loader image

きらぼし成長日記

【活動報告】「集客」に向き合って気づいたこと

2025-05-30

こんにちは。

プライマリ・ケアサポート きらぼし、鍼灸師・看護師のKagayaです。

今回は、最近参加した「集客」に関する無料セミナーで得た気づきと、そこから感じたことをお話ししようと思います。

自費で施術や訪問ケアを行う立場にとって、「集客」は避けて通れないテーマです。

でも、Kagaya自身、正直これまで「集客」という言葉には少し抵抗がありました。

「売り込む」「押しつける」「お金儲けが目的」──そんなイメージがどこかにあって、あえて遠ざけていた部分があったのかもしれません。

ですが今回、セミナーで話された内容のなかに「正しく集客すれば、ひとり起業でも年商100万円は誰でも達成できる」という言葉があり、心に残りました。

もちろん、100万円を稼ぐことだけが目的ではありませんし、そもそも税金や経費で思った以上に残らないことも多い世界です。

ただ、それでも「自分のやりたいことを続けながら、生活に少しの余裕がある」──そんな日々が理想だという思いは、確かにあります。

そして、そのためには「自然に人が来てくれるのを待つ」のではなく、自分から「必要としている人に届くような発信」を工夫していくことが必要だと感じました。

今回の記事では、そのセミナーを通して得た学びを整理しながら、今後の「きらぼし」の集客の方向性についても考えてみたいと思います。

🌟 キラキラした見た目では人は来ない

セミナーで最初に驚いたのは、「おしゃれなだけのホームページやSNSでは人は来ない」という現実でした。

Kagaya自身、これまでホームページやInstagramのデザインにこだわってきました。

見やすさ、雰囲気、色合い──「自分らしさ」を表現することを大事にしてきたつもりです。

でも、セミナー講師の言葉はハッとするものでした。

「キラキラした世界観だけでは、集客は難しい。見る人の心に寄り添った設計ができているかが重要」だというのです。

つまり、「どんな言葉を選ぶか」「どこに何を配置するか」「どの色を使うか」──それらすべてが心理的に影響を与えている。

たとえば、癒し系カラーで統一しても、それが「なんとなく不安な人向け」「宗教っぽい」と捉えられてしまう可能性もある。

また、可愛いイラストやキャラクターを使うことで、「親しみやすさ」を表現していたつもりが、「アニメ系・萌え系のサロン」と誤解されることもある──

それでは、本当に届けたい層──たとえば障がいのあるお子さんの保護者の方、高齢の方、福祉系の関係者には、届かないのです。

大切なのは、「どんな人に、どんな思いでこのサービスを届けたいのか」を丁寧に言葉とデザインで表現すること。

キラキラした見た目や自己満足ではなく、見る人が「ここなら相談できそう」「信頼できそう」と感じられるような場づくりが必要なのだと痛感しました。

そしてそのためには、センスではなく“仕組み”が重要であること。

集客には、マーケティングや心理学に基づいたロジックがあることを知りました。

ホームページは「信頼してもらうための第一印象づくり」。

だからこそ、デザインよりも「相手目線の導線設計」が大切なのです。

この気づきは、これからの「きらぼし」の情報発信を見直す大きなヒントになりました。

🌟 好きなように作っても、届かなければ意味がない

Kagayaはこれまで、ホームページやInstagramを「自分らしく」「好みの雰囲気で」作ってきました。

たとえば、やさしい色合い、癒しを感じるイラスト、あたたかい言葉づかい──それらは、自分自身が心地よいと感じるものであり、「きらぼし」の世界観として大切にしてきた要素です。

でも最近になって、ふと立ち止まって考えることがありました。

「このホームページやインスタ、相手にはどう見えているんだろう?」

自分では「信頼感」や「親しみやすさ」を込めたつもりでも、受け取り手の立場によっては、まったく違う印象を持たれてしまうことがある──それに気づいたのです。

たとえば、ホームページのトップページ。

やさしい色合いやふんわりした言葉を使っているがゆえに、「スピリチュアル系のサロン?」「癒し系のヒーリング?」という誤解を生んでしまう可能性がある。

インスタも同様です。

Kagayaの発信には、あえて萌えテイストのキャラクターを使った投稿もありました。

それ自体は「可愛い」と言ってもらえることも多かったのですが、結果として「男性向けコンテンツ?」と誤認されてしまうこともあったように思います。

しかし、Kagayaが本当に届けたいのは、そうした世界観を好む人たちではありません。

たとえば、発達障がいや医療的ケアを必要とするお子さんを育てているご家族や、「病院では対応しきれない不調」に悩む人──そんな方々に、「ここなら相談してみたい」と感じてもらえる発信をしたいのです。

そのためには、ただ自分が「いいな」と思うものを発信するだけでは不十分です。

どんな人に見てもらいたいのか?
その人が安心して読める構成や雰囲気になっているか?
「この人に相談してみたい」と感じる情報が入っているか?

