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東洋医学

~陰陽学説と五行学説~

陰陽論

陰陽のリズム現象はどれか。

  1. 陰陽制約
  2. 陰陽可分
  3. 陰陽消長
  4. 陰陽転化

生体リズムに関する陰陽学説で最も適切なのはどれか。

  1. 陰陽互根
  2. 陰陽消長
  3. 陰陽対立
  4. 陰陽制約

陰陽のバランスが時間とともに変化するのはどれか。

  1. 陰陽互根
  2. 陰陽消長
  3. 陰陽転化
  4. 陰陽可分

「陰が不足すれば陽が優勢となり、陽が不足すれば陰が優勢となる」を表現するのはどれか。

  1. 陰陽制約
  2. 陰陽転化
  3. 陰陽消長
  4. 陰陽互根

陰陽のバランスが時間とともに変化するのはどれか。

  1. 陰陽消長
  2. 陰陽互根
  3. 陰陽可分
  4. 陰陽対立

陰陽法則で陰陽消長を表現しているのはどれか。

  1. 陰中に陽あり、陽中に陰あり。
  2. 陰実するときは陽も実し、陰虚するときは陽も虚す。
  3. 陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる。
  4. 陰虚すれば陽実し、陽虚すれば陰実す。

陰陽関係で、陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる法則はどれか。

  1. 陰陽可分
  2. 陰陽互根
  3. 陰陽消長
  4. 陰陽転化

陰陽の関係で「寒い日には活動して冷えすぎないようにする」のはどれか。

  1. 陰陽転化
  2. 陰陽互根
  3. 陰陽制約
  4. 陰陽消長

陰陽の相互関係

  • 対立
    • 陰と陽は相反する属性で成り立っている
  • 互恨
    • 陰陽の相互依存
    • 対立した組み合わせは、どちらか一方だけでは成立しないこと
  • 制約
    • 対立した組み合わせは、互いに制約し合っている
    • 寒い日には活動して冷えすぎないようにする
  • 消長
    • 陰陽の量の増減
    • 陰虚すれば陽実し、陽虚すれば陰実す
    • 陰が不足すれば陽が優勢となり、陽が不足すれば陰が優勢となる
  • 転化
    • 陰陽の質的な変化
    • 陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる
  • 可分
    • あらゆる事物は陰と陽に分類できる
    • 事物を陰陽に無限に分割できる

陰陽の分類について正しい組合せはどれか。

  1. 営 ─── 陰
  2. 腹 ─── 陽
  3. 血 ─── 陽
  4. 津 ─── 陰

陰陽の属性が同じ組合せはどれか。

  1. 魄 ─── 腹
  2. 左 ─── 偶数
  3. 遅 ─── 凸
  4. 温 ─── 西

陰陽学説で同じ属性の組合せはどれか。

  1. 左側 ――― 衛気
  2. 静止 ――― 急性
  3. 内部 ――― 上部
  4. 奇数 ――― 老年

陰中の陽の臓はどれか。

陽中の陰の臓はどれか。

陽中の陽の臓と表裏関係にあるものはどれか。

  1. 小腸
  2. 大腸
  3. 三焦

陽中の陰の臓が剋する臓の生理作用はどれか。

  1. 疏泄を主る
  2. 血を主る
  3. 運化を主る
  4. 水を主る

陰陽

  • 臓腑の陰陽
    • 臓:陰
    • 腑:陽
  • 五臓の陰陽
    • 胸部にある心、肺:陽
    • 腹部にある肝、腎:陰
陽中の陽
陽中の陰
陰中の至陰
陰中の陽
陰中の陰

五行論

五行分類

曲直炎上稼穡従革潤下

五行色体表

ゴロ
かん・しん・ひ・はい・じん
小腸大腸膀胱たん・しょうちょう・い・だいちょう・ぼうこう
あお・あか・き・しろ・くろ
生長か収蔵
湿ふね、失踪か
各地球、小雨
そう・しょう・こう・せい・ふ
面色そうめん、唇に毛髪
もく・ぜつ・こう・び・じ
るい・かん・えん・てい・だ
さんく、かんしんかん
血脈肌肉金欠で肌肉と皮骨
こん・しん・い・はく・し
げん・こう・たい・もう・こく
ど・き・し・ゆう・き
久行久見久坐久臥久立こう・み・ざ・が・り

