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広告 きらぼし成長日記

保険外サービスの可能性を広げる!自費メニュー作りのポイントと考え方

2024-02-24

こんにちは。

プライマリ・ケアサポート きらぼし、鍼灸師・看護師のKagayaです。

🌟はじめに

2年生最後のテストも終わり、無事に進級も決まりました。

いよいよ、3年生です。

10数年ぶりの受験生になります。

今回の年末年始も絶っ不調でしたので、来年度は仕事を減らして体調管理をしっかりしないとです。

受験生は勉強も大事ですが、何より体調管理が一番大事です。

そんな体調不良から始まった2024年ですが、年越しは鍼灸研修の見逃し配信動画を観ながら迎えました。

そこで印象に残ったのは、統合医療をテーマに講演していた医師の言葉です。

「今後は保険内だけの医療では治療は難しいだろう」。

保険内では本当に“治す”医療を提供することは難しいという現実に、改めて気づかされました。

実際に訪問看護の現場にいると、医療が本当に患者さんを良くしようとしているのか疑問に感じることがあります。

「病院受診の付き添いをしてほしい」「見守り看護をしてほしい」「買い物に付き添ってほしい」「きょうだい児を見てほしい」など、多様なニーズがありますが、保険内ではこれらすべてに対応することができません。

例えば、介護者本人の病院受診、きょうだい児の育児などの時間確保が必要な場面では、ヘルパーによる日々の買い物や掃除は対応できても、庭の掃除や大掃除、家族全体を支えるための“休息の時間”は保険内サービスの枠を超えてしまいます。

そんなときに紹介されたのが、厚生労働省がまとめた保険外サービス活用ガイドブックでした。

このガイドブックでは、高齢者を対象とした自費サービスを提供している事業者の取り組みが多数掲載されていますが、発想を少し転換すれば、障がい児(者)や子育て世帯にも応用できる内容が満載です。

Kagayaにとっては、統合医療というテーマから想像もしなかったところで、自費ビジネス展開のヒントを得ることができました。

今後は、このような「制度ではまかないきれないニーズ」に応える自費(保険外)サービスメニューを、きらぼしらしいスタイルで構築していきたいと思います。

🌟自費(保険外)サービスとは

自費(保険外)サービスとは、国の医療保険や介護保険など公的な補助を受けずに、個人が全額自己負担で受けるサービスのことを指します。

美容鍼やエステ、パーソナルトレーニング、学習支援や家庭教師、さらには買い物代行や通院の付き添いなど、これまでは個別の業種で存在していたサービスも、近年では福祉・医療分野と連携する形で提供されるようになってきました。