そうした“相手目線”の視点が抜けていたら、せっかく丁寧に作ったページも「伝わらない」まま通り過ぎられてしまう──これはとてももったいないことだと痛感しました。

だからこそ、デザインや文章は「自分が満足するもの」から「相手が安心できるもの」へと視点を切り替える必要があります。

たとえば、トップページの構成に「対象者」「特徴」「選ばれる理由」といった見出しを入れるだけでも、見た人にとっては「自分に関係ありそう」と感じるきっかけになります。

Instagramでも、「どんな人向けか」「施術の目的」「どんな悩みに対応しているか」を明確にすることで、自然とターゲット層に伝わりやすくなります。

つまり、「好きなように作る」のは悪いことではありません。

でも、「届けたい人に届くように整える」ことは、それ以上に大切なことなのだと思います。

これからは、“Kagayaらしさ”を大切にしつつも、「届けたい人に届く工夫」を忘れずに、情報発信のデザインや構成を見直していこうと決めました。

🌟 書いている「つもり」になっていないか?

ブログを書いているとき、ふと立ち止まって考えたことがあります。

「ちゃんと伝えているつもりだけど、読んでいる人にはどう映っているんだろう?」

Kagayaはこれまで、実体験や思いを大切にして、できるだけやさしい言葉でブログ記事を書いてきました。

たとえば、子育て中の方への想いや、訪問ケアで感じたこと、東洋医学の知恵など──どれも「誰かの役に立てば」という気持ちで書いています。

でもあるとき、ChatGPTにブログの文章を添削してもらったところ、こんな指摘がありました。

「誰に向けて書かれているのかが曖昧で、サービスの対象が明確に伝わっていません」

そのとき、はっとしました。

自分の中では熱い思いや意図があったとしても、読む側にはそれがきちんと伝わっていなければ意味がない──「伝えたつもり」と「届いている」は、まったく別のことなんだと気づかされたのです。

たとえば、ブログの冒頭で「こんなことで困っていませんか?」と問いかけるのは、相手の心に届くための第一歩です。

また、文章中に「このサービスは、〇〇な方におすすめです」と明言することも、受け手にとっては重要なヒントになります。

でも、以前のKagayaの記事では、そこが抜けていたかもしれません。

「誰に向けたサービスなのか」
「どんな悩みに応えるのか」
「来てほしい人はどんな人か」

──これらが読み手にしっかり届くように、構成や表現を見直す必要があると感じました。

特に「自費サービス」の場合、保険診療とは違って「どこにでもあるサービス」ではありません。

だからこそ、「あなたのためのものです」と明確に伝えることが、とても大切なんですね。

逆に、ターゲットが明確でないブログは、読者にとって「自分のことじゃないな」と思われてしまい、最後まで読んでもらえない可能性もあります。

Kagayaにとって、文章は“伝える手段”であり“信頼を築く入口”でもあります。

その入口でつまずかないように、これからは「誰に向けて書いているのか?」という視点を持ち続けていきたいと思います。

文章を書くときに意識したいポイント

  • 最初に「誰に向けた内容か」を明記する
  • 読者の悩みや不安を言語化して共感する
  • サービスの対象者やメリットを具体的に書く
  • 「この人のことを考えている」と思ってもらう構成にする

これらを意識するだけで、ブログは「伝える」から「届く」へと変化していくのではないでしょうか。

セミナーの学びと、ChatGPTの指摘をきっかけに、あらためて「伝える力」を磨いていこうと思います。

そして、必要としている方に、ちゃんと届く言葉を紡いでいけたら──それが、Kagayaのこれからの課題であり、楽しみでもあります。

🌟 1人でがんばらなくていい

今回参加したセミナーのなかで、Kagayaの心に深く残った言葉があります。

「1人で作業するな」

この一言は、フリーランスや個人事業主として活動している人にとって、とても大切なメッセージだと感じました。

もちろん、現実的に事務作業からホームページ更新、SNS投稿、サービス内容の改善まで、最初は何もかも自分ひとりでやることが多いのが個人事業のスタートです。

でも、「1人でやらなきゃ」と思いすぎてしまうと、つい視野が狭くなったり、自分の感覚が「正しい」と思い込んでしまったりすることもある──それが落とし穴なのかもしれません。

セミナー講師の言葉の本質は、決して「外注して楽をしよう」ということではなく、「自分では気づけないことに、他者の視点を借りよう」ということだったと思います。

実際、Kagaya自身もホームページやブログを作るとき、「これはいい感じ!」と思って仕上げたものが、いざ他人に見せてみると「情報が探しづらい」「誰向けなのか分かりにくい」と言われることがあります。

