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プロフィール

代表プロフィール

代表:Ruri Kagaya

保有資格:鍼灸師/看護師/養護教諭一種免許状/学芸員

活動拠点:東京都小平市を中心に、訪問鍼灸・訪問看護を提供

学歴

  • 秋草学園高等学校 卒業
  • 文化女子大学(現・文化学園) 卒業(服飾・家庭科専攻)
  • 西埼玉中央病院附属看護学校 卒業
  • 人間総合科学大学(通信課程) 中退
  • 日本医学柔整鍼灸専門学校 卒業

経歴

  • 回復期リハビリテーション病棟(看護師):3年
  • 特別支援学校 介助員:2年
  • 重症心身障がい児(者)病棟:3年
  • 放課後等デイサービス(医療的ケア児対応):2年
  • 訪問看護ステーション(小児~成人):5年以上

はじめに

はじめまして。

「プライマリ・ケアサポート ✯きらぼし」代表のRuri Kagayaです。

現在は、東京都小平市を拠点に、障がい児・医療的ケア児・重症心身障がい児(者)を対象とした訪問鍼灸・看護ケアを提供しています。

「家庭科教員」から「医療職」へ──想いの変遷

私はもともと、服飾や家庭科を学ぶために大学へ進学し、家庭科教員を目指していました。

「衣・食・住」を通じて人の生活を支える仕事に魅力を感じていたからです。

しかし、学ぶ中で「人が健康に生きるためには、『医(医療)』も欠かせない」という考えに至り、卒業後に看護学校へ進学。

面接では正直に、「家庭科教員になるために医療を学びたい」と伝えました。

当時は看護師になるつもりはなく、あくまで生活を支える教員になるための学びの一環でした。

けれども、看護学生としての実習を経験する中で、医療の現場に深く引き込まれ、結果的に看護師として臨床に立つようになりました。

現場を知り、「療育」と出会う

回復期リハビリ病棟での勤務を経て、養護教諭の免許取得のために病院を退職。

その後、特別支援学校の介助員として勤務する中で、障がい児の「学校生活」を学び、同時に重症心身障がい児専門病棟でも看護師として働きました。

教育と医療、両方の現場を行き来する日々のなかで、私は「療育(りょういく)」という言葉と出会います。

療育とは、医療と教育を融合させた障がい児の発達支援を指します。

この療育という考え方に心から共感し、「私はこれがしたい」と強く思いました。

その後、医療的ケア児対応の放課後等デイサービスで勤務し、療育現場のリアルな課題や可能性に触れました。

「看護」だけでは足りない。鍼灸師への道

療育や医療的ケアに関わる中で、私が次に感じたのは「看護の枠だけでは届かないことがある」というもどかしさでした。

障がいや慢性症状、発達のゆっくりなお子さんたちに対して、もっと「からだの自然な力」を引き出すケアが必要なのではないかと考えました。

そんな時に出会ったのが、東洋医学、そして鍼灸の世界です。

西洋医学では“原因不明”や“治療困難”とされる状態にも、鍼灸のアプローチならできることがある。

その可能性を知り、私は鍼灸師になる決意をしました。

鍼灸師の資格取得後は、訪問看護の仕事を続けながら、訪問鍼灸も取り入れた「統合的ケア」を提供するようになりました。

障がい児・医療的ケア児・発達に特性のあるお子さんに対し、優しく寄り添うケアができるのが、鍼灸の大きな魅力です。

働き方への違和感──だから、独立した

10年以上にわたり看護師として多様な職場を経験してきましたが、どの組織にも馴染めませんでした。

同じ場所・同じスタッフ・固定されたスケジュールに縛られる働き方が苦しく、何度も転職を繰り返しました。

その一方で、障がい児(者)との関わりだけは、ぶれることなく続けてきました

どの職場にいても、この子たちのケアをしているときだけは「やりがい」を感じられたのです。

「人に雇われる限り、自分のやりたいことはできない。だったら、自分でやるしかない」。

そう思い立ち、「プライマリ・ケアサポート ✯きらぼし」として、個人事業主として独立しました。

きらぼしが目指すこと

きらぼしの理念は、「あなたらしい輝きを」です。
大きな施設や組織では難しい、一人ひとりに寄り添ったケアを、小平市を中心に届けたいと考えています。

訪問看護と訪問鍼灸、そして耳ツボ療法(NADA、戦場鍼)なども活用し、心身のバランスを整えるケアを提供しています。

自宅での生活の中で、少しでも穏やかに、笑顔で過ごせるようなお手伝いができればと願っています。

おわりに

家庭科から始まった私のキャリアは、いま「鍼灸×看護」という形にたどり着きました。

「衣・食・住・医」──人が健康に生きるために必要なすべての要素を、これからも学び、実践し、届けていきたいと思っています。

障がいや医療的ケアがあっても、「その人らしく生きる」ことをあきらめない。

そんな社会を、ケアを通して支えていけたら嬉しいです。

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2022-10-25


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