
相剋関係にある経脈の絡穴の組み合わせはどれか。
- 飛揚 ――― 内関
- 公孫 ――― 偏歴
- 外関 ――― 通里
- 蠡溝 ――― 大鍾
第25回-90
五行色体で相剋関係にある組合せはどれか。
- 血脈 ――― 涎
- 皮毛 ――― 汗
- 筋 ―――― 唾
- 肌肉 ――― 涕
第26回-89
五行色体で相生関係にある組合せはどれか。
- 鈎 ――― 毛
- 蔵 ――― 生
- 語 ――― 呑
- 志 ――― 神
第27回-90
五行色体で相剋関係にある組合わせはどれか。
- 面色 ――― 毛
- 久坐 ――― 久臥
- 酸 ―――― 鹹
- 汗 ―――― 涎
第30回-93
気血を化生する臓が剋する臓について正しいのはどれか。
- 魂を蔵する。
- 血を主る。
- 発汗を調節する。
- 耳に開竅する。