そうしたフィードバックをもらうたびに、「自分目線では完璧でも、見る人にとってはそうじゃない」という事実に気づかされます。

たとえば、「Kagayaワールド全開」で作り込んだページ──キャラクターや色味、言葉づかいに自分らしさを詰め込んだつもりでも、それが本当に伝わっているとは限らない。

むしろ「独特すぎてわかりにくい」「誰に頼めるサービスなのか不明」と受け取られてしまうこともあるのです。

だからこそ、時々立ち止まって、「他者の視点」を取り入れることが必要です。

それはプロに頼むだけでなく、信頼できる仲間や、過去にサービスを受けてくれた人、あるいは第三者(ChatGPTなどAI含む)に意見を聞くことも有効だと感じています。

ときには厳しいフィードバックを受けることもありますが、そこにこそ“伸びしろ”が隠れている──それを受け止める柔軟さが、長く続けていくためには大切なのだと思います。

「集客」「発信」「サービス設計」──どれもひとりで考え込まず、“誰かと一緒に育てていく”という感覚で進めていけば、もっと信頼される場づくりができる。

Kagayaは、ひとり起業ではあるけれど、「完全に孤独でやる必要はない」ということに気づかせてもらえた時間でした。

これからも、自分らしい発信は大切にしつつ、素直に意見を受け取り、必要があれば修正していく柔軟さを忘れずに歩んでいきたいと思います。

「1人でがんばらなくていい」──この言葉は、今のKagayaにとって、心をゆるめてくれるお守りのようなフレーズになりました。

🌟 結局、信頼をつなぐのは「人」

集客の話をすると、どうしても「ホームページの導線設計」や「SNSの運用」「広告戦略」など、デジタルな手法に目が向きがちです。

でも、Kagayaがいま一番大切にしているのは、「人」と「人」のつながりのなかで信頼が育まれていく感覚です。

たしかに、ホームページやSNSから直接的にたくさんのお問い合わせが来るわけではありません。

正直に言えば、そこから大きな売上が立っているわけでもありません。

けれど、そうした「場」があることによって、「Kagayaってこんな人」「どんな想いで活動しているか」が伝わる──それが何より大事な“集客”だと感じています。

地域で活動していると、やっぱり一番強いのは「口コミ」です。

以前お世話になった方が、別の方に紹介してくださったり、ふとした会話のなかで「そういえば、こんな人がいるよ」と名前が出たりする。

その一言一言が、「信頼のバトン」になって届いていく──これは、病院や企業ではなかなか得られない、個人でやっているからこそ実感できるありがたさです。

Kagayaも、これまで看護や福祉の現場で「人とのつながりがすべて」と言ってもいいほど、多くの学びを得てきました。

どんなに高いスキルや資格を持っていても、「この人なら安心して任せられる」と思ってもらえなければ、ケアは続きません。

逆に、特別なことをしていなくても、「あの人にまたお願いしたい」と思ってもらえる関係性があるだけで、仕事は自然と広がっていくのです。

だからこそ、Kagayaにとっての「集客」とは、「人との縁を育てていくこと」そのものなのだと思います。

そのために、ホームページやブログ、インスタなどの「発信の場」を少しずつ整えているのです。

完璧に整えた情報よりも、「あ、こういう人なら相談してみたいかも」と思ってもらえるような、人柄や温度感が伝わるコンテンツを大切にしています。

一見地味な作業に思えるかもしれませんが、その積み重ねこそが“信頼の芽”を育てる時間だと信じています。

Kagayaの仕事は、「モノを売る」ことではなく、「安心して相談できる居場所」をつくること。

だからこそ、発信も「売り込み」ではなく、「信頼の入り口」であってほしい。

これからも、「きらぼし」らしく。

「Kagaya」らしく。

でも相手の心にちゃんと届くように──言葉選びや構成、ビジュアルも含めて丁寧に整えていこうと思います。

小さな発信が、誰かの安心につながりますように。

🌟 「きらぼし」ってどんなところ?

プライマリ・ケアサポート きらぼしは、鍼灸師・看護師であるKagayaが運営する、自費訪問ケアサービスです。

「からだ・こころ・くらし」をまるごとサポートすることをモットーに、以下のようなケアを提供しています:

  • ご自宅での 訪問鍼灸・訪問看護ケア
  • シェアサロンでの 耳つぼ・お灸・リラクゼーション
  • 障がい児(者)ケア発達支援 にも対応
  • 自律神経の乱れ・慢性疲労・不登校・妊活などのお悩みに対応

活動拠点は東京都小平市・東村山・東大和・東久留米・立川・国分寺エリアにも出張可能です。

「どこに相談したらいいかわからない」「制度に頼れないけど不調を抱えている」──そんなとき、まずは話すことから始めませんか?

📩 ご相談・お問い合わせはこちら

お問い合わせはこちら

-きらぼし成長日記