介護保険料負担の発生が徐々に近づいてきているKagayaですが、本当に介護が必要になったときにちゃんと介護が受けられるのだろうか?と思います。
絶対、財源枯渇と人手不足で、今よりさらにきびしい審査基準になると思う。
だって、少子化だもの。
健康保険と同じように20歳から保険料発生しないと足りなくなるよ。
•••と老後の心配をしながら、Kagayaは50歳で死ぬ予定です。
織田信長が好んだとされる『敦盛』の一節に
人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり
とあります。
人間の寿命は50年だとずっと思っていました。
本当の意味
人間界の50年など、下天の時間に比べたら、夢や幻と同じ
だそうで、人間界の話をしているらしい。。
でも、今でいう「人生100年時代」と言っているのと同じだから、結局、信長様の時代の寿命は50年なのか?
「人間50年だから50歳で死ぬ予定」という話をすると、大抵、Kagayaは長生きしそうと言われます。
80歳になっても働かないと生きていけない世の中で、長く生きていくのもな~と思います。
独り身のKagayaは引きこもりになると、自宅で死んだとき、腐って発見される可能性が高いので、とりあえず社会とは繋がっていないといけないなとは考えています。
ぴんぴんコロリが理想です。
そんな、万が一にも50歳で死ねなかった場合を考えて、身体のメンテナンスは欠かせません。
看護師も鍼灸師も身体が資本ですから。。
身体のメンテナンスしてくれる治療院の選び方の基準を紹介します。
目的別治療院
施術の目的には治療系とリラクゼーション系があります。
治療系は痛みや苦痛症状の根本的な改善を目的として、治療行為に慰安的な気持ち良さは目的としておらず、病院に通院する感覚と同じです。
リラクゼーション系は「癒し」や「気持ち良さ」を目的として、治療とは違って施術時間が長いほど満足感が得られます。
Kagayaは現在4ヵ所の治療院に通っています。
それぞれ目的を使い分けて通っています。
慰安目的
鍼灸とマッサージで肩や腰痛が楽になります。
しかし、コリをほぐしてくれるだけの治療院はKagaya的には慰安目的に含まれます。
人によっては治療目的に含まれるかもしれませんが。。
3時間くらいの身体をほぐしてくれたら、満足感は大きいです。
しかし肩こり腰痛を改善しても、根本的な部分を治さないと同じことの繰り返しです。
自分が一番気になるところが、肩こり腰痛であれば、こういう治療院に行きます。
しかし、慰安的な治療院は時間による料金設定が多く、スタンダードだと1万円前後が相場かなと思います。
3時間もの施術時間だと料金も高くなります。
治療と言いつつ、そんなに頻繁には通えない料金設定。
料金と技術と人柄で決めて行きます。
こういう治療院は治療とは関係ないコミュニケーションをしてくることが多いです。
施術者のうんちくを聞かされたり。。
料金や技術だけでなく、人柄が大事です。
自分に合わない施術者は鬱陶しいだけなので。。
内科的治療の目的
鍼灸師がいるクリニックで保険治療で鍼灸の施術を受けています。
針灸治療も保険適応疾患がありますが、とにかく使いづらい。
鍼灸師に保険治療させないつもりか?と思うくらいです。
針灸の保険適応となるものは
神経痛、リウマチ、頚腕症候群、五十肩、腰痛症、頸椎捻挫後遺症
の6疾患とそれに附随する慢性的な疼痛を主症とするものです。
その6疾患は医療機関との併用治療ができません。
例えば、病院でリウマチの治療をしていたが、治らないから保険適応で針灸治療をしたいと思ったとき、医療機関との併用治療はできません。
医療機関の併用ができないということは、今まで処方されていたリウマチの薬や鎮痛薬、シップを処方してもらえなくなるということです。
薬とシップ信者である日本人が、薬とシップを捨ててまで鍼灸を選ぶとは思えません。
特に高齢者は。。
このクリニックでは、保険治療で薬も処方してもらえます。
診察+針灸治療で実費が1,300円くらいです。
最近は鍼灸師がいクリニックも増えてきていますが、針灸治療は実費だったりします。
たとえ、保険適応でも10分くらいだったりしますが、45~60分くらいで丁寧に施術してくれます。
患者さん側からしたら、こういうクリニックが増えたら嬉しいですが、鍼灸師としては、医師の指示でしか動けない、理学療法士や作業療法士と同じになってくるのかな?