五行色体表について正しい記述はどれか。

  • 汗は肝に属する。
  • 肌肉は脾に属する。
  • 爪は肺に属する。
  • 目は腎に属する。

五行論で誤っている記述はどれか。

  • 相生と相剋の法則がある。
  • 色体表は臓腑の病変の診断に応用される。
  • 難経六十九難による治療法に活用される。
  • 五行論は陰陽論を含む。

経脈における五行の関係について誤っている記述はどれか。

  • 肺経の相剋の経は脾経である。
  • 心経の相生の経は肝経である。
  • 膀胱経の子経は胆経である。
  • 腎経の母経は肺経である。

五行色体に基づく肝の症状で誤っている記述はどれか。

  • 爪が変形する。
  • うなり声が出る。
  • 涙がよく出る。
  • 顔色が青い。

五行色体でみた肺・大腸の症状はどれか。

  • 顔や皮膚が黄ばみ、唇が荒れやすい。
  • 目が青みがかって、手足の腱が痛む。
  • 顔がほてりのぼせて赤く、脈動が強い。
  • 皮膚が色白で、弱い声で話す。

五行色体で精神状態を診るのはどれか。

  • 五志
  • 五主
  • 五根
  • 五悪

五志に含まれないのはどれか。

五神の意を蔵すのはどれか。

五行の色体表で耳が属するのはどれか。

  • 五根
  • 五腑
  • 五支
  • 五主

脾の臓は五行のどれに所属するか。

五行の木に属するのはどれか。

  • 臊(五香)
  • 黄(五色)
  • 鹹(五味)
  • 魄(五精)