特に注目されているのが、「保険では対応できない生活ニーズ」を補完するサービスです。

例えば、介護者自身の通院や育児支援、重度障がい者の余暇活動の支援、庭の掃除や大掃除、見守り看護など、制度のはざまにあるニーズがこれにあたります。

しかし、こうしたサービスに対して「税金を使って贅沢してる」と誤解を受けることもあるのが現状です。

けれど考えてみてください。

私たちは日常的に、美容院、通販、エンタメなど“自分にとって価値のあること”にはお金を払っています。

なのに、福祉や医療にお金をかけることには抵抗がある人が多い。

これは“公的補助があるのが当たり前”という認識に縛られているからかもしれません。

でも実際には、マッサージや鍼灸、美容皮膚科の施術なども医療の一環であり、多くの人が価値を感じて自費で利用しています。

人は「これは自分にとって必要だ、価値がある」と思ったものにはお金を払うのです。

Kagayaのように、自費で訪問鍼灸や見守り看護などを提供する場合、ただ「保険外です」というだけでは利用者には伝わりません。

だからこそ、「なぜこのサービスは価値があるのか」を丁寧に伝える必要があります。

ビジネスとして成立させるには、保険サービスと同じことをしていては価格競争に巻き込まれます。

むしろ“保険ではできないこと”を、誠実に・柔軟に・丁寧に提供できるのが自費サービスの強みです。

そのためには、“価値の見える化”と“価格に見合った体験”がとても大切です。

たとえば、訪問看護や訪問鍼灸を検討している方に向けて、自己採血キットを使った簡単な健康チェックを組み合わせることで、信頼性や安心感を高める工夫もできます。

また、初回カウンセリングのときに活用できる健康管理ノートや、鍼灸施術で使えるお灸セットなども、家庭でのセルフケアをサポートするアイテムとしておすすめです。

“選ばれる自費サービス”をつくるには、価格だけでなく、「この人にお願いしたい」と思われる信頼やストーリー、共感が欠かせません。

Kagayaはそのために、現場で感じた違和感を大切にしながら、制度にとらわれない新しい福祉・医療のかたちを模索しています。

🌟価格設定

価格設定は、個人事業を継続していくうえで非常に大切な要素です。

単に「安いから売れる」「高いから良い」という単純な話ではなく、誰に・どんな価値を届けたいのかによって価格の意味が大きく変わってきます。

Kagayaは300円のサンドイッチが高いと思うこともありますが、都心の富裕層にとっては“安すぎて買う気になれない”というケースもあるそうです。

価格というのは金額の問題ではなく、「その金額に見合う価値があるかどうか」を感じてもらえるかで決まります。

田舎の庶民層には、100円のクリームパンがちょうど良い“安心感”を与え、都心では300円のパンが逆に“安すぎて不安”と思われてしまう。

これはまさに、価格はターゲット層によって決まるという具体例ですね。

Kagayaは、富裕層でも学生でもなく、「庶民層が継続的に通える」ことを重視した価格設定を目指しています。

特別感を売りにするリラクゼーションサロンのような高級施術ではなく、日常のケアとして必要とされる施術を、適正な価格で提供したいと思っています。

また、価格設定の失敗でよくあるのが「安くしたのにクレームが多い」という現象です。

安価で提供すれば、それなりの層が集まりますが、必ずしも感謝されるわけではありません。

むしろ「この価格だからこれくらいで当然」と思われてしまうこともあります。

そのため、Kagayaは価格で選ばれるのではなく、価値で選ばれるサービスを意識しています。

「この人だからお願いしたい」「このケアは私たちに必要」と思っていただけることが大切です。

施術料金は“時間制”ではなく、美容室のように「基本メニュー+オプション方式」で構築しようと考えています。

たとえば、基本料金に「排痰ケア鍼」「拘縮予防鍼」「耳つぼリラク」などを追加することで、目的別のケアが可能になり、結果として客単価アップにもつながります。

価格やメニューをわかりやすく整理し、お客様に納得して選んでもらえる工夫も必要です。

保険内サービスでは、どんなに態度が悪い利用者でも対応しなくてはならない場面がありますが、自費サービスであれば、「価格だけに文句を言うだけの人」に対してはお断りする自由もあります。

