鍼灸学生も残り1年と半分です。
なんと、鍼灸学生1年生で人生初めての赤点というものを取ってしまい追試を受けました。
確実に20代の頃と同じような前日テスト勉強では対応が難しくなっています(脳のメモリ容量少ない)。国家試験勉強はコツがあるから何とかいけると思うのだけれど。。
現役生にとってはまだまだ先かもしれませんが、社会人学生は卒後の準備も早めに考えていかないとです。
Kagayaは卒業後、今の訪問看護ステーションで働きながら(社保加入週20時間労働)、どこかの針灸院で修行をしようと考えていました。
しかし1日でも早く1人で働きたい気持ちもあり、開業のための情報収集をしています。
Kagayaは協調性がない自由人なので、誰かの下で働くのも誰かを使う働き方もしたくはないです。
とにかく1人で働きたい‼️
単純に考えて、看護師の資格を持っている鍼灸師として、健康相談など売りにした鍼灸院を創れば、そこそこお客さんは来てくれるだろう(高齢者の客層が)。
だけどKagayaは高齢者分野にはあまり興味がないのです。障がい分野、とくに重症心身障がい児(者)を専門にやっていきたいのです。
そして、今Kagayaをごヒイキにしてくださっている利用者様とご家族様のためにビジネス展開できたらいいなと考えています。
その利用者様は小学生で気管切開、呼吸器•酸素を使用している重症心身障がい児です。下に兄妹児がいるご家庭です。
ご家族は休日は兄妹児のための時間を作って散歩など外出できたら良いなと思っています。
そこで利用者様が楽しく過ごせて、かつご家族も兄妹児と関われる時間を確保するための方法を考えてみました。
障がい福祉事業
障がい児(者)通所支援系サービス
児童発達支援
未就学児の障がいのある幼児に対して、日常生活における基本的動作の指導、コミュニケーションや集団生活への適応のための訓練を行うところです。
放課後等デイサービス
6歳から18歳の障がいのある児童•生徒に対して、学校の放課後や夏休みなどの長期休暇の時に訓練や社会との交流促進など提供することで、児童生徒の自立を促進させ、放課後等の居場所作りを行っているところです。
生活介護
18歳以上の介護を必要とする障がいのある人に対して、日常生活上の支援を行うとともに、創作活動や生産活動の提供、身体機能や生活能力向上のために必要な援助を提供するところです。
これらの施設は指定要件としての設備基準や人員配置基準が厳しく、最低3人でそれなりのスペースも必要となり、機材も高額となり規模が大きくなってしまいます。1人で働くことができないので、この事業案は無しかなと思います。
身体機能の取り組みとして、鍼灸とリハを組み合わせは最高だけれど。。
今後、一緒に働きたいと思える人に出会えれば、この案もありかもしれないですが。。
利用者様家族からは「仲間を見つけなさい」と言われていますが、こればかりは自由人Kagayaについてこられる人でないとと思います。
訪問系サービス
移動支援
いくつかある訪問系サービスの1つです。居宅介護サービス1つだけを指定するよりは複数のサービスをしているヘルパーステーションが多いと思います。
移動支援は屋外での移動が困難な障がい者に対して、外出のための支援を行うことにより、地域の自立活動および社会参加を促すことが目的のサービスです。
居宅訪問型児童発達支援
医療的ケアや重度の障がいがあるため、外出することが困難な児童•生徒に対して、ご自宅に訪問して日常生活上における基本的な動作の指導、生活能力向上のための訓練を通所施設で行うことをご自宅で行う支援です。
Kagayaは曲がりなりにの10年以上看護師だから、鍼灸リハビリ訪問看護ステーションを立ち上げようかとも考えました。
障がい児(者)分野に興味のある看護師2.5人に加え、障がい児(者)専門の理学療法士を探さないとです。
1人で立ち上げる場合、指定はとれないから自費看護ならできるのかな?
自費訪問看護ステーションにどれだけの需要があるのだろうか。。
日中一時支援事業
日中一時支援事業とは障がい者の日中における活動の場を確保し、日常生活上の介護を行います。
通所支援系サービスと何が違うのかというと「家族の一時的な休息を図る」というと目的があります。
この事業サービスは年齢制限がありません。自治体によって異なりますが、制度上、未就学児から成人まで利用することが可能です。
放課後等デイサービスを利用するのが当たり前になってきた今現在、卒業したらどうするの?問題が浮上してきています。
生活介護は16時頃で帰ってきてしまいます。大人なのに児童•生徒より早いのです。
そんな2時間程度を埋める「卒後夕方支援」として日中一時支援事業を活用している自治体もあります。
自治体によって設置条件も異なりますが、小平市と東大和市はこの事業単体では設置できないそうです。
今後、この事業サービス単体でできるようになれば、仕事仲間を探していこうと思います。
針灸院として
鍼灸の道を目指したのは開業権があるから。
1人でも開業できること。
看護師は1人では開業できないし、医師の指示がないと何もできません。
福祉事業に考えがそれてしまいましたが、元々は1人で働ける職場をつくることが目的でした。
ということで、まずは小さな一歩として、鍼灸と療育を掛け合わせた鍼灸院を売りにしていこうと思います。
まとめ
色々と考えてみましたが、設置人数の問題と福祉施設として複数事業設置などの関係で1人で開設することができません。
国のお金(といっても税金だけど)を使う事業はそれなりにめんどうです。
「できること」「できないこと」の制約もあり、本当に必要なことが保険内ではできなかったり。。
だから、あん摩マッサージ指圧師や鍼灸師、柔道整復師は自費開業しているのだろう。。
まずは鍼灸院としてKagayaが提供できるサービスは何をしっかり考えていくことにします。