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広告 きらぼし通信

訪問鍼灸って何?自宅でできる、やさしい東洋医学のケア

2025-04-25

こんにちは。

プライマリケアサポートきらぼし、鍼灸師・看護師のKagayaです。

今日は、あまり聞きなじみがないかもしれない「訪問鍼灸(ほうもんしんきゅう)」について、初めての方にもわかりやすくご紹介したいと思います。

最近、「病院まで通えないんですけど…」「子どもにお灸って使っても大丈夫?」「リラクゼーションではなく、生活に必要なケアとして鍼灸を使いたいんです」といったご相談が増えています。

特に、小さなお子さんがいたり、障がいがあったり、介護や療育に日々追われていたりすると、「体調が気になるのに外に出られない」「どこに相談していいか分からない」と感じる方も多いのではないでしょうか。

また、「病院に行くほどではない不調」がずっと続いていたり、「年齢や疲労からくる体のだるさ」が抜けない…というお悩みも、実はとても多いです。

そんなとき、自宅にいながら東洋医学のやさしいケアを受けられるのが、訪問鍼灸の魅力です。

「訪問鍼灸ってどういうこと?」
「鍼やお灸って、うちの家族にもできるの?」
「国家資格を持った人がちゃんと来てくれるの?」

そんな疑問を抱いている方にも、安心してご利用いただけるように、Kagayaの視点から詳しくご説明していきます。

「プライマリケアサポート きらぼし」では、看護師+鍼灸師という2つの資格を活かし、医療的ケア児や障がいのある方、育児や介護に忙しいご家庭、慢性的な痛みや不調に悩む方など、さまざまな方への訪問ケアを行っています。

医療でもなく、エステでもなく、福祉でもない。

でも、その全部の要素をバランスよく組み合わせたような「ちょうどいい場所」として、東洋医学の力を通して、暮らしの中にそっと寄り添う存在でありたいと願っています。

この記事では、訪問鍼灸とはどんなものか、どんな方におすすめなのか、そしてどんなメリットがあるのかをわかりやすく解説していきます。

これまで鍼灸を受けたことがない方にも、安心して「受けてみたいな」と感じていただけるように丁寧にまとめていますので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

ではさっそく、「訪問鍼灸とは?」から始めていきましょう!

🌱 訪問鍼灸とは?

訪問鍼灸(ほうもんしんきゅう)とは、国家資格を持つ鍼灸師がご自宅や施設に直接お伺いし、鍼(はり)やお灸(きゅう)、手技療法などを用いて体調を整えるケアのことを指します。

病院や治療院まで通うことが難しい方、外出に不安がある方、育児や介護で自分のケアが後回しになっている方にとって、自宅でプロの施術を受けられるというのは大きなメリットです。

「訪問」と聞くと、医師や訪問看護のようなイメージを持たれるかもしれませんが、訪問鍼灸はもっと気軽で柔軟なサービス

もちろん、医師の同意書があれば保険適用も可能ですが、自費での対応も含めて、お一人おひとりの状況に合わせて丁寧に対応しています。

たとえば、以下のような方が訪問鍼灸の対象となります:

  • 寝たきり・車椅子などで移動が難しい方
  • 発達障害・医療的ケア児など、外出が困難なお子さん
  • 慢性的な疲れや不調があるが、病院には行けない方
  • 仕事や介護で自分の時間が取れない方

「病院に行くほどではないけど、体が重だるい」「気になる症状はあるけど、外出する気力がない」――そんな状態こそ、実は早めにケアしたほうが良いタイミングかもしれません。

訪問鍼灸では、東洋医学の考え方に基づいて、からだ全体のバランス(気・血・水)を整えることを大切にしています。

単に肩こりや腰痛に鍼を刺すのではなく、脈や舌、顔色、生活習慣などを総合的にみた上で施術を行うため、「最近ちょっと元気が出ない」「眠れない」「お腹の調子が悪い」といった一見バラバラに見える症状にもアプローチできます。

また、Kagayaが行う訪問鍼灸では、看護師としての視点も組み合わせて、お身体の状態や疾患、服薬、生活背景まで考慮しながらケアを行っています。

訪問鍼灸の大きな魅力は、「ただ身体を整えるだけではない」という点です。

話を聞いてもらえる安心感や、静かに過ごせる時間そのものが心のケアにもつながるという声も多くいただきます。

「話すだけで気持ちが軽くなった」「家で施術を受けられて助かった」といった感想をいただくたびに、訪問というスタイルだからこそ届けられるやさしい鍼灸があるのだと実感します。

