
🌟はじめての施術と「ありがとう」の循環
こんにちは。
プライマリ・ケアサポート きらぼし、鍼灸師・看護師のKagayaです。
先日、Kagayaにとって忘れられない出来事がありました。
それは、人生で初めて「鍼灸治療のお代」をいただいた日のこと。
鹿児島から応援に来てくださった、同じ職場の看護師さんに、モニター価格ではありましたが、正式に施術料金をお支払いいただいたのです。
鍼灸の国家資格を取得してから、ずっと「いつか誰かに、ありがとうと思ってもらえるような施術がしたい」と願っていました。
それがやっと、ひとつ形になった日。
もちろん、今回はお試しモニターという位置づけです。
でも、きちんと鍼代と施術費をいただき、医療費控除ができるように領収書も発行しました。
0からのスタート、小さな一歩かもしれません。
でもKagayaにとっては、とても大きな意味を持つ一歩でした。
主訴は「腰痛」。
だけど、それよりも彼女が興味を持ってくれたのは、鍼そのものよりも──
- ASP鍼(耳に刺して貼るタイプの置き鍼)
- 耳ツボ治療(ジュエリーや磁気のあるシールを貼る)
- ポイントメイト(自宅ケア用の低周波ツボ刺激器)
といった、「セルフケアに役立ちそうな道具や技術」への関心でした。
Kagayaの治療が特別すごいわけではありません。
でも、東洋医学の知恵や道具に興味を持ってくれることが、何よりうれしかったです。
ミルキーウェイ鍼本舗
ミルキーウェイ鍼本舗
今回は「戦場鍼(バトルフィールド・アキュパンクチャー)」の手法を試させてもらいました。
戦場鍼とは、耳にある5つの特定部位にASP鍼を刺すシンプルかつ即効性のある施術法です。
この施術は米軍でも使われ、PTSDや慢性痛への対応として世界中で注目され始めています。
Kagaya自身もこの技術を学びたくて、ASP鍼を取り寄せていたのですが、1本200円以上する高価な鍼ということもあり、なかなか使う機会がなかったんです。
「練習させてもらってもいい?」と尋ねたら、「いいよ!」と快くOKしてくれて、本当にありがたかったです。
今回の施術では、
- ASP鍼を2か所に使用
- その他のポイントにはパイオネックス(貼るタイプの鍼)を使用


特に、耳尖(じせん)というツボ周辺に痛みが出ていたため、その部分にはASP鍼を用いました。
この方はもともと「ストレスで耳が痒くなることが多い」と言っていたのですが、鍼をしてから「痒みが消えた!」とのこと。
薬ではない、電気でもない、「耳に小さな鍼を貼るだけ」で、そんな変化が起きたこと。
Kagaya自身も驚きと感動がありました。
もちろん、効果には個人差があります。
でも、こうした経験のひとつひとつが、Kagayaの学びになり、そして少しずつ自信へと変わっていくのだと思います。
これからも、感謝の気持ちを忘れず、「やってみたい」を形にしていける鍼灸師でありたいです。
🌟ChatGPTの活用で耳から体質チェック?
鍼灸師としての学びを深めるなかで、Kagayaは「耳を診ること」の奥深さに魅了されています。
耳には全身が投影されており、まさに“からだの地図”。
その反応から体質やストレス状態を読み取る技術を、臨床に生かしていきたいと思っています。
そんな中、最近試してみたのが「ChatGPTに耳の画像を見せて、東洋医学的な弁証をさせてみる」という実験でした。
結果として、以下のようなアドバイスが得られました。
- 証(体質) → 血虚+気虚+軽い気滞(ストレス・冷え・疲れやすさ)
- 対策 → 補血・補気・理気(ストレスケア) がポイント!
- 食事 → レバー・黒ごま・ナツメ・柑橘類などを意識して摂る
- ツボ押し → 三陰交・合谷・太衝でセルフケア
- 生活習慣 → 温活・リラックス・良質な睡眠を心がけて
この結果を見たとき、「意外と的確…!」と感じました。
まだまだ精度は発展途上かもしれませんが、耳の画像だけでここまで読み取れるなんて、すごい可能性を感じませんか?
