以前、犯罪を起こした看護師の部屋が汚くて車内で生活していたというニュースを見たことがあります。
じつはじつは、清潔な環境を保つことが仕事の看護師のお部屋は汚部屋かもしれないという、衝撃的事実があります。
ゴミ屋敷の片付けからハウスクリーニングまで一括対応ごみ屋敷清掃業者に依頼してくる職業として看護師は多いらしいです。
Kagayaの寝るだけの家でも、ちょっと手を抜くと汚部屋になってしまいます。
看護師が汚部屋してしまう理由は?
忙しくて掃除をする時間がないor生活が不規則
毎日不規則な勤務体制で夜勤をしている看護師は多いです。
24時間いつでもゴミ出しができるところであれば、仕事の前にゴミ出しはできます。
しかし、決められた日に決められた時間にゴミ出しをしなくてはけない所の方が多いと思います。
そうしているとゴミ出しができず、どんどんゴミが溜まっていき結果的に汚部屋になってしまうということが起きてしまいます。
それに就業時間以外にも勉強会への参加など、掃除をする時間が確保できない看護師もいます。
人の世話で自分のことまで回らない
看護師の仕事は患者のバイタルサインチェックから始まり、食事・入浴・排泄など、身の回りのケアをしなくてはいけません。
それだけでなく記録や処置の準備など地味にやらなくてはいけない仕事も多いです。
帰宅後は疲れてしまって自分のことまで手が回らなくなります。
意外と仕事で患者の世話をすることはできても、自分の身の回りの整理整頓が苦手な看護師は多いです。
ストレスが多く自分のケアができない
看護師はストレスが多く自分のケアを行うことができないほど時間にも追われているため、部屋がゴミ屋敷化してしまう傾向にあります。
看護師の仕事は、体力的にも精神的にも非常にストレスが溜まりやすいです。
ある調査では、看護師の約7割が「ストレスを感じている」と回答しています。
業務が重労働である上、人間関係を良好に保つため自身の神経を使って業務をこなしている場合、目に見えない疲れやストレスが溜まり、帰宅しても部屋を片付ける気力さえなくなります。
実は掃除のやり方がわからない
結構、汚部屋の人は片づけたいけど片づけの方法がわからないという人が多いです。
何をどうしていいのかわからず放置してしまうパターンです。
完璧にできないからやらない
意外と完璧主義者の人も汚部屋に住んでいることが多いです。
本当はキレイ好きなんだけれど、仕事で忙しすぎて掃除まで完璧にできないとココロが折れてしまうパターンです。
完璧にできないならしなくてもいいやという志向になってしまうそうです。
汚部屋が与える精神的影響とは?
部屋を汚いまま放置しておくと、セルフネグレクト(自己放任)に陥る危険性があります。
セルフネグレクトとは、自分自身に無関心になる状態を指し、社会との繋がりを疎かにする傾向が強くなります。
その結果日常生活への関心が薄くなり、人間関係を拒絶する刹那的な生き方を好むようになるのです。
また、掃除をしなくなるだけでなく、食事を摂らない、お風呂に入らないなど日常生活全般に対して関心が無くなります。
体調を崩しても適切なケアをしなくなるため、最悪の場合には孤独死や自死してしまう傾向が多いです。
さらに物が溢れた状態は、うつ病をも引き起こします。
本来自宅は心が休まる場所ですが、部屋が散らかっているとたくさんの物が視界に入り、脳のエネルギーを消費してしまうのです。
仕事から帰宅してもリフレッシュする場所がないと、精神はどんどん疲弊していき、うつ症状を引き起こしやすくなります。
お部屋をきれいに保つコツとは?
部屋が汚れる前にその都度キレイにすることが、汚部屋にならないコツです。
そんなこと、みんなわかっているんじゃない?
できてたら初めから汚部屋にはならないわよ。
できないから困っているのよ。
そうだね。
Kagayaも部屋の掃除が大嫌い‼
自分の部屋を掃除するぐらいなら仕事に行った方がいいかな?
