

こんにちは。
プライマリ・ケアサポート きらぼし、鍼灸師・看護師のKagayaです。
🌟東大和市駅夜市に初出店して気づいたこと
今年、初めて東大和市駅の高架下で開催された「夜市」に耳ツボ体験ワークショップを出店しました。
「きらぼし」の認知度を上げるために、人が行き交う賑やかなイベント会場に参加してみました。
周囲には焼きそばやかき氷、ヨーヨー釣りといった屋台が立ち並び、浴衣姿の親子や若い世代が楽しそうに歩いていました。
正直、初めての大規模イベントで「本当にお客さんが来てくれるだろうか?」と胸がざわざわしていました。
結果から言えば、想像していたよりも来てくれた方はいました。
もしもゼロ人だったら、心が折れてしまったかもしれません。
お祭りでは食べ物やゲームが一番の目当てで、施術体験は後回しになりがちです。
そんな中でも、POPをじっと読んで「ちょっと試してみたい」と座ってくださる方がいたのは、本当にうれしい出来事でした。
声を張り上げて呼び込みをしたわけでもなく、あくまで「気づいた人が寄ってくれる」という自然な集客だったからこそ、余計にありがたく感じました。
収益面では、出店料以上は確保できたのでまずまずの結果。
ただ、インスタグラムなどでキラキラした耳ツボ体験を発信している方々の投稿を見ると「一体どれくらい集客しているのだろう?」と考えてしまいます。
実際には、15時から21時までの6時間で施術を受けてくださったのは8人程度。
施術そのものは10分もかからない短時間で終わるのに、長い待機時間は暑さもあり体力的にかなりきついものでした。
合間に近くの屋台で食べ物を買い、夕方の雰囲気を楽しみながら過ごしましたが、「これが現実なんだな」と実感しました。
集客の工夫として強く感じたのは「実演の力」です。
誰かが施術を受けている姿を見て「ちょっと気になる」と足を止め、そこから体験につながる。
静かに座っていても人は来ませんが、実際に施術している光景そのものが看板になるのだと学びました。
わざわざ声を張らなくても、目の前で変化が起きていることが一番のアピールになるのです。
施術を受けてくださったのは、肩や首のコリ、慢性的な疲れを感じている20代の女性が多かった印象です。
Kagayaの耳ツボは「リフトアップ」や「かわいいだけのジュエリー」ではなく、東洋医学にもとづいた「治療」を目的とした施術。
痛みや不調に悩む方が真剣に選んでくださったことは、活動の方向性が間違っていない証拠のように思えました。
その一方で「どんな耳ツボジュエリーがあるの?」と興味本位で尋ねてくださる方もいて、SNSのイメージで「キラキラかわいいシール」を期待していたのかもしれません。
今回の出店を通じて、インスタのイメージだけが独り歩きしている耳ツボに対し、もっと「本来の役割」を伝えていきたいと強く思いました。
耳ツボは見た目の装飾ではなく、身体の不調や心のストレスに働きかける確かな方法です。
Kagayaの施術を通して、耳ツボの本質的な魅力や可能性を少しでも伝えられたのなら、この出店は大きな意味があったと感じています。
🌟耳ツボって何?見た目だけじゃない本当の効果
最近はインスタグラムやTikTokなどで「耳ツボジュエリー」「耳に貼るだけでリフトアップ」といった投稿をよく目にします。
キラキラしたストーンを耳に貼り付けて、まるでアクセサリーのように楽しむスタイルは確かに可愛らしいものです。
しかし、その多くは“ただシールを耳に貼っているだけ”に近く、本来の耳ツボの持つ力とは少し違う形で広まっているのが現状です。
冷静に考えてみてください。
もし本当に「耳にシールを貼るだけで顔が引き上がる」のであれば、美容クリニックに何百万も投資してリフトアップ施術を受けている人たちはどうなるのでしょうか。
エステティシャンが多額の費用を払って技術を学び、日々研鑽しているのも無駄になってしまいます。
科学的根拠のない「貼るだけ美容」が本質的な改善をもたらすはずがありません。
