認知症
軽度認知障害(MCI)
- 軽度認知障害(MCI)
- 物忘れの訴えがある
- 全般的な認知機能は正常範囲
- 日常生活動作は自立している
- アルツハイマー型認知症
- 最も多い
- 記憶障害
- 見当識障害
- 被害妄想
- 理解力低下
- 判断力低下
- 失行、失認
- アミロイドβ蛋白、老人班
- 大脳の萎縮
- 脳血管型認知症
- 階段状に悪化
- まだら認知症
- 脳血管障害の既往
- レビー小体型認知症
- 認知機能に日内変動がある
- 幻視、幻覚
- パーキンソン症状
- レム睡眠行動障害
- 前頭側頭型認知症(ピック病)
- 人格障害、行動障害が先行
- 反社会的行動
アルツハイマー病で正しいのはどれか。
- ラクナ塞の多発により発症する。
- アミロイドβ蛋白質が蓄積する。
- 初期には記銘力障害はみられない。
- MRI検査では前頭葉の萎縮が特徴的である。
アルツハイマー病の症状で正しいのはどれか。
- まだら認知症
- 物盗られ妄想
- はぐらかし対応
- パーキンソン症状
アルツハイマー病で適切な記述はどれか。
- 大脳皮質に老人斑を認める。
- 病初期からゲルストマン症候群がみられる。
- 片麻痺がみられる。
- まだら認知症が特徴的である。
まだら認知症がよくみられるのはどれか。
- 前頭側頭型認知症
- 脳血管性認知症
- アルツハイマー型認知症
- レビー小体型認知症
まだら認知症がよくみられるのはどれか。
- パーキンソン病
- アルツハイマー型老年認知症
- ピック病
- 脳血管性認知症
症状の階段状悪化がよくみられるのはどれか。
- 前頭側頭型認知症
- レビー小体型認知症
- 血管性認知症
- アルツハイマー型認知症
精神保健について正しいのはどれか。
- 統合失調症は脳の気質的疾患である。
- 認知症では夜間せん妄を生じやすい。
- うつ病では見当障害を生じいやすい。
- 適応障害の主症状は幻聴である。
自己免疫異常による疾患でないのはどれか。
- 全身性エリテマトーデス
- 関節リウマチ
- クロイツフェルト・ヤコブ病
- 原発性胆汁性肝硬変症
ウイルス感染症でないのはどれか。
- 伝染性単核球症
- C型肝炎
- クロイツフェルト・ヤコブ病
- 成人T細胞白血病
プリオン病に分類される疾患はどれか。
- クロイツフェルト・ヤコブ病
- エボラ出血熱
- オウム病
- ワイル病
錐体外路疾患はどれか。
- ハンチントン病
- ギラン・バレー症候群
- 多発ニューロパチー
- 重症筋無力症
知能低下をきたす疾患はどれか。
- 神経症
- うつ病
- アルツハイマー病
- 精神分裂病
精神発達遅滞の原因で誤っているのはどれか。
- 代謝異常
- 妊娠中の異常
- アルツハイマー病
- 脳炎
認知症の初期症状として人格障害が特徴的なのはどれか。
- アルツハイマー病
- レビー小体型認知症
- 脳血管性認知症
- ピック病
我が国における認知症のうち、アルツハイマー型に次いで多いのはどれか。
- 血管性
- 前頭側頭型
- レビー小体型
- アルコール性
中毒性疾患でないのはどれか。
- スモン
- 水俣病
- イタイイタイ病
- アルツハイマー病
疾患と沈着物との組合せで適切なのはどれか。
- アルツハイマー病---アミロイド
- 痛風---脂肪
- 黄疸---リポフスチン
- 動脈硬化症---グリコーゲン
疾患と検査との組合せで適切でないのはどれか。
- アルツハイマー病---髄液検査
- 多発神経炎---筋電図
- 脳腫瘍---MRI
- てんかん---脳波
認知症の症状とその原因となる病態の組合せで正しいのはどれか。
- トイレ以外で放尿する---失行
- テレビのリモコンが使えない---失認
- 「財布がない」と大騒ぎをする---記銘力障害
- 料理ができない---見当識障害
認知症検査
- 改訂長谷川式簡易知能評価スケール
- 年齢
- 日時の見当識
- 言葉の記銘
- 100から7を順番に引き算
- 数字の逆唱
- ミニ•メンタル•ステート•テスト(MMSE)
- 時間の見当識
- 場所の見当識
- 即時想起
- 計算
- 遅延再生
- 物品呼称
- 文の復唱
- 口頭指示
- 書字指示
- 自発書字
- 図形模写
改訂長谷川式簡易知能評価スケールの質問内容で誤っているのはどれか。
- 年齢
- 言葉の記憶
- 数字の逆唱
- 漢字の読み
