カニューレバンドは大きくても小さくても使い物になりません。
その人に合ったサイズでなければ。。
試作品カニューレバンドに協力してくれる子のサイズに合わせて作ったはずが、残念なことに、ザイズが合わず使用できました。
紐タイプは何とか誤魔化せますが、マジックテープタイプはピッタリとサイズを合わせて作らないといけません。
モデルの子が使えないので、お試し価格3本500円で売ろうかな?と思っています。
カニューレバンドサイズ21cmです。
欲しいかたは「お問い合わせ」ページから、DMを頂けたらと思います。
今回は商品として、ジプシーナース流のカニューレバンドの作り方を紹介します。
材料
生地
生地はダブルガーゼやシーチングなど肌触りが良いものが良いです。
夏は接触冷感機能の布地でも良いかもしれません。
ダイソーでも売られていました。
「リアルファブリック」で、きらぼしオリジナル生地で作るのも良いですね。
- 生地の長さ:首回り(カニューレの端から端の長さ)+縫い代2cm
- 生地の幅広:(必要な幅広×2)+(必要な幅×4)+縫い代2cm
例:23cmの幅2cmのカニューレバンド
長さ25cm×幅14cmの生地が必要です。
マジックテープ
マジックテープはダイソーやセリアでも売ってはいます。
しかし、ゴワゴワしていて、オステープが硬いから、お勧めはしないかな?と思います。
オステープが硬いと擦れてキズになりますしね。
↑こちらの商品は柔らかくて、オステープのフックがほとんどわからないので、お勧めです。
ポイント
- ザラザラテープ(オス):長さ7cm×幅広0、5cm
- 柔らかテープ(メス):長さ7cm×幅1cm
スナップボタン
スナップボタンにも色々な種類があって、あえて見せるオシャレもありますが、なるべく見えない方が良いです。
平たくて小さいモノを探して見つけました。
4mmサイズの透明スナップボタン。
4mmは小さすぎました。
もう少し、大きいサイズの透明のスナップボタンもあります。
作り方
①両端を1cmずつアイロンで折る
②下側をカニューレバンドの幅で、三つ折にしアイロンをかける
③マジックテープを縫い付ける位置を確認して、端から1cmところにマジックテープ(メス)を置き、印をつける
④三つ折を開いて、マジックテープ(メス)をミシンで縫う
⑤マジックテープ(メス)をミシンで縫ったら、下側はアイロンで先ほど印を付けた通りに、上側は下側につくように折る
⑥下側を三つ折りにして、上側は半分に折る
⑦マジックテープ(オス)を1cm入れ込む
8ミシンで端を縫います。
⑨三つ折の端も縫う
⑩半分に折って端ミシンをする
⑪角にスナップボタンをつけて完成!
後ろからはマジックテープの縫い目は見えないです。
こだわりポイント
材料
バンドの部分の生地は、皮膚トラブルを起こさないモノであれば、どんな生地でも良いと思います。
服を着ているのと同じ感覚です。
オシャレです。
マジックテープは強力な方が外れることはないため安全ですが、その分、オスの部分が硬いです。
硬いと皮膚を傷つける可能性があるので、なるべく柔らかい材質が良いです。
スナップボタンは、なるべく目立たない方が良いです。
オシャレで立派なスナップボタンもありますが、2cmの布に縫い付けられる大きさではないので。。
敢えて見せる、簡易式のスナップボタンもありますが、皮膚に当たってしまうので、どうかな?と思います。
なので、なるべく皮膚に当たらず、目立たないようなモノを選択しました。
縫製方法
作り方を変えて作っています。
違いがわかりますか?
下の縫い目があるか、無いかの違いです。
縫い目が無い方が美しいので、採用しています。
三つ折にする分、使用する生地は多くなりますが、バンド部分に少し厚みが出て、しっかりした感じで良いかな?と思います。
マジックテープの縫い目が丸見えです。
しかも、曲がっていてヘタくそです。
キレイに縫うことができれば、ステッチのようで、良いかもしれません。
しかし、美しくないないので隠しました。
まとめ
Kagayaはホームページを見てわかる通り、基本ズボラでザツです。
写真がヒドい。
しかし、モノ作りには関しては、数ミリ単位でこだわって作っています。
材料にも作り方にも。。
材料はダイソーやセリアなどの100円ショップでも手に入ります。
ただ、やはり100円クオリティです。
ゴワゴワして硬いです。
商売としては、安く材料を手に入れて、高く売らないと儲からないです。
ダイソーで売っているハギレは4個くらい作れるのかな?
ハギレ100円
マジックテープ100円
糸100円
で、税込330円を3本1500円で、売ったら、残り1170円は技術代になりますね。
元値が高くなれば高くなると、商品も値上がります。
技術代をいくらに設定するのか?
お客さんは、いくらなら買ってくれるのか?
作成時間はそれほど掛からないので、1時間もあれば3本以上は作れます。
カニューレバンドはわりとカンタンで、誰でも作れます。
それでも買う人は買うのだから、それだけのクオリティで、作らないといけないなと思います。