パート訪問看護師での稼ぎでは限界があり、もう一ヶ所でのバイトを考えたときに、将来開業する時の参考になるかと思いリラクゼーションサロンと整体院でバイトしてみました。
結果、Kagayaの倫理観に合わず、デビューする前に1週間で辞めました。
すべてのリラクゼーションサロンや整体院が同じような経営スタイルではないのかもしれませんが、とにかく経営や施術などの考え方が違うなと感じました。
そして、現在は知的のグループホームで掃除のバイトをしています。
給料について
Kagayaがバイトしたリラクゼーションサロンは研修を受けテストに合格したら現場デビューできます。
デビューできたら、歩合制でお客さん何人施術したかによってお給料が変わってきます。
お客さんから指名してもらえるほど人気な人は、たくさん稼ぐことができますが、3時間待機してもお客さんが来なければ1円にもなりません。
この業界は雇用制ではなく、個人事業主という形態が多く、個人で仕事をもらうという感じです。
そこのリラクゼーションサロンで働くセラピストはみなそれぞれのブランドを持っているということです。
同じサロン内で競争が起こり、みなライバルということになります。
だから、リラクゼーションサロンや整体院のスタッフは仲が悪く競争心が強いんだなと思います。
また、何かトラブルがあれば、すべて自分の責任になります。
考え方によっては時給制よりかなり稼ぐことが出来るので、個人事業主として歩合制もいいかもしれないです。
研修期間中はもちろん、お給料は発生しません。
むしろ、サロンによっては研修費をとられることもあります。
整体院は雇用されて時給制でした。
時給制は施術をしようがしまいが、お給料が発生します。
整体院の時給は大体、1,200円くらい?
お客さんからの施術料に対して、時給は安いな~と思いました。
そんな「気持ちいい」を売りにしている慰安目的お店の中には、ローンを組ませてまで回数券購入や変なサプリメント購入を迫ったりします。
経営について
リラクゼーションサロンや整体院はコンビニと同じくらいたくさんあるそうです。
出来ては潰れる、経営が難しい業界らしいです。
常に新規のお客さんを獲得しつつ、リピーターになってくれるお客さんを増やしていかないと、経営が続けられません。
いかに人気店にしていくかを常に考えていかないとです。
Kagaya的にはリラクゼーションサロンや整体院は「何となく気持ち良くなって疲れがとれたかな?」程度の慰安目的であり、症状治療は期待していません。
そういう回数券縛りでリピートさせたり、施術以外の商品を購入させるようなやり方が、すごく受け入れられないです。
そして有無を言わさず、次回の予約を入れるとか。。
経営の戦略といってしまえば、それまでですが、本当にお店を気に入ってくれた人は、何もしなくても次回予約すると思います。
お客として行く場合は、こういうお店には行きたくないし、バイトをしていてもかなり受け入れられなかったです。
でも「そんな経営方法もあるんだな~」と見ることが出来て、良かったとは思います。
施術について
有無を言わさない、予約戦法と回数券縛り以上に嫌悪感すら抱いた施術研修内容!
リラクゼーションサロンでの研修はとにかくひどい。
その程度の知識でお客様に施術をするのかと思うと怖いと思いました。
施術内容の流れをとにかく覚えさせられました。
何のために何にアプローチしているのか?なぜそのタイミングで?ととにかく疑問だらけ。
マニュアルもなければ根拠の説明もない。
ただただ、揉みほぐしの流れを教え込まれました。
それは何筋にアプローチしていのか?
意味がわからん!
質問すると不機嫌になる指導者。
「やってられないわ」と思い逃げました。
整体院での施術内容もまた意味がわからん!
首を指圧しているだけ。
理屈は首の筋肉を緩めて自律神経を整えるらしい。
ツボでいうと「天柱」「風池」のあたり。
施術時間、20分で6,000円。
高い。
何よりお客さんに対して上から目線。
治療していると思っているセラピストは特に偉そうな人が多い気がします。
変な持論やうんちくばかりでうるさい。
治療したいと思っているなら、治療に関する情報をだけを取ってくれと思います。
施術20分のお店はコミュニケーションすらしていませんでしたが。。
コミュニケーションを取るなという方針で、個別性もなく同じ施術をしていました。
とにかくお客さんに対して横柄過ぎるので逃げました。
ホームページも「この施術は○○に効果とうんちくばかりの内容」と「お客様の声」が掲載されており、こういうお店は広告にお金を掛けているんだろうなと思いました。
それでも潰れずにやっているので、それなりの経営と施術でお客さんの心を掴んでいるのだろう。
まとめ
リラクゼーションサロンや整体院について、お客側の視点ではなく、スタッフ側の視点として、経営や施術法を見学?体験?することができたのは良かったと思います。
気になったお店や参考にしてみたいお店でバイトを募集しているのであれば、応募してみるのもいいかと思います。
経営方法や集客方など本だけでは学べないことがたくさんあります。
Kagayaが個人的にバイトしたお店の経営方法や施術内容などが受け入れられなかっただけで、お店自体は何年も続いているという実績はあります。
それなりに、そのお店を求めてくるお客さんがいるということです。
変なコンサルティングに何十万とお金を払うより、実際にバイトをして勉強した方がよっぽどためになるかと思います。
取り入れたいと思う方法をマネて、イヤだと思うものは取り入れなくてもいいのだから。
Kagayaには慰安目的のお店では働けないことがわかって良かったです。