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セルフケア

セルフケア~自分の不調は自分で治す~

鍼灸学生3年生になり、国家試験勉強より卒業後のことを考えている今日この頃。。

色んな鍼灸師の色んな手技を学ぶために、色んな治療院に行っています。

勉強会に参加するのも良いですが、実際に自分の身体で体験するのが一番です。

治療院では自分の身分もあかしているので、鍼灸についてだけでなく、治療院の開業方法や国家試験対策なども質問すると答えてくれます。

現在進行形で治療院を運営している先輩の生きた話が聞けるのでおもしろいです。

身体のメンテナンスしながら、鍼灸の勉強ができ、自分がやりたいと思う将来像を考えることができます。

将来は同業者なので、友好関係は築いていった方が良いと思います。

よく学生の頃は良くしてくれるが、鍼灸師になったとたん冷たくなるという話を聞きます。

「同業者お断り」の治療院もあるみたいです。

そんな器の小さな人に治療されても治らないわ!と思ってしまいます。

同業者による嫌がらせがあるらしいとの理由からだとか。。

治療院では「同業者お断り」が通用してしまうんだ~と思います。

病院だったら、医師が医師の治療をしないということですよね?

医師の応召義務違反になってしまいます。

看護師が看護師の看護をしないということ。

理学療法士が理学療法士のリハビリをしないということ。

おかしな話です。

国家資格を持っているのに、同業者の治療をしないという根拠がよくわかりません。

それも堂々と治療院のホームページに書いてあるのだから、ビックリです。

どんだけ、傲慢な施術者なのだろうと思います。

こんなこと書いてしまっているKagayaも同業者から嫌がらせを受けるのだろうか?