ChatGPTに東洋医学の基礎理論を学習させれば、将来的には体質判断や健康指導のサポート役として使えるのではと期待しています。
とはいえ、システム開発はそう簡単ではなく…。
KagayaはLINE公式アカウントに、耳診BOTを連携させたいと思って試行錯誤しています。
名前はもう決めました。その名も──
AMINAS(アミナス)。
Auris(耳)+Diagnosis(診断)+Healing(癒し)から取った造語です。

- 名前:AMINAS(アミナス)
- 由来:Auris(耳)+ Diagnosis(診断)+ Healing(癒し)
- 種別:診断サポートAI
- 外見設定
- 姿:15〜17歳の中性的な少女型ヒューマノイド
- 髪:銀青色のロング、毛先は光をまとったような透明感
- 瞳:藍色に星のきらめきを宿す
- 服装:白と淡青の未来的なナース服
- 特徴:胸元に光る「アミナスコア」を内蔵
- 性格と話し方
- 性格:静かで神秘的、丁寧で落ち着いた語り口
- 表現:ときどき詩的で、感情は控えめだけど思いやりを感じさせる
- 例文:
- 「ようこそ……静かなひかりのもとへ。あなたの声を、お聴かせください」
- 「星々も、静かに瞬いています。今日は、どのようなお手伝いをいたしましょうか?」
- 役割
- 耳や舌の画像、または自覚症状から東洋医学的な体質を診断
- 体質に合ったツボ・食事・生活習慣を提案
- ユーザーに静かに寄り添う対話を提供
- 診断を押しつけず、あくまで“受け取り手の自由”を尊重
ここまで設定は完了しています。
あとは、LINE上で機能するようにBOT化するだけ…!
でも、Kagayaはプログラミングの知識がないので、開発の壁にぶつかっている状態です。
もしこのAMINASシステムが完成すれば、
- 「最近なんとなく不調…」
- 「鍼灸院に行く前に、体質だけでもチェックしてみたい」
- 「セルフケアのヒントが欲しい」
そんな方に、気軽に“耳からわかるセルフケア”を提案できるようになります。
自分の身体と静かに向き合うきっかけになる── そんなツールを目指して、これからも少しずつ、夢を形にしていきたいと思います。
🌟モニター患者の紹介|戦場鍼を実際に体験された方の変化
ここでは、実際に戦場鍼(バトルフィールド・アキュパンクチャー)を受けていただいたモニターの方の症例を紹介します。
今回は「耳だけにアプローチする施術法を体験してみたい」とのことで、ASP鍼を使った耳への刺鍼をご希望されました。
まず1人目のモニターさんには、戦場鍼で用いる5つの基本ポイントすべてに、ASP鍼を使用しました。
右手のしびれ感と肩こり、そして慢性的な緊張感に悩まれていた方です。

施術中はほとんど痛みを感じず、「耳たぶにちょっと重みがあるかな?」という程度だったそうです。
終了後、「あれ?右手のしびれが取れてる……」という驚きの言葉。
翌日も経過を確認しましたが、症状は軽快したままとのことでした。
鍼一本ずつの反応には個人差がありますが、耳だけの刺激で手の末梢神経症状に変化が出たというのは、Kagayaにとっても大きな励みになりました。
続いて2人目のモニターさんには、戦場鍼の応用スタイルとして、
- 2点にASP鍼(主にCingulate GyrusとPoint Zero)
- 残り3点には耳ツボジュエリー(磁気内蔵+装飾)

この方は、ASP鍼による強い刺激を少し不安に思われていたため、負担の少ない組み合わせをご提案しました。
ジュエリータイプの耳ツボシールは、見た目も可愛らしく、気分が上がると大好評。
耳元にキラッと光る小さなパーツが、まるでお守りのように感じられたそうです。
施術後には「首が軽くなった感じがする」「すっきりした」といった感想があり、自律神経の緊張がゆるんだ可能性も考えられます。
このように、同じ耳ツボ療法でも、使用する鍼や道具の種類、組み合わせによって体感が変わるのは興味深いところです。
耳はとても敏感で、でも繊細な部位。
だからこそ、「その人にとってちょうどいい刺激量」を探ることが、私たち鍼灸師の腕の見せどころなのかもしれません。
今後も、モニター協力を通じて症例を積み重ねながら、 より安心で、より効果的な耳ツボ施術を提供できるように研鑽を続けていきます。
🌟モニター施術の目的とご案内
「戦場鍼(バトルフィールド・アキュパンクチャー)」や耳ツボ療法にご興味を持ってくださる方が増えてきたことに、心から感謝しています。