鍼灸師も医療行為として医師の指示がないとできなくなる日が来るのだろうか?
医師会と鍼灸師会が揉めるから、そんなことにはならないかな?
Kagayaは内科的な治療のために通っています。
鍼の刺激が優しいので少し物足りないですが、胃腸の調子は良くなります。
全身状態を整える目的
Kagayaはどうも「気」「血」「津液」の割合のほとんど頭にいっていると思われます。
頭部は鬱滞をしていて、他の臓器は虚していると状態。
上にあがっている物は下にさげないといけませんが、それでは追いつかない。
頭から刺絡をして血液を出す方が早い。
ということで、生理物質を正しく巡れるように、頭刺絡をして肩こり•腰痛、その他の不調を刺絡で改善しています。
マッサージより身体が軽くなるのを実感します。
血液出しているから軽くなっている訳じゃないです(献血しても軽くはなりません)。
刺絡はKagaya個人的には好きですし、取り入れたいとは思いますが、とにかく管理が面倒です。
オートクレーブがないといけないし、自分が感染する可能性も高まります。
病院のように設備が整っていれば良いですが、コストも掛かるしで、刺絡はやってもらうだけで良いかなと。
血糖値を測定するときに使用する「ファインタッチ」で髪の生え際を刺絡すると、血液が吹き出してスッキリします。
自分でもできますが、専用の鍼じゃないと届かなかったり、背中など自分ではできない所をやってもらいます。
いつか、刺絡+吸い玉(カッピング)をしてくれるところにも行ってみたいと思います。
慰安と治療と勉強の目的
治療技術としてYNSA(山元式新頭鍼療法)を使っている針灸院です。
YNSAは腕などの圧痛点を探し、そこに対する反射区に鍼を刺していきます。
宮崎県の医師「山元敏勝」先生によって考案された治療法で、脳梗塞・脳出血・麻痺等の中枢性疾患・腰痛・肩こり・膝の痛み・しびれ・めまい・耳鳴りなどの様々な疾患に非常に有効だとされています。
日本で考案された治療法ですが、海外ではすごく有名ですが、日本ではあまり知られていません。
YNSAを学びたいと外国人が日本にくるらしいですが、日本では残念なことにYNSAを学べる所は少ないです。
逆に海外に行った方が勉強できるそうです。
研究機関もあるらしい。。
Kagayaも将来的にはYNSAを取り入れたいので、勉強していきたいと思っています。
頭皮に鍼を刺したら、しばらく休みます。
置鍼といいます。
鍼が必要でなくなると自然に抜けるそうです。
Kanayaは鍼が抜けたことはありません。
刺したら、二度と離さないぐらい抜くときに抵抗を感じます。
置鍼中はヒマです。
この時間に動画を見ながら、ゆっくり過ごすか、ベッドに臥床するか選べます。
Kagayaは寝たいのでベッドを選びました。
最近は、なんちゃってスヌーズレンをしてくれます。
YNSAとスヌーズレンのコラボです。
頭の鍼とアロマとヒーリングで心地よいです。
Kagayaのやりたい療育と針灸のコラボにYNSAはとても相性が良いかなと思います。
国家資格の有無
法律上「医療類似行為」といわれている業界はグレーな部分が多いです。
柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師は国家資格です。
試験に合格し資格を取得しないと業務ができません。
3年間、解剖生理からしっかりと学んでいきます。
それに対し、エステティシャンや整体師、カイロプラクターなどは民間の資格でもなることができます。
民間の資格団体がそれぞれの学習カリキュラムによって資格を与えられるもので、資格団体によって、数日勉強しただける所から国家資格並に勉強するところでは、かなりの差があります。
Kagayaは「治療」とうたっているところは、必ず、国家資格を持っているかどうかを確認します。
国家資格を持っているからといって、腕が良いとは限りません。
しかし、国が認めたカリキュラムで勉強したという証明にはなります。
看護師は身体が資本です。
どこぞで学んだのか素性の知れない人に、商売道具である身体を壊されてはたまったものではありません。
そして「治療」とうたっているのであれば、国家資格位持っていてもらいたいものです。
一端の治療家気取りで、御託を並べていても、結局基礎から学んでいないよね?っていう話です。
国家資格を持っている、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師がくれる治療代として出される領収書は医療控除も受けられます。
国家資格を持たない人の施術では医療控除は受けられません。