五行の土に属するのはどれか。

  • 湿

五行の土に属さないのはどれか。

  • 辛み
  • 黄色
  • 香ばしい

五行の土に属する臓腑について正しいのはどれか。

  • 降濁作用
  • 奇恒の腑
  • 作強の官
  • 第3胸椎に付着

五行の金に属するのはどれか。

五労で正しいのはどれか。

  • 久しく坐すは肺を傷る。
  • 久しく臥すは脾を傷る。
  • 久しく視るは心を傷る。
  • 久しく行くは腎を傷る。

五労で正しいのはどれか。

  • 久しく視ると血を傷る。
  • 久しく歩くと肉を傷る。
  • 久しく立つと筋を傷る。
  • 久しく坐ると気を傷る。

五味に属さない味はどれか。

  • すっぱい
  • 渋い
  • 苦い
  • 辛い

五気で乾燥性の外邪に犯されやすい臓はどれか。

組み合わせ問題

五行色体の組合せで正しいのはどれか。

  • 爪 ――― 神
  • 香 ――― 鼻
  • 唾 ――― 呻
  • 辛 ――― 思

五行色体の組合せで正しいのはどれか。

  • 暑 ─── 徴
  • 甘 ─── 骨
  • 髄秋 ─── 思
  • 青 ─── 舌

五行色体の組合せで正しいのはどれか。

  • 耳 ――― 腥
  • 暑 ――― 筋
  • 辛 ――― 思
  • 唇 ――― 意

五行色体の組合せで正しいのはどれか。

  • 肌肉 ─── 腥
  • 皮 ──── 髪
  • 筋 ──── 呼
  • 血脈 ─── 涎

五行色体の組合せで正しいのはどれか。

  • 辛 ――― 口
  • 唾 ――― 爪
  • 焦 ――― 咳
  • 歌 ――― 宮

五行色体の関係で正しい組合せはどれか。

  • 髄 ───── 心
  • 肌肉 ──── 脾
  • 毛 ───── 肝
  • 目 ───── 腎

五行色体の関係で正しい組合せはどれか。

  • 木 ─── 汗
  • 火 ─── 涙
  • 土 ─── 涎
  • 金 ─── 唾

五行色体で正しい組合せはどれか。

  • 黒 ――― 焦
  • 赤 ――― 香
  • 黄 ――― 腥
  • 青 ――― 臊

五行色体の組合せで誤っているのはどれか。

  • 涕 ─── 五香
  • 徴 ─── 五音
  • 辛 ─── 五味
  • 立 ─── 五労

五行色体の組合せで誤っているのはどれか。

  • 辛 ─── 鼻
  • 焦 ─── 咳
  • 歌 ─── 宮
  • 液 ─── 唾

五行色体で共に土に属する組合せはどれか。

  • 涎 ─── 味
  • 湿 ─── 怒
  • 意 ─── 呻
  • 甘 ─── 商

五行色体で共に金に属するものの組合せはどれか。

  • 臊 ─── 羽
  • 香 ─── 呻
  • 焦 ─── 商
  • 腥 ─── 哭

五労と傷られる臓が現す症状の組合せで正しいのはどれか。

  • 久坐 ――― 呑
  • 久立 ――― 咳
  • 久視 ――― 語
  • 久臥 ――― 欠

五行色体における五臓と五労の組合せで誤っているのはどれか。

  • 腎 ――― 久立
  • 脾 ――― 久坐
  • 肝 ――― 久視
  • 肺 ――― 久臥

五悪(五気)と五腑との組合せで正しいのはどれか。

  • 風 ─── 大腸
  • 寒 ─── 胃
  • 燥 ─── 膀胱
  • 暑 ─── 小腸

五臓と五色との対応で正しいのはどれか。

  • 肺 ─── 黄
  • 心 ─── 青
  • 腎 ─── 黒
  • 脾 ─── 赤

五行色体における五脈と五病の組合せで正しいのはどれか。

  • 弦 ─── 呑
  • 代 ─── 咳
  • 毛 ─── 語
  • 石 ─── 欠

五行色体における五主と五官の組合せで正しいのはどれか。

  • 肌肉 ─── 鼻
  • 筋 ──── 舌
  • 皮毛 ─── 口
  • 骨 ──── 耳

五行と五声との組合せで正しいのはどれか。

  • 木 ─── 呻
  • 金 ─── 哭
  • 火 ─── 呼
  • 水 ─── 歌

五臓と五液との組合せで正しいのはどれか。

  • 心 ─── 涎
  • 肝 ─── 汗
  • 肺 ─── 涕
  • 脾 ─── 涙

五臓と五志との組合せで正しいのはどれか。

  • 肝 ─── 思
  • 腎 ─── 恐
  • 脾 ─── 喜
  • 肺 ─── 怒

五臓と五味との組合せで正しいのはどれか。

  • 肺 ─── 苦
  • 心 ─── 酸
  • 肝 ─── 辛
  • 脾 ─── 甘

五臓と五主との組合せで正しいのはどれか。

  • 脾 ─── 肌肉
  • 心 ─── 筋
  • 腎 ─── 皮毛
  • 肝 ─── 血脈

五臓と五香との組合せで正しいのはどれか。

  • 脾 ─── 腥
  • 心 ─── 香
  • 肺 ─── 焦
  • 腎 ─── 腐

五臓と五役との組み合わせで正しいのはどれか。

  • 腎 ─── 声
  • 肝 ─── 味
  • 心 ─── 臭
  • 肺 ─── 色

五臓と五主との組合せで正しいのはどれか。

  • 肝 ─── 皮毛
  • 脾 ─── 肌肉
  • 肺 ─── 血脈
  • 心 ─── 筋

五行と五香との組合せで正しいのはどれか。

  • 火 ─── 香
  • 木 ─── 臊
  • 金 ─── 腐
  • 土 ─── 腥

五臓と五労との組合せで誤っているのはどれか。

  • 腎 ─── 久しく立つ。
  • 肝 ─── 久しく視る。
  • 脾 ─── 久しく坐す。
  • 肺 ─── 久しく臥す。

臓腑の働きと五華の組合せで正しいのはどれか。

  • 精を蔵する ――― 爪
  • 血を蔵する ――― 面色
  • 営を蔵する ――― 唇
  • 神を蔵する ――― 毛

五声と五音との組合せで正しいのはどれか。

  • 歌 ─── 徴
  • 呼 ─── 羽
  • 言 ─── 角
  • 哭 ─── 商

五行と五臓との組合せで正しいのはどれか。

  • 水 ─── 肝