改訂版長谷川式簡易知能評価スケールの質問内容として誤っているのはどれか。
- お歳はいくつですか。
- 右手を上げて下さい。
- これから言う数字を逆から言って下さい。
- 100から7を順番に引いて下さい。
改訂長谷川式簡易知能評価スケールで正しい質問はどれか。
- 足し算
- 生年月日
- 数字の逆唱
- 昨日の出来事
改訂長谷川式簡易知能評価スケールの評価項目で正しいのはどれか。
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 年齢
改訂長谷川式簡易知能評価スケールの質問で、アルツハイマー病では病初期から答えられないのはどれか。
- お歳はいくつですか。
- 100から7を順番に引いてください。
- これから言う3つの言葉を言ってみてください。
- 先ほど覚えてもらった言葉をもう一度、言ってみてください。
改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)にはなく、MMSEにある評価項目はどれか。
- 計算
- 図形模写
- 時間の見当識
- 単語の直後再生
高齢者の認知機能の評価法はどれか。
- MMSE
- バーセルインデックス
- ロコモ度テスト
- 改訂PGCモラールスケール
高齢者の認知機能を評価するのはどれか。
- MMSE
- ハミルトン評価尺度
- バーセルインデックス
- 改訂PGCモラールスケール
軽度認知障害(MCI)について最も適切なのはどれか。
- 日常生活能力が低下している。
- 全般的な認知機能が低下している。
- 記憶低下の訴えがある。
- 1年以内に認知症を発症する。
「69歳の女性。10年前から高血圧症にて内服加療中。時々右上下肢のしびれを自覚していたが、最近物忘れがひどくなってきた。また、わけもなく泣いたりすることも多い。物忘れが多いわりには判断力は保たれている。」最も考えられるのはどれか。
- アルツハイマー病
- 脳血管性認知症
- ピック病
- プリオン病
「55歳の男性。物忘れが多く、買い物をすることも困難になった。自分の部屋に戻れないことがある。睡眠障害はあるが、幻覚、妄想はみられい。」最も考えられるのはどれか。
- 統合失調症
- アルツハイマー病
- ピック病
- パーキンソン病
「55歳の男性。物忘れが多く、買い物をすることも困難になった。自分の部屋に戻れないことがある。睡眠障害はあるが、幻覚、妄想はみられい。」マッサージで改善が期待できるのはどれか。
- 記億障害
- 見当識障害
- 睡眠障害
- 遂行機能障害
「78歳の女性。最近、物忘れと意欲の低下がみられたことから受診した。診察の結果、認知症と診断された。」認知症の中核症状はどれか。
- 徘徊
- 抑うつ
- 睡眠障害
- 判断力の低下
「69歳の女性。10年前から高血圧症にて内服加療中。時々右上下肢のしびれを自覚して
いたが、最近物忘れがひどくなってきた。また、わけもなく泣いたりすることも多い。物忘れが多いわりには判断力は保たれている。」この症例に対する対応で適切でないのはどれか。
- 要求があった場合は、それを満たすように対応する。
- 失敗した時は叱る。
- 外出を希望した場合は、断らず付き合う。
- 簡単な仕事を与え、それができればほめる。
「78歳の女性。最近、物忘れと意欲の低下がみられたことから受診した。診察の結果、認知症と診断された。」本症例の対応で、してはならないのはどれか。
- 間違ったことをしたら注意する。
- 本人の動作のペースに合わせる。
- ゆっくりと話しかける。
- 目線の高さを相手に合わせる。
「80歳の男性。1年前から夜間に人や子どもが見え、本当に人がいるように話しかけることもある。半年前から次第に動作が鈍くなってきた。最近は物忘れも出現している。」本症例で動作が鈍くなってきた原因として正しいのはどれか。
- 下肢筋力の低下
- 歩行失行
- パーキンソニズム
- 深部感覚障害
「80歳の男性。1年前から夜間に人や子どもが見え、本当に人がいるように話しかけることもある。半年前から次第に動作が鈍くなってきた。最近は物忘れも出現している。」本症例でさらに確認すべき症状はどれか。
- 物盗られ妄想
- 認知機能の日内変動
- 症状の階段状の悪化
- 欲動的な行動
知熱灸を行う際に最も注意を要するのはどれか。
- 認知症
- 関節リウマチ
- 骨粗鬆症
- 過敏性腸症候群