でも、掃除をしないと黒い物体が出てきちゃうし。。
掃除はルーティーン化する
掃除機をかけるのは週に1回だけで、水回りは毎日1日の最後に使う時間にササっと掃除します。
キッチンシンクはネットを替えながら掃除する
排水溝ネットを交換するときに、新しいネットでシンクを洗うと良いです。
わざわざシンク用のスポンジを使わなくてもネットで十分泡立ちます。
シンク用スポンジがあってもジャマだし衛生的にもよくないです。
泡を洗い流したら、ネットはそのまま排水溝へセットします。
お風呂は入浴しながら掃除する
↑これらの道具を使って、毎晩入浴しながらスポンジブラシでゴシゴシしています。
カビが生えないように換気扇はずっと稼働しています。
洗面台は寝る前に歯磨きをしたら掃除する
↑これは洗面台に設置できるようになっているので、手洗いをしたときや歯磨きをしたときにこまめに掃除ができるようにしています。
実際は寝る前の歯磨きの後にしか拭いてないけど。。
十分、キレイさを保てています。
トイレは寝る前の使用後に掃除する
↑これで毎日便座を拭いています。
↑これでトイレを流すたびに掃除をしているはずです。
あまり黒ずみは見られないです。
水回りはキレイにしておかないと黒い物体出てきます。
ヤツはなんと泳げるらしいのです。
排水溝から侵入できないないように、フタをしっかりしましょう‼
ゴミは増やさない持ち込まない
ポストに入っているチラシは玄関で分別する
ポストの中に入っているチラシは本当に資源のムダです。
ゴミが増えてイラっとします。
チラシを家の中に持ち込むとゴミ箱に捨てるのですら面倒になります。
玄関先に資源用のごみ袋を用意して、不要ならすぐそこにINします。
段ボールは開けたらすぐにたたむ
KagayaのライフラインでAmazonは段ボールで届きます。
気が付くと段ボールだらけになっていることがあります。
中身を開けたらすぐに段ボールをたたまないとめんどうになります。
たたんだら段ボール置き場に集めておきます。
ゴミはこまめに袋に捨てる
ゴミ箱は設置せず、手の届く範囲にゴミ袋を置いておき、こまめにそこに捨てるようにします。
溜まってきたら市町村指定のゴミ袋にまとめて回収日に捨てます。
ゴミ出しについて
自治体によってゴミ出しルールは違うので確認する必要があります。
Kagayaの住んでいる小平市はごみ分別アプリがあります。
資源・ごみの出し方・分け方、出す日などの情報が確認できます。
ペットボトル・卵パック・トレイはスーパーで捨てる
夜勤などでなかなか捨てるのが難しいという方は回収しているスーパーに持っていくと良いです。
いつでも捨てることができます。
使用する衣類は必要最低限に
一人暮らしだからできることです。
下着や衣類は2セットでボロボロになるまでローテーションで着用します。
入浴後に洗濯して部屋干しです。
干してあるものから下着や衣類を使用すると畳む時間も減らすことができます。
不必要なものは断捨離する
部屋をキレイに保つためには必要以上に物がないことです。
物が多いと掃除がやりづらく、ムダな作業が増えて時間がかかります。
物が物を呼んで、どんどん汚部屋になってしまいます。
何から断捨離すればいいのかわからない人は、「1年間使用していないものは捨てる」と自分ルールを作ることです。
断捨離ね~。
物が捨てられないんです。
だって、いつか使うかもしれないじゃない?
あなたの家、物が多いものね。
1つ買ったら1つ捨てるのよ。
だけど物を捨てるのは心が痛みます。
捨てることではなく手放すことが断捨離なので、メルカリで500円で売ったり、人にあげたりして心が痛まないようにしています。
家事代行に依頼する
それなりにお金を持っている看護師もいます。
家事代行業者に頼むのも良いかもしれません。
介護が必要になったときは、掃除の上手なヘルパーさんがKagayaの部屋を掃除してくれるといいな~。
汚部屋の種類
訪問看護をしていると色々なお宅を拝見することができます。
情報共有で必ずするのがお家の状態です。
汚部屋と一言で言っても種類があります。
「ネチョネチョ系」と「さらさら系」と「どっさり系」です。
「ネチョネチョ系」は生ゴミとかが多く、床がナゾの液体で濡れていたりします。
「さらさら系」は紙類が多くホコリがスゴい感じです。
「どっさり系」はとにかく衣類などの物が多く床に散乱しています。
部屋がキレイなお家は物がスッキリとしていて足の踏み場がしっかりありムダがない感じです。
みなさんは何系の汚部屋ですか?
「ネチョネチョ系」ならゴミがすぐに捨てられる環境を作るといいです。
「さらさら系」はこまめに掃除ができるように掃除道具をソバに置いておくといいです。
「どっさり系」はとにかく断捨離をしましょう。
まとめ
部屋は使ってなくても汚れます。
大がかりな掃除をするとなると苦痛に感じてしまいますが、日ごろからこまめに掃除をしていればそんなに汚れることはありません。
ゴミもこまめに捨てればごみ屋敷のようなことにはなりません。
部屋の掃除ができなくなるということは、心身のバランスが崩れている証拠です。
その場合は自分のケアができる環境を考えていく必要があると思います。