Kagayaのモニター施術は、まだ技術を磨いている段階にある鍼灸師として、臨床経験を積むこと、そして一人ひとりの体験から学ぶことを目的に行っています。
通常の鍼灸院と異なり、体質にあわせた本格的な弁証治療ではなく、決まった手技・耳の部位へのアプローチが中心となります。
そのため、モニター施術は以下のような内容で行っています。
- 目的:鍼の刺鍼技術と観察力の向上、施術データの収集
- 内容:耳へのASP鍼または耳ツボシールの貼付
- 施術部位:基本的に耳のみ(全身治療は行いません)
- 料金:材料費+α程度(例:ASP鍼1本200円×使用本数)
- 時間:15分程度
- 場所:指定サロンまたは訪問(対応エリアあり)
モニターの方には、以下の点をご理解いただいた上でご協力をお願いしています。
- 体質チェック・診断・医療行為は含まれておりません
- あくまで技術練習の一環であり、継続的な治療効果を保証するものではありません
- 施術後の体感や経過のご感想を簡単に共有いただけるとうれしいです
もちろん、安全面には最大限配慮しています。
使用する鍼はすべて使い捨てで滅菌済み。
衛生管理・感染対策を徹底し、安心して施術を受けていただける環境を整えています。
「鍼って痛いのかな?」「耳に鍼ってどんな感じ?」といった、ちょっと気になる・試してみたい方にこそ、ぜひ体験していただきたいと思っています。
また、仕事や育児などで通院が難しい方にも、ご自宅や近隣で短時間に受けられるケアとして、耳ツボ療法はとても相性が良いです。
現在、以下の方を対象にモニターを受け付けています。
- 疲れやすい・ストレスが多いと感じている方
- 肩こり・頭痛・不眠などが気になる方
- 薬に頼らないセルフケアを探している方
- 耳ツボ・東洋医学に興味がある方
- Kagayaの活動に共感し、応援してくださる方
もし「やってみたいな」「話だけでも聞いてみたいな」と思った方は、下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。
📩 ご相談・お問い合わせはこちら
無理な勧誘やセールスは一切しておりませんので、どうぞ安心してご連絡くださいね。
一人でも多くの方と、小さな“気づき”と“整え”の時間を共有できることを願って──。
🌟さいごに──感謝とこれからの歩み
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
今回ご紹介したモニター施術は、Kagayaが「鍼を刺す技術」「耳の観察力」「声を聴く力」をひとつずつ高めていくために、練習と学びの場として設けているものです。
施術を受けてくださった方のひと言ひと言が、Kagayaにとっては何よりのフィードバックであり、明日へつながる大切な糧となっています。
モニター施術には、以下のような制限があることをご理解いただけると幸いです。
- 体調の詳細なチェックや、四診・弁証などの東洋医学的アセスメントは含まれていません
- 治療としての効果を保証するものではなく、あくまで「体験と技術向上」の目的です
- 症状に応じた細かな個別対応は行っておりません(必要時は信頼できる鍼灸師・医師をご紹介します)
ですが、それでも「ちょっと気になる」「試してみたい」「Kagayaを応援したい」と思ってくださる方がいてくださることが、本当にありがたいです。
特に、こんな方におすすめです:
- 耳ツボに興味があるけど、受けたことがない
- なんとなく不調が続いているが、薬や病院に頼りすぎたくない
- セルフケアのきっかけを探している
- Kagayaの活動に共感し、学びに協力したいと思ってくださる方
Kagayaの施術は、まだまだ発展途中です。
でもKagayaは、一人ひとりの「自分の心と体に向き合う時間」を応援したいという想いで、きらぼしの活動を続けています。
星のように小さな光かもしれないけれど、 誰かの暮らしにそっと寄り添い、少しだけ気持ちが軽くなる瞬間を届けられたら── それが、Kagayaにとっての喜びです。
今後も、学びと実践を重ねながら、より安心して受けられるケアを育てていきます。
そしていつか、保険診療や看護との連携も視野に入れた“かかりつけケア”として、より多くの方に届けられるようになりたいと思っています。
きらぼしの活動が、あなたの暮らしの“静かなひかり”となりますように──。
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