そもそもKagayaの治療対象者は障がい児(者)なので「同業者はお断り」ではなく「対象外」ですけどね。

そんな器の小さな施術者の話は置いといて、快く同業者を受け入れてくれる施術者と仲良くなって、自分の身体の不調を整えている話をします。

身体の不調について

Kagayaは虚弱体質ではないが、とにかく色々な不調があります。

最近はアイスなどの冷たいものを食べると3日くらいはお腹を壊しています。

お腹が壊れることがわかっても、食べてしまいますが。。

年々、冷たいものを食べると身体がキツくなっています。

東洋医学では常温より低い食べ物を食べるでないとされています。

お店で氷入りの水が出されらり、冷やし中華みたいな冷たい食べ物が出てくるのは日本ぐらいです。

他のアジア圏内では冷たいものは出てこないそうです。

気がつくと冷たい食べ物ばかりになるぐらい、冷たい食べ物が好きなのですが、とにかく身体に辛い。

陰盛体質で、寒いくせにさらに冷たいもばかり食べて陰気を補っています。

冷たいものがやめられないから、±で考えて、冷たいもの食べたら温かいものも食べようと考えました。

一度、冷えた身体はお湯を飲んだくらいじゃ治りませんでした。

鍼灸実技の先生がわかりやすく「常にプールに浸かっている状態」だと例えてくれました。

じゃあ、プールに浸かっている状態からどうやってプールからあがれるんだろうか?と思います。

Kagayaの不調は「冷え」からくる、内臓の不調、倦怠感、筋肉疲労などがあります。

東洋医学でいう「気」「血」「津液」が足りていないわけではないが、上手く巡らせることができていないため、必要な所とに必要なものがとどいていない状態です。

何とか巡りをよくして、快適に過ごせるようになりたいと思います。

通っている治療院について

Kagayaは主に3ヶ所の鍼灸院に通っています。

他にもリラクゼーション目的での鍼灸院やサロンにも通って日々の身体のメンテナンスをしています。

YNSAの治療院

YNSAとは、宮崎県の医師である山元敏勝によって考案された技術です。

脳梗塞・脳出血・麻痺等の中枢性疾患・腰痛・肩こり・膝の痛み・しびれ・めまい・耳鳴りなどの様々な疾患に有効とされています。

YNSAの基本の治療は頭部にあるA〜Iまでの9つの基本点を使用し、独自の反射区で診断していきます。

Kagayaの治療ポイントのほとんどは頭にあるので、とてもYNSAは効果的です。

頭に鍼を刺していくので、座ってでも治療ができます。

着替えなくていいし、ムダに尻とか見られなくていいいです。

刺絡の治療院

刺絡療法とは、身体の中の溜まってしまった血(瘀血)を体外に出して、身体の中の血の廻りをよくするという療法です。

血を出すということは「瀉血」ではないのか?

という話になってしまいますが、「瀉血」ではありません。

「瀉血」はいりょうこういで医師しかできませんが、「刺絡」は「鍼」に含まれるもので、別物とされています。

「鍼したら血が出ちゃった」という体かな?

鍼術における刺絡鍼法に関する質問主意書

刺絡鍼法に関する質問に対する答弁書

ちゃんと参議院でも答弁されています。

知らない人は医者や看護師以外から血を抜かれたと訴えられる可能性があるので、インフォームドコンセントはしっかり行わないとです。

具合が良くないときは、刺絡をするのが早く治ります。

井経刺絡という爪の角から、特殊な鍼で血液を出していきます。

指先で内臓の調子を整えていくのですが、Kagayaはあまり反応がよくないのです。

頭刺絡がすごく効果的で、鍼を刺すと搾ってなくても、吹き出す感じで、出てきます。

「頭に血がのぼる」という常態そのものです。

治療を受ける側としては、たまっているものは出した方が良いので、治療効果は高くてお勧めです。

しかし施術する側としては、血液を扱うという点で、感染に注意しなくてはいけないので、管理がメンドウだから、Kagayaは取り入れる予定はない治療法です。

長野式治療院

長野式鍼灸とは長野潔が西洋医学と東洋医学を融合させ、システマチックに治療していくスタイルです。

脈診や腹診で身体の状態を判断して、決まっている治療穴を使って、身体の状態を整えていきます。

西洋医学のように疾患治療マニュアルに沿って治療していく感じなので、治療を受ける側としては、何をしているのかわかりやすいです。

ただKagayaは長野式で身体を整えても、それ以上に疲労度が高いため、治療が追いついていないです。

優しい鍼ですが、内臓機能を整えるにはいいです。

お灸もするので、身体が温まります。

自分の身体を見直す

鍼灸治療といっても、治療法が鍼灸師によって違います。

Kagayaの通っている鍼灸院は、患者と対話をしながら鍼を刺していきます。

脈やお腹の常態、治療点を整えるにはツボを一緒に探していく感じです。

一緒に把握していくことで、身体の身体について勉強することができます。

自分の身体のことがわかれば、鍼灸師に上手く伝えることができて、さらに治療効果が高まります。

Kagayaはずっと頭に鍼がほしいと身体が訴えていました。

それを伝えると頭皮に鍼を刺すことが多くなりました。

自分でも自宅でセルフケアとして、頭でも特に鍼がほしいと訴えている所に鍼を刺して首の可動域が拡大しました。

リラクゼーション目的の鍼灸院では、一方的に鍼を刺していくので、何が効いていたのかわかりません。

まとめ

自分の身分を偽って偵察目的で施術を受けに治療院にいく人もいるみたいですが、勿体ないなと思います。

ただ、そういう人は健康体なんだろう。。

うらやましいです。

Kagayaはあちこちに不調があるので、色々な治療法を試したいと思います。

鍼灸師と仲良くなれば、手技の情報共有ができ、自分の不調も治せる一石二鳥です。

「血」が頭でうっ血して全身に上手く巡っていない状態みたいです。

頭皮が硬いのが原因かな?と。

今はとにかく頭皮をやわらかくすることが目標です。

だんだんと頭皮がやわらかくなってくると、首がよく動くようになり、首・肩の痛みがなくなりました。

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