施術代は安くはないので、医療控除が受けられるセラピストに施術をしてもらいたいです。
エステティシャンやアロマセラピストなど、美を追求するものや癒しを追求するものは、別に国家資格を持っていなくて良いです。
「美」や「癒し」には医療控除は適応していないですし、治療は求めていないから。
エステティシャンやアロマセラピストは技術も大事ですが、人柄が一番大事です。
何を求めて施術するかによって、国家資格の有無は確認した方が良いです。
領収書が出せるか
国家資格を持っている人が「治療目的」として出される領収書は、医療控除を受けることができます。
「美」や「癒し」を目的としたものは、たとえ国家資格を持った人の施術であっても、医療控除の対象にはなりません。
そして、治療院の中には医療控除が受けられる領収証を発行できない治療院があります。
どういうことかというと、国家資格を持ちながら保健所に開設届けを提出してない治療院のことです。
整体師と職業は無資格でもできます。
明日からKagayaが整体師を名乗って開業することも可能です。
看護師でも、理学療法士でも、介護福祉士でも整体師と名乗ることができます。
そして整体師は無資格でもなれるということは、法律にも縛られていないということです。
柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師はそれぞれの資格業務を行うには、保健所に開設届けを提出し実地検査を受けなければいけません。
法律で設備基準が決められています。
その設備基準を満たして合格しないと、治療院は開業できません。
とっても、めんどうです。
だから、柔道整復師、あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師の資格を持っていても、法律に縛られない整体師とあえて名乗る人がいるのです。
資格を持っているのに設備基準を満たそうと思わない治療院での治療は恐くて受けられません。
有資格者としてのプライドを捨てていると思います。
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士というリハ職は、必然的に整体師としてしか名乗れないので、仕方がありませんが。
ちなみに、医師の指示がないリハビリは医療控除は受けられません。
法律上、リハ職資格を持っているだけいうことで、無資格の整体師と同じですから。
腕と知識は別として。。
ホームページがうるさくないか
会社経営のチェーン店などのホームページはとにかく、ごちゃごちゃしていてうるさいです。
お店でいうとドンキホーテみたいな?
誇大広告のように、いかに効果があるかを強調しています。
「お客様の声」とかもやらせじゃないか?と思うような写真付きのものを載せていたりと。。
広告にお金かけてるな~と思います。
個人で開業しているところは、すごくシンプルです。
取り敢えずホームページ作ってみました感が良いです。
そんなに広告にお金をかけなくても患者さんは来るのだろう。
自分の腕と人柄で。。
ホームページやSNSがあれば読み込んだ方が良いです。
治療家の人柄がわかるようなホームページが良いですね。
Kagayaの偏見ですが、ホームページがうるさい所は、大した腕ではないのに治療代は高いです。
話術もない。
「今日はお休みですか?」
休みだから来ているんだろうが!と不毛なやりとりやめて欲しい。。
まとめ
この治療院はどんな治療をするのか?自分はどんな治療をしてもらいたいのか?を考えて行かないと、思ったような効果は得られません。
何を売りにしているのかしっかりと確認する必要があります。
また国家資格を持っているか、どんな資格を持っているのかを確認しましょう。
治療院の中にはこれ見よがしに国家資格の免状が掲げられているのを見たことがある人もいると思います。
あれは「ちゃんと資格を持っていますよ」という証拠の意味であって、ただの自慢で掲げているわけではないそうです。
医師免許や看護師免許を掲げている病院なんて見たことないけどね。。
無資格者が有資格者のマネごとをしている業界では免状を掲げないと信用されないのか~と思います。
治療家の中には経営のために、わざと痛くして不安を煽るようなこという人や身体を壊すようなことをする人もいます。
自分の身体を任せるに値するか見極めて治療院を決めた方が良いです。
Kagayaの治療院の選び方
ポイント
- 国家資格を持っているか
- 治療で行くか慰安で行くか
- 自分の好みの施術であるか
- ホームページはうるさくないか
をポイントに治療院やリラクゼーションサロンを選んでいます。