  • 土 ─── 腎
  • 木 ─── 肺
  • 火 ─── 心

五臓と五主との組合せで正しいのはどれか。

  • 脾 ─── 筋
  • 心 ─── 血脈
  • 肺 ─── 骨
  • 肝 ─── 肌肉

五臓と五根との組合せで正しいのはどれか。

  • 肝 ─── 鼻
  • 心 ─── 舌
  • 脾 ─── 耳
  • 肺 ─── 目

五臓と五香との組合せで正しいのはどれか。

  • 肺 ─── 腐
  • 肝 ─── 臊
  • 心 ─── 香
  • 腎 ─── 腥

五臓と五悪との組合せで正しいのはどれか。

  • 脾 ─── 暑
  • 肺 ─── 風
  • 心 ─── 湿
  • 腎 ─── 寒

五臓と五液との組合せで誤っているのはどれか。

  • 肝 ─── 涙
  • 脾 ─── 涎
  • 心 ─── 汗
  • 腎 ─── 涕

五臓と五色との組合せで正しいのはどれか。

  • 肝 ─── 赤
  • 脾 ─── 黄
  • 肺 ─── 黒
  • 腎 ─── 青

五臓と五精との組合せで正しいのはどれか。

  • 肝 ─── 魄
  • 肺 ─── 魂
  • 脾 ─── 意
  • 心 ─── 精

五味と五香の組合せで正しいのはどれか。

  • 苦い ───── 腐れくさい
  • 甘い ───── 脂くさい
  • 辛い ───── 生ぐさい
  • 塩からい ─── 焦げくさい

五主と五色との組合せで正しいのはどれか。

  • 肌肉 ──── 白
  • 骨 ───── 黄
  • 皮毛 ──── 黒
  • 筋 ───── 青

五志と五臓との組合せで正しいのはどれか。

  • 恐 ─── 脾
  • 喜 ─── 肺
  • 怒 ─── 肝
  • 憂 ─── 心

五臓と五官との組合せで正しいのはどれか。

  • 心 ――― 鼻
  • 腎 ――― 耳
  • 肝 ――― 舌
  • 肺 ――― 口

相生関係の問題

相生

  • 循環的な産生のこと
  • ひとつの素材が別の素材を生み出すという概念
  • 木生火
  • 火生土
  • 土生金
  • 金生水
  • 水生木

相生関係で正しい記述はどれか。

  • 小腸は大腸を生じる。
  • 心は腎を生じる。
  • 脾は肺を生じる。
  • 肝は胆を生じる。

相生関係で正しい記述はどれか。

  • 土は金を生じる。
  • 火は木を生じる。
  • 金は火を生じる。
  • 木は水を生じる。

五臓の相生関係で正しい記述はどれか。

  • 脾は心の母である。
  • 肺は心の子である。
  • 肝は肺の子である。
  • 腎は肝の母である。

五臓の相生関係で誤っている記述はどれか。

  • 肝は心をたすける。
  • 心は肺をたすける。
  • 肺は腎をたすける。
  • 腎は肝をたすける。

腎と相生関係にある臓の生理作用はどれか。

  • 疏泄
  • 統血
  • 昇清
  • 納気

五行色体で相生関係にある組合せはどれか。

  • 唇 ――― 涎
  • 恐 ――― 神
  • 涙 ――― 香
  • 鼻 ――― 寒

五行色体で相生関係にある組合せはどれか。

  • 香 ――― 魄
  • 唾 ――― 赤
  • 春 ――― 歌
  • 苦 ――― 燥

五行色体で相生関係にある組合せはどれか。

  • 志 ――― 神
  • 蔵 ――― 生
  • 語 ――― 呑
  • 鈎 ――― 毛

相剋関係の問題

相剋

  • 相互に制約し合うこと
  • 木剋土
  • 土剋水
  • 水剋火
  • 火剋金
  • 金剋木

五行の相剋で正しい記述はどれか。

  • 金は水を剋す。
  • 土は金を剋す。
  • 木は火を剋す。
  • 火は金を剋す。

相剋関係で正しい記述はどれか。

  • 腎は心を剋す。
  • 脾は胃を剋す。
  • 肝は肺を剋す。
  • 膀胱は胆を剋す。

相克関係で正しい記述はどれか。

  • 火は木を剋す
  • 木は土を剋す
  • 土は火を剋す
  • 金は水を剋す

相剋関係について正しい記述はどれか。

  • 胆は大腸を剋する。
  • 肝は脾を剋する。
  • 小腸は膀胱を剋する。
  • 心は腎を剋する。

胆を剋する腑の生理作用はどれか。

  • 清濁の分別
  • 津液の輸布
  • 糟粕の伝化
  • 水穀の受納

心が剋する臓の生理作用はどれか。

  • 神明を主る。
  • 統血を主る。
  • 治節を主る。
  • 発育を主る。

心を剋する臓の生理作用はどれか。

  • 運化
  • 統血
  • 納気
  • 治節

心と相剋関係にある臓の生理作用はどれか。

  • 昇清
  • 降濁
  • 粛降
  • 疏泄

腎を剋する臓の生理作用はどれか。

  • 精を蔵す。
  • 血を蔵す。
  • 統血を主る。
  • 気を主る。

気血を化生する臓が剋する臓について正しいのはどれか。

  • 血を主る。
  • 魂を蔵する。
  • 耳に開竅する。
  • 発汗を調節する。

五行色体で相剋関係にある組合せはどれか。

  • 憂 ─── 噦
  • 面 ─── 唇
  • 汗 ─── 涕
  • 焦 ─── 臊

五行色体で相剋関係にある組合せはどれか。

  • 筋 ―――― 唾
  • 肌肉 ――― 涕
  • 皮毛 ――― 汗
  • 血脈 ――― 涎

五行色体で相剋関係にある組合わせはどれか。

  • 酸 ―――― 鹹
  • 汗 ―――― 涎
  • 久坐 ――― 久臥
  • 面色 ――― 毛

次の組合せのうち各々が属する五行が相剋関係にあるのはどれか。

  • 坐 ─── 臥
  • 唾 ─── 涙
  • 魄 ─── 魂
  • 握 ─── 憂

相剋関係にある経脈の絡穴の組み合わせはどれか。

  • 公孫 ――― 偏歴
  • 飛揚 ――― 内関
  • 外関 ――― 通里
  • 蠡溝 ――― 大鍾

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