もちろん、耳にキラキラしたジュエリーをつけること自体が悪いわけではありません。
気分が上がったり、アクセサリーとして楽しんだりすることは十分に価値があります。
ただ、「本当に心身に作用する耳ツボ」とは別のものだと知ってほしいのです。
耳ツボは本来、東洋医学に基づいた施術の一つです。
東洋医学では「耳は全身を映す鏡」と考えられており、耳の特定の部位を刺激することで、臓腑や神経、自律神経系の働きに影響を与えるとされています。
研究や臨床の現場でも、耳ツボを活用した施術が以下のような症状や不調の緩和に役立つと報告されています。
- 🌿 肩こりや首の緊張の改善
- 🌿 心身のリラックス効果
- 🌿 自律神経系の乱れ(不眠・頭痛・胃腸不調など)の調整
- 🌿 イライラや不安感の軽減
- 🌿 食欲やホルモンバランスのサポート
このように耳ツボは、単なる美容アクセサリーではなく、体調全般にアプローチできる「治療的なケア」なのです。
Kagayaが提供している耳ツボ体験は、単に「可愛いシールを貼る」だけではなく、症状に合わせてツボを選び、温灸や耳ツボ発見器などを用いて丁寧に刺激点を見極めてから施術します。
そのため、施術後に「肩が軽くなった」「頭がすっきりした」と体感していただける方が多いのです。
耳ツボの世界にはまだ誤解も多くありますが、Kagayaは「見た目だけのオシャレ」ではなく、体と心の変化を実感できる施術を伝えていきたいと思っています。
東洋医学に基づく耳ツボの魅力を、もっと多くの人に正しく知ってもらえるよう、これからも体験の場を増やしていきます。
✨「かわいいから貼る」ではなく、「心と体が楽になるから続ける」——それが本物の耳ツボ体験です。
🌟出店準備と当日の様子
当日は、東大和市駅前の広場に2張のテントが設置され、Kagayaはご一緒した団体とイス・テーブルをシェアする形で、一角に小さな施術スペースをつくりました。
まずは日陰と風の通りを確認し、来場者の動線が重ならない位置にイスを斜め配置。
施術中の手元や耳への貼付作業が通行中の方からも「ちらりと見える」角度を意識しました。
初参加のイベントとしては規模が大きく、開始直後は胸がキュッと縮むような緊張がありましたが、完全にひとりではなく他団体と支え合える環境だったことが心の支えになりました。

気温は高く、夕刻でもじんわり汗ばむ一日。
正直、ひとりで長時間「素通り」を見送る状況が続くと心は折れます。
イベントは複数人で参加したほうが良い、と感じたました。
この日の体験数はトータルで約8名。
数字だけを見ると少ないかな?と。
まあ、初出店にしては上出来か?
気候対策としては、保冷剤・携帯扇風機・日除けを準備・塩分入り水分は必須です。
清潔な手順を守りつつ、暑さで機材やテープの粘着性が落ちないよう保管場所も工夫しました。
イベントは「場の力」を借りつつ、安全・清潔・見やすさ・体感の4点を外さないことが大切です。
🌟必要物品
初めての出店準備は、正直わからないことだらけ。
KagayaはChatGPTに相談しながら、「体感向上」「清潔・安全」「伝わる見せ方」の3視点で持ち物を絞り込みました。
幸い、イスとテーブルはご一緒した団体からお借りできたため、Kagayaが持参したのは施術物品と衛生管理、そして集客補助のPOP・小物が中心です。
POPデザイン
最低限、己と耳ツボシールとアルコール綿と手指消毒があれば施術はできますが、イベントでは「立ち止まってもらう」ための工夫が命です。
そこで、A4のPOPを複数枚用意してみたのですが、会場規模と通行速度を考えるとA4は小さく見えたのが正直なところ。
次回からはA3の大きさで「価格・所要時間・体感の方向性」を3秒で伝える設計に見直そうと思います。





施術道具(体感を底上げする流れ)
当日の基本フローは、温灸 → 耳ツボ発見器で反応点チェック → 金粒/ジュエリー貼付。温灸で局所の緊張をやわらげ、発見器の音と光で「いま反応が強い点」を共有してから貼付すると、納得感と体感が同時に高まります。