Kagayaは、本当に価値を感じてくれる方に、心を込めたサービスを提供したいと思っています。

価格は、その想いを届けるためのツールのひとつ。

これからも柔軟に見直しながら、“ちょうど良い価格”を探っていきたいです。

🌟自費医療について

鍼灸治療は、単なる“癒し”や“リラクゼーション”ではなく、れっきとした医療行為です。

国家資格を持つ鍼灸師が東洋医学的な診断と知識に基づいて施術することで、症状の改善や機能回復に向けた医療的アプローチが可能になります。

しかし、現実には「鍼灸は気持ちいいマッサージと同じ」「リラクゼーション目的で利用するもの」と誤解されることも少なくありません。

もちろん“治療のためのリラックス”はとても大切なことですが、Kagayaは「癒し目的だけ」の施術は提供していません。

Kagayaの鍼灸治療は、障がい児(者)に特化した医療的な支援を目的としています。

脳神経系への微細な刺激を通じて、自律神経の安定をはかり、睡眠の質を改善したり、情緒の安定を促したりと、成長や発達をサポートするアプローチです。

東洋医学の考えでは「髄海=脳」とされ、脳の栄養や巡りが乱れることで、落ち着きがない、睡眠が浅い、学習や生活への集中が難しいなどの状態が起きるとされています。

鍼灸はこの「髄海」を整える力を持っており、Kagayaはまさにそこへアプローチしています。

また、東洋医学の核心には「自然治癒力の促進」があります。

先天的な障がいで形が元に戻ることはないかもしれませんが、身体は常に“元の健康な状態に戻ろう”とする力を持っています。

その力を引き出すのが鍼灸の真髄です。

もちろん、東洋医学だけで障がいが治るわけではありません。

西洋医学と東洋医学、それぞれに得意・不得意があります。

Kagayaが理想とするのは、その両者を補完し合う「統合医療」です。

鍼灸で身体と心のバランスを整え、リハビリテーションを受けやすい状態にする。

それにより、理学療法や作業療法、言語訓練などの効果も高まると考えています。

つまり、鍼灸は“準備の医療”でもあるのです。

そして、障がいの改善には「本人の身体」だけでなく「家庭環境」も大きな要素になります。

保護者やきょうだいが健康で、心に余裕があること。それが、継続的な支援や子どもの発達に直結します。

そのため、Kagayaは障がい児(者)だけでなく、ご家族のための鍼灸や美容鍼、リラクゼーションケアも提供していきます。

「みんなが健康でいること」——それが一番の治療だと信じています。

ご自宅でセルフケアをしたい方には、家庭用低周波治療器や、経絡図付きセルフお灸ガイドなどもおすすめです。

日常から自然治癒力を高める習慣を取り入れてみてください。

メニュー内容

鍼灸は内科疾患・運動器疾患・神経系・精神疾患など、多岐にわたる症状にアプローチできる万能な医療技術です。

ただし、すべてを網羅しようとすると専門性がぼやけてしまうこともあるため、Kagayaは障がい児(者)とその家族を対象とした特化型メニューに絞って展開しています。

以下に紹介する4つのメニューは、Kagayaが実際の訪問・実習・学びを通じて「これは必要」と感じたテーマに基づいて構成しています。

不眠ケア鍼

障がい児(者)の多くは、睡眠のリズムが乱れていたり、途中で覚醒してしまうなど、質の良い睡眠がとれていないことが多くあります。

東洋医学では「髄海=脳」を養うことで、精神安定や安眠が促されると考えられています。

睡眠に特化したツボ(神門・失眠・百会など)を活用し、落ち着きや入眠のしやすさをサポートする施術を行います。

夜間覚醒が減り、日中の情緒も安定しやすくなるため、保護者の負担軽減にもつながる施術です。

排痰促し鍼

重症心身障がい児(者)は咳反射が弱かったり、痰の排出がうまくできず肺炎リスクが高くなります。

呼吸に関わる筋肉をゆるめて呼吸のしやすさを高めつつ、肺経・腎経・脾経の流れを整えて痰の排出を促す施術です。

必要に応じて吸玉や温灸も併用します。

呼吸音がクリアになった、咳込みが減った、という実感を得られやすく、医療的ケア児の在宅生活を支える重要なケアのひとつです。

拘縮予防鍼

筋緊張が強く、思うように身体を動かせない子どもや成人の障がい者の方は、放っておくと関節が固まってしまい、拘縮や変形が起こります。

経絡的には肝経・胆経・膀胱経の筋・筋膜を意識し、持続的な刺激や局所の温灸で、柔軟性を高める施術を行います。

リハビリやストレッチ前の導入ケアにも適しています。

日常生活のQOL向上と介助負担の軽減を目指します。

リラクゼーション鍼

がんばりすぎている保護者の方の“ご褒美時間”をサポートする、癒しの鍼メニューです。

疲労回復、頭痛・肩こり・自律神経の不調などにアプローチします。

美容鍼や耳つぼも取り入れつつ、心と身体のバランスを整える施術を提供しています。

ご自宅でのセルフケアには、火を使わないお灸(せんねん灸太陽)や、耳つぼジュエリーなどもおすすめです。

施術の継続効果を高めるサポートになります。

🌟自費看護について

看護サービスといえば「訪問看護ステーション」や「医療保険で受けられるケア」が一般的なイメージですが、それにはさまざまな条件や制限があります。

週に何回まで、医師の指示書が必要、時間・内容に制限があるなど、実際の生活にフィットしきれていないケースが多々あります。

Kagayaが注目しているのは、そうした制度の“すきま”を埋める「自費看護」です。

これは、保険外で自由に提供できる、生活支援型・ケア伴走型の看護サービスです。

たとえば、障がい児の送迎、旅行・外出時の医療的ケアサポート、きょうだい児のケアの合間に親が少し休める“見守りタイム”など、保険適用外だからこそ自由度が高く、本当にニーズのある支援ができます。

