来年度からゴミ部屋改め、事務所部屋になる予定の部屋に、折り畳み式テーブルを購入しました。
これで、やっとミシンが使えます。
テーブルがないわけではあるませんが、色々と準備が面倒なので、事務所専用のテーブルです。
そして、早速ミシンを出して試し縫いをしました。
もう、5年くらいは使っていないので、調整が必要かな?と思ったけど、普通に使えました。
さすが、業務用!
はじめはカニューレバンドのことを、気切バンドと言っていましたが、気切は孔のことです。
孔にバンドはおかしいから、孔に入っているカニューレを固定しているモノだから、カニューレバンドのネーミングにしました。
市販のカニューレバンドは、とにかくかわいくないし、ダサいです。
何でここまでダサいのか?と思ってしまいます。
それでも「真田紐」で固定するよりはマシか?
「真田紐取ってきて~」と言っても伝わらないことがあります。
真田幸村の一族を支えた、紐なのに。。
知らない人がいてビックリしました。
そして、カニューレの真田紐は交換するものなんだと、重心病院で働いてビックリしました。
医師がカニューレを交換したら、紐はそのままでした。
市販のバンドでも、かわいいバンドでも、存在自体知りませんでした。
まして、交換するモノだったなんて!
病院によっても常識が違いので、新卒から何十年も同じ病院で働いている、偉そうに威張り散らしている看護師はクソだと思います。
別の所に行けば、別の常識があります。
だって、入院だとマーゲンチューブのテープすら交換しない病院もあるんだもの。
1週間前に自分が留めたテープが、そのままの状態で退院してきた時には、別の意味でビックリしました。
そんな、ビックリ思い出のカニューレバンドを今回、作ってみることにしました。
きらぼしShop 開設のきっかけとなる目玉商品になる予定。。
デザイン
2種類デザインのカニューレバンド作ってみました。
マジックテープタイプ
こちらは、マジックテープで固定するタイプです。
そして、マジックテープを目隠しするためにフラップが付いています。
市販のカニューレバンドはマジックテープがむき出しのデザインですが、手作りだと隠すことができるデザインで作ることができます。
パタパタするので、スナップボタンで留められるようにしてあります。
紐タイプ
こちらは紐で固定するタイプです。
今回は紐が無かったので、適当な布地で紐を作りました。
この紐タイプこそ「真田紐」を使用すれば良いかなと思います。
ガチの真田紐だとこんな感じの立派なキレイなモノですが、一般的には「綾テープ」で売られているかも。。
きらぼし布地でガチ真田紐だとヘンなことになるので、無地の綾テープでいいと思います。
作り方
作り方について、色々と探してみました。
以外とわかりやすくて、見た目の良いカニューレバンドの作り方がなかなか見つかりませんでした。
以下で紹介しているサイトがわかりやすいかなと思います。
マジックテープタイプ
マジックテープタイプのカニューレバンドは「医療的ケア児ママの手探り育児」を参考に作ってみました。
↑こんな感じにできました。
折り紙のように畳んで縫うので、厚い生地に不向きです。
↑フラップをめくるとこんな感じです。
ブログ通りに作ったら、後ろがおもいッきり、マジックテープの縫い目が見えています。
美しくないっ!
それに後ろは肌が触れている部分です。
あまり、不必要な縫い目は触れない方が良いと思いました。
なので、縫い目が見えないように作り直しました。
どっちが表か裏かわからないです。
紐タイプ
紐タイプのカニューレバンドは「springhascome.」の動画を参考に作りました。
紐タイプの方が作るのカンタンです。
布をひっくり返すときが、ちょっと苦戦します。
動画のように割りばし使うと楽ですが、慣れないと、なかなかひっくり返せなかったです。
ウチに紐がなかったので、適当な布で紐を作りました。
この紐は幅広にすると、カニューレの穴に入らなくなるので、5mm程度にしてください。
ガチ真田紐だと、ちょっと入らないかも。。
考察
市販のカニューレバンドで、皮膚トラブルを起こしている人もいます。
ティッシュをかませることもあります。
原因は人それぞれ違いますが、だいたい汗による蒸れか、バンドによる圧迫が多いです。
通気性の良いものや当たりの柔らかい生地にすることで、改善するのではないかと思います。
こんな生地で作るのも良いですね。
見た目にかわいく、皮膚トラブルも予防できるなら、手作りカニューレバンドは良いです。
デザインにこだわりがなければ、30cm程度のハギレがあれば作れます。
購入するという手段もあります。
マジックテープタイプは見た目がスッキリとしていますが、マジックテープが固いと皮膚トラブルの原因になります。
柔らかいマジックテープを使うと良いと思います。
しかし、マジックテープは使っていると、だんだんとヘタってきます。
ヘタってきたマジックテープを使用し続けると、抜管のリスクがあるので、注意が必要です。
紐タイプのカニューレバンドはカニューレに結びつけないといけません。
チョウチョ結びがカニューレの両わきにきます。
かわいいけど、ちょっと鬱陶しいかも?
マジックテープと違い、結べる限り交換しなくても良いです。
ただ、チョウチョ結びをしっかりしないと、抜管のリスクがあるので注意が必要です。
マジックテープタイプも紐タイプもそれぞれに、メリット・デメリットがあります。
使い勝手の良い、皮膚トラブルを起こさないものを選択すると良いです。
まとめ
気切がある人のおしゃれを楽しむ1つのファッションとして、カニューレバンドがあります。
直接、傷口にバンドを巻くわけではなく、普通に服を着るような感じと同じだと思います。
付け替えエリのように、気分に合わせてコーディネートしていく感じで良いと思います。
作り方を調べると、障がい児のお母さんか訪問看護師が作っている方が多いです。
色々な生地でかわいく作ってあります。
メルカリやハンドメイドサイトで検索するとたくさん出てきます。
しかし、子ども用が多いかな?
大人用は見つけられなかったです。
大人もターゲットにすれば、さらにシェア拡大?できるかも。。
それにしても、ウチの看板娘たちのかわいさが、表現できてない使い方になってしまった~なと思います。