
こんにちは。
プライマリ・ケアサポート✯きらぼし、鍼灸師・看護師のKagayaです。
Kagayaはこれまで、病院や施設、訪問の現場で、さまざまなご家庭と出会ってきました。
特に、医療的ケアが必要なお子さんや、発達に凸凹のあるお子さん、そのご家族と向き合う中で、「もっと家庭の中で、やさしく安心できるケアを届けたい」と強く思うようになりました。
「きらぼし」は、そんな想いから生まれた、小さなケアの灯りです。
訪問鍼灸・訪問看護・療育的アプローチを組み合わせた統合ケアを、東京都小平市周辺で提供しています。
このたび、とても嬉しいご縁をいただき、「たけお音楽体操」というYouTubeチャンネルに出演させていただきました。
運営されているのは、音楽療法や体操を通じて福祉現場を元気にしたいと活動されている、元気いっぱいのたけおさん。
今回の動画では、「きらぼし」の活動紹介に加え、実際の耳ツボケアの様子や、戦場鍼(バトルフィールド・アキュパンクチャー:BFA)の治療についても触れています。
初めての撮影でとても緊張しましたが、温かく受け入れていただき、安心してお話しすることができました。
YouTubeというメディアは、文章では伝えきれない空気感や表情、声のトーンまで届けることができる貴重なツールですね。撮影・編集というプロの力にも助けられて、「今のきらぼし」の姿を素直に表現できたと感じています。
この記事では、動画出演の経緯やその中で伝えたかった想い、視聴者に届けたいメッセージをじっくりとお伝えしていきます。
「訪問鍼灸ってどんなことをしているの?」「耳ツボで発達支援ってどういう意味?」「戦場鍼って痛くないの?」──そんな疑問を持っている方にも、わかりやすく伝わるよう丁寧にまとめました。
ぜひ最後までお読みいただき、気になることがあれば、お気軽にLINEでご相談くださいね。
🌟きらぼしとは?
「きらぼし」は、発達に課題のあるお子さんや、医療的ケアが必要な方、またご家族の方々に寄り添うために生まれた訪問型ケアサービスです。
「きらぼし」という名前には、「それぞれの暮らしの中に、やさしい光を届けたい」という想いが込められています。
星のように小さくても、一人ひとりの毎日に静かに寄り添い、ほっとできる“灯り”になれたらという願いを込めて名付けました。
Kagaya自身、看護師として病院で働く中で、医療の知識や技術だけでは支えきれない“生活の困りごと”に何度も直面してきました。
退院後のケアが不十分で再入院になったり、医療的ケア児を抱えるご家庭が「誰にも相談できない」と孤立していたり…。
そんな現場の中で、もっと家庭の中に「専門職が訪ねてくれる安心感」を届けたいと思うようになりました。
そしてもう一つの専門である「鍼灸」は、西洋医学では補いきれない“体質”や“未病”へのアプローチができるツールです。
とくに小児はりや耳ツボ療法は、やさしい刺激で心身のバランスを整えるのにとても適しており、「薬や強い刺激は避けたい」というご家庭にも安心して届けられます。
「きらぼし」では、次のような3つの柱を軸にケアを行っています。
- 訪問看護:たとえ医療的ケアが必要でも、安心してご自宅で過ごせるよう支援
- 訪問鍼灸:慢性的な疲れ、不調、発達に関わるお悩みに対して、東洋医学の力でサポート
- 療育的アプローチ:子ども一人ひとりの発達特性に合わせ、五感を育てる遊び・ケアを提案
すべてのケアに共通しているのは、“ご本人の意思を尊重しながら、ご家族も一緒に支える”という視点です。
施術や処置だけで終わらせず、「この家族が、この場所で、これからも穏やかに暮らしていけるかどうか」を、いつも一番に考えています。
