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仕事のこと

頭皮鍼とマーケティングについて

経済学について学ぶと有経済と無経済とがあります。

経済学を学ぶことは個人事業主として生き残るのに、とても大切な知識となります。

看護師や鍼灸師は商品としては形のない無経済となります。

形のない物を売るには戦略が必要です。

マーケティングの概念には「4P」というものがあります。

Kagayaは看護と鍼灸を組み合わせたハイブリッドなケアを提供する予定です。

鍼灸の手技としては頭皮鍼を取り入れたいと思っています。

そんな頭皮鍼を売り出すために、「4P」のマーケティング概念から考えていきたいと思います。

何を提供するのか?〜Product〜

Kagayaが提供するのは、看護と鍼灸を組み合わせた無経済=サービスです。

色々とサービスメニューは考えていますが、今回は頭皮鍼について考えていきます。

現代では、ただ「頭皮鍼やります」と言っただけではお客様は来るのだろうか?

特徴のない鍼灸治療ではお客様は来ません。

何かしらの特徴や付加価値が必要になります。

鍼灸治療は医学のはずですが、治療の第一選択で鍼灸治療に来ることはありません。

病院で治療法が見つからず、見捨てられた人が最後の砦的には来ることがあります。

そんな、専門性ある鍼灸サービスするのか?

鍼灸治療はリラクゼーション効果の高いので、慰安的なサービスにするのかによって、マーケティングが変わってきます。

「それはお客様から本当に求められているのか?」と 「本当にあなたがやりたいことなのか?」を考えていく項目です。

頭皮鍼の効果について

体の痛みへの効果

頭の筋肉や皮膚は、顔や首、肩と繋がっています。

頭皮鍼をすることでオキシトシン、ドーパミン、セロトニンなどの神経伝達物質やホルモンが脳から分泌されやすくなり、鎮痛効果があります。

育毛・美髪効果

頭皮鍼により血流を改善することで、幹細胞への栄養状態を改善する効果があります。

美髪を促し白髪予防、白髪の改善、薄毛の改善にもなります。

眼精疲労・頭痛改善の効果

目を使用することにより疲労する前頭筋、顎を使用することにより疲労する側頭筋などの筋肉を緩めることで、血流が良くなり症状を改善することができます。

自律神経を整える整える

頭皮を緩めることで副交感神経が優位になります。

自律神経の乱れを整えることで深いリラックス効果が得られます。

ストレスの緩和や睡眠障害、全身の疲労の改善に効果的です。

障がいに特化した鍼灸治療として提供

頭皮鍼には様々な効果があります。

マーケティング「4P」の考え方には「誰に」提供するはないのかな?

「誰に」提供するのかによって、提供の仕方が変わってきます。

単純に頭皮鍼の効果を列挙しても、人は興味を示しません。

高齢者を対象にすれば「痛みへの効果強い」、中年男性なら「育毛」、若い女性なら「美髪」、職業がデスクワークなら「眼精疲労•頭痛」、更年期女性は「自律神経を整える」など、年齢や性別、職業といったターゲット層を絞ることで、付加価値も出てきます。

同じ頭皮鍼としての施術内容でも、ターゲット層に響く効果を全面に出せば人は興味を示します。

興味を持って知ってもらうことが大切です。

Kagayaは鍼灸界でもマニアックな障がい分野で「脳にアプローチする頭皮鍼」「睡眠効果で心身の安定を促す頭皮鍼」として売り出そうと思います。

その価値はいくらにするの?〜Price〜

何を提供するのかが決まると、次に「その価値にいくらの値段をつけるのか?」ということです。

鍼灸は医療的側面もありますが、医療も慰安もビジネスです。

サービス価値に見合った報酬をもらう必要があります。

基本的な考え方はコストにプラスするという考え方です。

現在、鍼灸院を含め、マッサージ業界や整骨院業界の数がコンビニと同じくらいあります。

同業者たちと比べて「治療価格はいくらにするのか?」 を考えていく必要があります。

価格設定についても、どの層にターゲットを絞るかによって変わってきます。

学生を対象とした治療院で、10,000円に設定にしてしまったら学生は来てくれません。

富裕層女性を対象としたエステサロンで、3,000円に設定して富裕層女性は来てくれません。

地域性でも都心なのか、田舎なのかによっても変わってきます。

障がい児(者)を対象とした価格設定

脊髄損傷やパーキンソン病、ALSといった中途障がいの方たちは成人していることが多く、自分の判断でお金を出して治療を受けに来ます。

中途障がいを対象にしたビジネスは専門性が高い文、割高なように感じます。

この方たちの需要は高いので、お客様はわりとついてくれると思います。

しかし、Kagayaが対象と考えている障がいとは主に「重症心身障がい」です。

重症心身障がい児(者)は保護者の受け入れが必要になります。

いかに、保護者の心を掴みお金を出して貰うかが重要になります。

鍼灸治療とはどういう効果があり期待できるのか?を知ってもらうところから始まります。

保護者のための鍼灸治療メニューをくわえていきます。

保護者は自分が経験したことを子どもにも勧めます。

そんなファミリー世帯がお金を出してもいいと思える価格設定を考えていきます。

どこに開業するの?~Place~

一般的にマーケティグ4PでPlaceといえば、「流通」のことを意味します。

しかし、鍼灸治療での「流通」とは何ぞや?となります。

鍼灸治療では「立地」が適切ではないかと思います。

テナントで開業するのか、マンションの一室なのか、それとも主要都市の駅前なのか、 大通りの路面店なのか、いろいろな選択肢があります。

一般的には、ある程度の人通りがある方が経営はしやすいと言われています。

地域にもよりますが、人通りが少ないと物件にかかるコストは抑えられますが、 広告宣伝費など集客に苦労するようです。

自身が提供できる価値を考えながら、どこが最適なのかを決めていく必要があります。

訪問型サービス

鍼灸師は訪問型で開業することができます。

固定された場所でのサービス提供では治療室の条件があり、保健所の審査が必要になります。

訪問型では届出を提出すれば場所を問いません。

障がいがある方とその家族は、なかなかカンタンには外出できないので、訪問型は需要があります。

頭皮鍼は座っても横になっても、どんな体勢でも施術は可能です。

またイスとテーブルさえあれば、省スペースで施術をすることができます。

施設などで頭皮鍼をアピールすることもできます。

どのように知ってもらうの?~Promotion~

提供する価値、価格、立地が決まれば、あとは 「どのように知ってもらうのか?」 ということを決めていきます。

具体的な方法として、口コミやチラシ、Web集客などがあります。

これらの方法も取り組み方は様々で、チラシでいうとポスティングなのか、 折り込みチラシなのかがありますし、Web集客だとWeb広告なのか、 ブログでHPにアクセスを集めるのかなど、細かく決めていかなけらばなりません。

関係各所への営業

集客の方法としては、障がい児(者)施設と相談員への営業をしていきます。

ホームページからの集客も期待薄いですが、やらないよりはマシです。

インスタグラムなどのSNSはKagayaには合わないのでやりません。

一般的な肩こり腰痛治療をやる予定はないので、知人の紹介で集客を考えています。

まとめ

頭皮鍼について、マーケティング4Pに沿って考えてみました。

開業してから考えるのでは遅いので、準備期間にしっかりと戦略を練る必要があります。

4P以外にも考えなくてはいけないことがたくさんあります。

最近は1人での独学に限界を感じているので、色々な人の話を聞いていきたいと思います。

鍼灸の技術を研くのも大切ですが、うサービス提供の方法を考えていくのも大切です。

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