以下は実際に使用した/同等品の参考リンクです(アフィリエイトを含みます。貼付はお肌の状態により刺激になる場合があるため自己責任でご判断ください)。
使用した金粒とジュエリー
耳ツボ発見器
温灸器
手指消毒とアルコール綿
テーブルクロス
むき出しの折り畳みテーブルでは味気なかったので、テーブルクロスはあって良かったと思いました。
ダイソーで購入したビニールのテーブルクロスです。
イベント終了後にテープで止めていた物を剥がす時に破れてしまいましたが。。
色々なイベントで使う人は、ブランドイメージに合った生地をテーブルクロスにしてもいいのかな?と思いました。
Kagayaは「きらぼし」ロゴをテーブルクロスにしようと思います。
耳模型
耳模型はあって良かったと思いました。
どの部位に耳ツボシールを貼っていくのか説明するのにあって良かったです。
1ヶ所のみジュエリーにした人にも、どこをジュエリーにしたいかを伝えるツールにもなって。。
スタンドパネル
テーブルにPOPを張り付けてもいいのですが、立体にすることで見やすくなりました。
イベントの規模にもよりますが、POPは立てた方がいいです。
布教活動
戦場鍼の説明が記載されているパンフレットや「きらぼし」のチラソや名刺を渡せるように用意しました。
テーブルにも、ホームページや公式LINEのQRコードを貼っておきましたが、誰も読み込んでくれませんでした。
登録してもらうように誘導すればいいのですが、そこまでしてもな?という感じで、ただ張り付けておいただけです。
施術を受けてくれられた人や耳ツボに興味を持ってくれた人にはパンフレットを渡しました。
誰彼かばわず配ったとしてもゴミになるだけで、読んでもらえないから。。
パンフレットもタダではないし。。
なくても良かった物品ースタンドミラー
Kagayaの耳ツボはキラキラしててもそれほど目立たないです。
鏡で見せても見えづらい。。
結局、写真に撮って見せるので、鏡は必要なかったです。
まあ、テーブルがそれなりの大きさだったので、見栄え的にはあってもいいけど。。
いかに荷物は少なくするべきかと考えたときに、持っていくものの優先順位はしたかな?と思いました。
🌟さいごに
今回の夜市での耳ツボ体験ワークショップは、Kagayaにとって忘れられない初挑戦になりました。
いきなり大規模なイベントへの参加で心が折れそうになった瞬間もありましたが、それ以上に「耳ツボって何?」と興味を持っていただけたり、「肩が軽くなった」「気持ちが落ち着いた」と体感を言葉にしていただけたことは、大きな励みになりました。
お客さま一人ひとりの変化を間近で見られるのは、やはり現場ならではの喜びです。
また、出店を通じて多くの学びもありました。
POPは大きさや配置が重要であること、施術の流れを一目で理解できるように工夫する必要があること、サポートしてくれる人がいるだけで施術に集中できる環境が整うこと…。
一つひとつの課題は、次回以降のイベントに活かせる大切な改善点だと感じています。
準備不足を痛感した場面もありましたが、それも含めて「実際にやってみなければ分からないこと」でした。
Kagayaはこれからもイベントやお祭りに積極的に出店し、地域の方々に耳ツボの魅力を直接お伝えしていきたいと思います。I
nstagramなどのSNSでキラキラしたイメージが先行している耳ツボですが、Kagayaがお届けするのは「見た目だけ」ではありません。
肩こりや自律神経の不調、リラックスなど、体と心にしっかりと働きかける本物のケアを大切にしています。
イベントで見かけた際は、ぜひ気軽に声をかけてください。
短時間でも「体が軽くなった」「気持ちが落ち着いた」と実感できる体験をお届けします。
地域の方とのご縁を大切にしながら、今後も誠実に活動を続けていきます。
🌸 見た目だけじゃない、“本物の耳ツボ体験”を、これからもたくさんの方にお届けしていきます!
📩 ご相談・お問い合わせはこちら

