子どものこころとからだを
つなぐ東洋医学
「体は元気なのに気持ちが不安定」「心の問題かと思ったら、お腹の調子が原因だった」
東洋医学では、こころとからだはひとつながりとして捉えます。
- 五臓と感情・発達の関係
- 気になるサインのセルフチェック
- 五臓別のおうちケア
- きらぼしのアプローチ

こんにちは。
プライマリ・ケアサポート きらぼし、鍼灸師・看護師のKagayaです。
療育や訪問看護の現場で、よくこんなことがあります。
「体は元気なのに気持ちが不安定」「心の問題かと思ったら、お腹の調子が原因だった」——
今回は、東洋医学の視点から「子どものこころとからだ」のつながりについて、発達の土台を整えるヒントをお伝えします。
🌟 「心身一如」——こころとからだはひとつながり
東洋医学には「心身一如(しんしんいちにょ)」という考え方があります。
こころとからだは別々ではなく、ひとつながりとして捉えるのです。
特に成長期の子どもは、内臓の未成熟さやエネルギーの変動がそのまま情緒や行動に現れやすいとされています。
「わがまま」「性格」と見えるものが、実は身体のバランスの乱れから来ていることがあります。
🌟 五臓と感情・発達の関係
東洋医学では、五つの臓腑(肝・心・脾・肺・腎)それぞれが、感情や発達と深く関わっていると考えます。
🌱 肝(かん)
情緒の調整・筋肉の発達に関わります。肝の高ぶりはイライラ・かんしゃく・興奮しやすさとして現れることがあります。
❤️ 心(しん)
精神活動の中心。喜び・興奮・夜泣きや寝つきの悪さと関わることがあります。
🌾 脾(ひ)
消化吸収・思考力を担います。脾の弱りは考えすぎ・不安・集中しにくさとして現れることがあります。
🍃 肺(はい)
呼吸と皮膚のケアに関わります。悲しみ・孤独感・感覚過敏とつながることがあります。
💧 腎(じん)
成長発育の根。恐れ・夜尿・発達のゆっくりさと関わるとされています。
これらは単なる比喩ではなく、子どもの状態を全体として見るための大切な視点です。
🌟 セルフチェック:気になるサインはありますか?
最近のお子さんの様子と照らし合わせてみてください。
- 便秘や下痢が慢性的にある(脾・腎)
- 夜泣きや寝つきの悪さが続いている(心・肝)
- イライラやかんしゃくが強い(肝)
- 怖がり・親から離れられない(腎・心)
- 表情が乏しく感情表現が少ない(肺・脾)
- 食欲にムラがある・偏食が強い(脾)
- 疲れやすく活動量が少ない(腎・脾)
こうしたサインは、東洋医学的に五臓のバランスの乱れとして捉えることができます。「どうして?」と悩む前に、身体の状態から考えてみるヒントになることがあります。
🌟 Kagaya式:五臓別おうちケア
特別な道具がなくてもできるケアが中心です。お子さんの様子に合わせて試してみてください。
🌱肝のケア:外遊び・全身運動で「巡らせる」
外遊びや全身を使った運動は、肝の気を巡らせるのに働きかけやすいとされています。ツボは「太衝(たいしょう)」(足の親指と人差し指の間)や耳ツボの「肝」ゾーン。
❤️心のケア:ふれあい・音楽で「神を安定」させる
笑顔でのスキンシップや穏やかな音楽は、心を落ち着けるのに役立つことがあります。ツボは「神門(しんもん)」(手首内側の小指側)や「内関(ないかん)」。
🌾脾のケア:食事リズムとお腹の温め
決まった時間に食事をとること、お腹を温めることが脾の働きを助けやすいとされています。ツボは「中脘(ちゅうかん)」(おへその上)や「足三里(あしさんり)」。
🍃肺のケア:深呼吸・皮膚への優しいタッチ
ゆっくりした深呼吸や、背中・腕をやさしくなでるタッチケアは、肺の気を整えるのに働きかけやすいです。乾燥の季節は加湿も大切です。
💧腎のケア:温灸・耳ツボ・睡眠環境の見直し
腎は「冷え」に弱いとされています。足腰を温める、早めに就寝するなどが基本のケアです。ツボは「腎兪(じんゆ)」(腰の両側)や「三陰交(さんいんこう)」、耳ツボの「腎」ゾーン。
🌟 きらぼしのアプローチ
きらぼしでは、東洋医学の五臓の視点を活かしながら、お子さんの状態を丁寧に見立てています。
- 耳診・舌診・問診から五臓の傾向を確認
- 親子でできるツボ・セルフケアの提案
- 訪問での施術と生活リズムのアドバイス
- 「こころの不調」も「からだの偏り」も、生活支援として一緒に考えます
「どこに相談すればいいかわからない」という段階からでも大丈夫です。まずはお子さんの様子を聞かせてください。
🌟 こんなときは医療機関へ
⚠️ 受診の目安
- 自傷行為(頭を打つ・皮膚を傷つけるなど)が見られる
- 強い抑うつ・無気力・食欲不振が長期間続いている
- 発達の遅れについて医師の診断が必要と感じる場合
- 身体症状(発熱・腹痛・頭痛)が繰り返す場合
きらぼしは医療の代替ではなく、生活支援として関わる事業です。専門医療が必要な状況は、かかりつけ医や専門機関へのご相談をお勧めします。
🌟 きらぼしのサービスと料金
💫 はりきゅうケア
スポット 75〜90分 10,000円
定期サポート:月2回 18,000円 / 月4回 36,000円
体の緊張・呼吸・眠りをやさしく整えます
🌿 くらしの動きサポート
スポット 75〜90分 8,000円
定期サポート:月2回 14,000円 / 月4回 28,000円
生活動作・姿勢・介助の工夫を一緒に考えます
📖 家族のための整理相談
45分 5,000円 / 75分 8,000円
対面・オンライン対応|「どこに相談すればいい?」迷いの段階からOKです
🏡 対面相談:チェレステガーデン「まちの保健室」
毎週木曜日開催。お気軽にお立ち寄りください。
まずは状況を整理してみませんか?
申し込みではなく、「ちょっと話してみる」入口として使ってください。
感覚の困りごと、日常のしんどさ、どんなことでもOKです。
相談は申し込みではなく、整理の入口として使ってください。
※きらぼしの支援は医療行為を目的としたものではありません。診断・治療・緊急対応が必要な場合は、医療機関へご相談ください。