現在は、小平市・東村山・東久留米・東大和・国分寺・立川などを中心に訪問活動を行っており、今後はシェアサロンでの施術や、地域でのセルフケア講座なども展開予定です。
「きらぼし」は、まだまだ小さな個人事業ですが、だからこそ、目の前の一人ひとりに丁寧に向き合うことを大切にしています。
大切なのは、診断名や制度にとらわれすぎず、「今、この人がどうしたら楽になれるか?」を一緒に考えられること。
訪問看護と鍼灸の知識を融合し、「こころとからだ、そして暮らし」の全体をケアする。
それが、私Kagayaが目指す“きらぼしケア”のかたちです。
「誰にも相談できずに、ずっと悩んでいました」
「ここまで話を聞いてくれたのは初めてです」
そんな言葉をいただくたびに、この仕事の意味を実感しています。
どうか、あなたの暮らしにも、そっと光を灯せますように──。
それが「きらぼし」の願いです。
🌟YouTubeで紹介された内容
今回出演させていただいたYouTube動画では、「きらぼし」がどんな思いで日々のケアを行っているのか、実際の訪問の様子や耳ツボ治療の一部を交えてご紹介しました。
撮影は、東京都小平市のシェアスペースで行われ、リラックスした雰囲気の中で、いつも通りのやさしいタッチのケアを見ていただけたと思います。
この動画では、たけおさんの進行に合わせて、実際に使用しているツールや耳ツボの貼付方法、小児鍼灸で使用するてい鍼(刺さない鍼)などをお見せしました。
また、施術だけでなく「なぜそれをするのか」「どんな効果を期待しているのか」といった背景もしっかりとお話ししています。
とくに注目していただいたポイントは、以下の4つです。
- 小児鍼灸や耳介療法を活用したやさしい刺激による発達支援
強い刺激ではなく、皮膚をなでるような微細な刺激で、自律神経の安定や感覚統合のサポートを目的としたケアを紹介しました。 - お子さんやご家族の不安に寄り添う訪問看護の視点
病院や施設とは違う、家庭という場での安心感を大切にし、「話せる看護」「傾聴の時間」を重視していることもお伝えしています。 - 看護師であり鍼灸師でもあるKagayaだからこそできる統合的なケア
医療的ケアの安全管理と、東洋医学的な“体質ケア”を同時に提供できるスタイルについて具体的に解説しました。 - 「家庭の中に、安心を灯す存在になりたい」というメッセージ
ケアとは、技術だけでなく「場づくり」や「心のつながり」が大切だということを、言葉と映像で表現しました。
動画の中では、耳ツボシールやASP鍼(戦場鍼)についての説明も行いました。
「痛くないの?」「どこに貼るの?」「どれくらい効果があるの?」という質問に、実物を見せながら丁寧にお答えしています。
また、ただ施術を見せるだけでなく、「ケアの中で大切にしている視点」や、「支援者として何を心がけているのか」についても、お話の中でたけおさんと対話する形で掘り下げていただきました。
動画の構成や編集もとても見やすく、「まるでその場にいるような臨場感があった」と多くの方から感想をいただいています。
視聴者の方からは、「あんなふうに関わってもらえたら安心だな」「初めて耳ツボのことが分かった」といったお声も届いています。
普段は文字で伝えている情報も、こうして動画で表現することで、手の動きや表情、空気感までも含めて受け取っていただけることの大切さを、あらためて感じた時間でした。
「百聞は一見にしかず」──。ぜひ、まだご覧になっていない方は下記リンクからチェックしてみてくださいね。
🌟実際の動画はこちら!
▼動画はこちら
https://youtu.be/69OgtItlx44?si=-CyqvboiKOFjYOjv
チャンネル登録・高評価もよろしくお願いいたします!