そもそも、障がい児福祉は元々「親の会」やNPOが手弁当で始めた支援がベースとなり、そこから制度化された背景があります。

放課後等デイサービスの送迎も、最初は地域のボランティア活動でした。

だからこそ、「制度がないなら自分たちでつくる」というのが、この分野に関わる人たちの共通マインドでもあります。

自費看護もその延長線上にあります。

「保険ではできないけど、あったらいいよね」「お金を払ってでもお願いしたい」というサービスを、柔軟かつ誠実に提供することができます。

実際にニーズが高い自費看護サービスには、以下のようなものがあります:

  • 通院や病院受診時の付き添い
  • 医療的ケア児の学校・園活動のサポート
  • 介護者の買い物・家事代行
  • 旅行やレジャー時の医療サポート
  • きょうだい児の一時的な見守り
  • 外出付き添いや余暇活動支援

これらはすべて「誰かがやってくれたら助かるのに…」と思われている支援ですが、保険では対応できません。

だからこそ、自費という選択肢が広がっているのです。

今後は、こういった自費看護サービスに対して自治体やクラウドファンディング、企業による助成など、社会的な支援が整ってくる可能性もあります。

今はまだ新しい領域だからこそ、小さくても柔軟に始める価値があります。

Kagayaは、医療資格者だからこそできる「ちょっとの安心」と「ちょうど良い距離感」の看護を、自費でも提供していきたいと考えています。

メニュー内容(看護)

自費看護では、これまで制度ではカバーできなかった「家族のためのケア」や「暮らしの中で本当に必要な支援」を形にしたいと考えています。

訪問看護では本人のケアに限定されることが多く、介護者や家族のケアは後回しにされがちです。

だからこそ、自費で柔軟に提供できる以下のようなサービスを用意しています。

見守り看護

介護者自身の通院、きょうだい児の学校行事参加、買い物、休息、就労など「ちょっと時間がほしい」ときに、安心して外出できるように、医療的ケア児・重症児者の見守りを行います。

保険の訪問看護やヘルパーサービスと組み合わせて、柔軟にご利用いただけます。

余暇活動支援

高齢の介護者や医療機器を使用している方は、どうしても外出が制限されがちです。

そこで、看護師が付き添って散歩、公園、ショッピング、イベントなどの外出をサポート。

安全に余暇を楽しみ、「生活の質(QOL)」を高めます。

医ケア児の学校付き添い

気管吸引や経管栄養などの医療的ケアが必要な児童・生徒には、保護者が学校に付き添う必要がある場合があります。

しかし仕事や家庭の事情でそれが難しい方のために、看護師が代理で学校に付き添うサービスを提供します(自治体の許可条件に準ずる)。

プチ健康診断

介護に追われ、自身の健康管理が後回しになっている介護者の方へ。

指先でできる自己採血や簡易な尿検査によるスクリーニングで、日々の健康チェックをサポートします。

「健康弱者」となりやすい介護者自身が倒れないための、セルフケア支援を大切にします。

どのサービスも、Kagayaが看護師としての専門性福祉の視点を融合し、ご家族全体のQOL向上を目指すものです。

保険にはできないやさしさと柔軟性を、必要なご家庭へ届けていきたいと思います。

🌟自費療育について

「療育(りょういく)」とは、教育と治療を融合した支援のことです。

リハビリ的な教育と表現されることもあります。

特に発達に課題のあるお子さんにとって、早期の療育はその後の人生を大きく左右することもあります。

早期療育によって、障がいの程度が軽く済んだり、二次障がい(例:うつ、ひきこもり、問題行動)を予防できると言われています。

また、社会適応力が育ち、将来的に一般企業で就労できる可能性も広がります。

療育には様々な形があります:

  • 医療領域:理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)によるリハビリ
  • 福祉領域:児童発達支援・放課後等デイサービスなど
  • 民間・自費領域:元PT・OTが運営するリハビリ教室など(医師の指示がないため「理学療法士」とは名乗れない)

しかし、環境変化に敏感な障がい児(者)の中には、「慣れない施設に行くこと自体がストレス」となり、十分な効果が得られないケースもあります。

その点、訪問による自費療育であれば、安心できる自宅環境で行うことができ、子ども自身もリラックスして受けられます。

さらにKagayaは、鍼灸による脳神経アプローチと、感覚統合やコミュニケーション支援などの療育要素を組み合わせた独自の「統合型療育」を目指しています。

東洋医学では「髄海(ずいかい)=脳を養う」施術を通して、睡眠・情緒・運動・言語といった発達機能全体を整えていきます。

脳と身体を同時にサポートすることで、より効果的な発達支援が可能になります。

今後は、スヌーズレン療法やYNSA(山元式新頭鍼療法)など、多感覚刺激と神経調整を融合した療育にも取り組んでいく予定です。

「ただの勉強」「ただの遊び」ではない、そして「ただの治療」でもない。

その子の未来に繋がる自費療育を、一緒に考えていきませんか?