🌟動画を撮って感じたこと
あらためて、「何のために、誰のために」この活動をしているのか、原点に立ち返る機会になりました。
日々の訪問や施術の中では、目の前の支援に集中することが多く、こうして動画という形で見つめ直すことで、たくさんの気づきと学びをいただきました。
🌟今後の展開について
今回のYouTube出演をきっかけに、「もっと多くの方に、きらぼしの活動を届けていきたい」という想いが一層強くなりました。
鍼灸や東洋医学、訪問看護や療育的ケア──これらは、決して特別な人だけのものではなく、誰でも日常の中で活用できる力です。
ですが、まだまだ「知られていない」「使い方がわからない」「受けられる場所が限られている」という現実もあります。
だからこそ、Kagayaはこの「きらぼし」という小さな活動の光を、より多くのご家庭、支援者、そして地域の方々へ広げていきたいと思っています。
今後は、YouTubeやブログ、SNS、公式LINEなどを通じて、以下のような情報を発信していく予定です:
- 小児鍼灸や耳つぼケア
お子さんへのセルフケアや、家庭での簡単なツボ刺激の方法をわかりやすく解説。保護者の方でも安心して実践できるよう、図解や動画などで丁寧にお届けします。 - 東洋医学の体質別ケア解説
「なんとなく不調」「病院に行くほどじゃないけどつらい」──そんなお悩みに対して、体質別のセルフチェックや生活アドバイスを紹介。食事・睡眠・お灸など東洋医学ならではの視点で整えていく方法を伝えていきます。 - 看護と東洋医学をつなぐコラム
看護師として、鍼灸師として、実際の現場で気づいたこと、支援のあり方、チーム連携のヒントなどを、ブログで発信。医療職や支援者の方にも役立つような内容にしていく予定です。
さらに、シェアサロンでの体験会や、子育て支援施設での出張ケアイベントなども計画しています。「訪問はハードルが高いな…」「まずはちょっと話を聞いてみたい」そんな方にも気軽に体験していただけるような場所を、今後増やしていきます。
また、公式LINEでは、登録者限定のセルフケアPDF配布や、無料相談も実施予定です。
一人でも多くの方が、自分のからだとこころに耳を傾け、「整える力」を取り戻すきっかけになればと願っています。
🌱情報発信予定の媒体はこちら:
- ✅ 公式ブログ:施術日記・体質別ケア・よくある質問など
- ✅ 公式LINE:登録者限定PDF・イベント案内・1対1トーク
- ✅ Instagram:写真で伝える日々のケア風景や道具紹介
まだまだ小さな灯りではありますが、「きらぼし」があなたの毎日に、ほんの少しでもやさしさと安心を届けられたら嬉しいです。
これからも、ゆっくりでも、着実に。必要な方へ届くケアと情報を発信していきます。
どうぞ、引き続き見守っていただけたら幸いです。
🌟さいごに
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
「きらぼし」は、まだまだ始まったばかりの、小さな個人事業です。
大きな企業でもなく、支援制度にしっかり乗っているわけでもありません。
だけどKagayaは信じています。
たった一人の声に、丁寧に耳を傾けること。
その人の暮らしに合わせて、無理なく続けられるケアを届けること。
病院や制度の枠を超えて、「その人らしさ」を支え続けること。
それこそが、「きらぼし」の役割だと思っています。
誰かの大きな不安が、少しだけ和らいだとき。
今日もやっていけそうだな、って思えたとき。
そんな瞬間を、訪問先やご相談の中でご一緒できることが、何よりの喜びです。
「Kagayaさんに来てもらってよかった」「あのとき、話を聞いてもらえて救われた」
そんなふうに思ってもらえるような存在でいたい。
星のように、小さくても、ずっとそこにあって、見上げたときにホッとできる──そんな存在でありたい。
訪問ケアの現場では、「今すぐ答えが出ないこと」や「どうにもできない葛藤」にも、よく出会います。
それでも、Kagayaは「ともに考える姿勢」「寄り添うまなざし」だけは失わないようにしていきたい。
そう思っています。
これからも、「きらぼし」は、ひとり一人の声をていねいに受け止めながら、地道に活動を続けてまいります。
YouTubeやブログ、LINE、Instagramを通じて、「あ、こんなケアもあるんだ」「話してみたいな」と思ってくださった方がいらっしゃれば、どうか気軽にお声がけくださいね。
そして、もし身近に「困っている方」「つながり先がなくて悩んでいる方」がいれば、このページをシェアしていただけたらうれしいです。
Kagaya自身も、まだまだ学びの途中。
ケアの方法も、伝え方も、日々試行錯誤しながら進んでいます。
でも、どんなときも大切にしているのは、「目の前の人を大切にすること」。
この原点だけは、ぶれることなく続けていきたいと、改めて感じています。
星の灯りは、小さいけれど、暗闇を照らします。
「きらぼし」も、そんな存在になれるように、これからも努力を重ねてまいります。
応援してくださる皆さん、支えてくださるご家族、そして関心を持ってくださったあなたへ。
心からの感謝を込めて──
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