メニュー内容

鍼灸と組み合わせることでより効果が高まりますが、「鍼はちょっと不安…」という方のために、鍼なしで利用できる療育メニューもご用意しました。

訪問・オンラインどちらでも対応可能です。

身体の取り組み

障がい児(者)の多くは、バランス感覚が育ちにくかったり、身体の使い方が非効率だったりします。

定型発達をベースにした身体の動かし方や姿勢保持の工夫を、遊びや運動を通して学んでいきます。

口腔ケア・摂食訓練

食べることは「生きること」に直結します。

感覚過敏咀嚼・嚥下機能の発達に課題があるお子さんに対し、口腔ケアや食事中の姿勢調整、食具の使い方などをサポートします。

誤嚥や偏食の予防にもつながります。

学習支援

「できること」と「苦手なこと」をしっかりアセスメントし、個別性を重視した学習支援を行います。

視覚支援やタブレット教材なども活用しながら、学校や放課後等デイと連携することも可能です。

オンライン療育支援・相談

「近くに適したサービスがない」「外出が難しい」といったお悩みに応え、Zoom等を活用したオンライン相談を実施しています。

家庭でできる療育の進め方や、制度・福祉資源の活用法などもアドバイスします。

育児や療育に関する悩みは一人で抱えず、気軽に相談できる場としてご活用ください。

🌟訪問サービス案内

【対応エリア】
東京都小平市・東大和市・東村山市・立川市・国分寺市 など(詳細はお問い合わせください)

【訪問サービスのメリット】

  • 慣れた自宅で安心して施術が受けられる
  • 移動の負担がなく、家族も同席できる
  • 医療的ケア児や重度障がい児(者)にも対応可

お部屋に施術スペース(布団1枚分)があれば、基本的にどのご家庭でも対応可能です。

📩 ご相談・お問い合わせはこちら

お問い合わせはこちら

🌟まとめ

看護師には「開業権がない」とされていることから、Kagayaはあえて「開業権のある鍼灸師」を目指しました。

しかし、鍼灸学校で学ぶうちに、そもそも「開業とは何か?」という本質的な問いに直面するようになりました。

現実には、無資格の整体師やエステティシャンが自分のお店を持ち、自費サービスを提供しています。

さらには、医療職でもない経営者が看護師を雇って訪問看護ステーションを運営することも可能です。

「開業権がない」という言葉の意味は、「保険制度を利用した事業所の開設権がない」というだけのことであって、自費であれば誰でも事業を始められるという現実があると知りました。

つまり、看護師であっても、保険に依存しない働き方やサービス提供は、個人事業主として十分可能だということです。

そして、鍼灸学校で開業届や確定申告、マーケティング、価格設定といった「経営者としての視点」を学べたからこそ、より柔軟で誠実な医療・福祉の提供スタイルに気づけました。

今では、「保険が使えないから何もできない」と思い込んでいた自分から卒業し、「保険が使えないからこそ、できることがある」と思えるようになりました。

もちろん、保険内で提供できることがあればそれに越したことはありません。

しかし、保険で看護や治療を行う場合、「態度が悪い」「感謝がない」といった利用者への対応を断ることはできず、医療者自身が疲弊してしまう現実があります。

鍼灸学校の先生が言っていました。

治療者がイキイキしていなければ、治療の効果にも影響する」と。

その言葉を大切に、Kagayaは「無理なく」「誠実に」サービスを届けられる相手と、信頼関係を築いたうえで、

必要とされるケアを、必要とされる形で提供していきたいと思っています。

それがKagayaが選んだ「ジプシーナース」としての働き方であり、看護×鍼灸×療育の融合を軸にした訪問スタイルの原点です。

-きらぼし成長日記