東洋医学の考え方では、心と身体はつながっているとされています。

訪問鍼灸はまさに、「その人の全体を診る」東洋医学の真髄を、日常の空間の中で実現するケアです。

もし「通院が難しいけれど、体や心の調子が気になる」「子どもにやさしいケアをしてあげたい」と思ったら、それはもう訪問鍼灸がぴったりのタイミングかもしれません。

次章では、どんな方に訪問鍼灸がおすすめなのか、具体的なケースをご紹介していきます。

🌿 訪問鍼灸はどんな人におすすめ?

訪問鍼灸は、年齢や疾患にかかわらず、「外出が難しい」「日常的な不調がある」「自分や家族にやさしいケアを取り入れたい」と願う方にとって、とても心強いサービスです。

ここでは、Kagayaが実際に訪問させていただいているケースをもとに、どんな方に訪問鍼灸が向いているか、具体的にご紹介します。

👶 お子さんや発達支援が必要な方

発達障害(ASD、ADHD、LDなど)や感覚過敏があるお子さんは、病院や施設の独特な雰囲気に緊張してしまい、治療どころではないこともあります。

Kagayaの訪問鍼灸では、お子さんが安心して過ごせる「ご自宅という慣れた環境」で、鍼やお灸(または刺さない接触鍼や温熱ケア)を行います。

施術は必ず保護者と相談しながら進め、お子さんの様子に合わせて無理なく、ゆっくり。

睡眠、便通、食欲、感情の安定など、生活全体の調整にもつながります。

触れられることが苦手なお子さんにも対応可能ですので、まずは一度ご相談ください。

♿ 障がいのある方・医療的ケア児者

人工呼吸器、胃ろう、喀痰吸引などの医療的ケアが必要な方や、重症心身障害をお持ちの方は、外出そのものがご本人・ご家族ともに大きな負担になります。

訪問鍼灸では、看護師資格をもつKagayaが、安全に配慮しながら施術に入らせていただきます。

脳性まひや筋緊張の強い方には筋肉の過緊張の緩和を目的とした施術を行い、寝たきりで褥瘡が心配な方には血流改善を促すお灸ケアなども取り入れています。

医療機関とも連携しながら、安全第一で、心地よい施術を提供しています。

🏠 長時間の外出が難しい方

高齢で足腰が不安な方や、育児や介護で忙しいご家族、持病を抱えている方など、「体調の変化が心配だけど、通うのが難しい」という方はとても多いです。

訪問鍼灸では、通院の手間をなくし、体調に合わせて柔軟に対応できるというメリットがあります。

たとえば、産後の不調で横になるのもつらい方、通院するほどではないが心身の疲れが重なっている方なども、在宅で安心してケアを受けられます。

施術の際は、その日の体調を見ながら、必要な経穴を選び、無理のない範囲で施術を進めていきます。

😌 慢性疲労・肩こり・痛みがある方

仕事のストレスや生活習慣の乱れによって、肩こり・腰痛・頭痛・神経痛など、慢性的な不調を抱えている方は多いですよね。

「病院では異常なし」と言われたけれど、やっぱり調子が悪い…。

そんなときこそ、東洋医学の出番です。

訪問鍼灸なら、その日の疲れや状態に合わせたオーダーメイドのケアが可能。

とくに多いお悩みは:

  • パソコン作業による眼精疲労・肩こり
  • 慢性的な腰痛・坐骨神経痛
  • 気圧の変化による頭痛やめまい
  • 生理痛やPMS

こうした症状にも、鍼灸がやさしくアプローチできます。

薬に頼りすぎたくない方にもおすすめです。

次章では、訪問鍼灸の具体的な魅力やメリットについて詳しくお伝えしていきます。

🧡 訪問鍼灸の魅力

訪問鍼灸には、「ただ便利なだけじゃない」たくさんの魅力があります。

通院不要という利便性だけでなく、心と身体の両面にアプローチするケアだからこそ、日常にやさしく寄り添う存在として選ばれています。

🏡 ご自宅でリラックスできる

訪問鍼灸最大の魅力は、やはり「いつもの場所で安心して施術を受けられる」という点です。

施術所やクリニックでは、どうしても移動や待ち時間、周囲の目を気にして緊張してしまう方もいますが、ご自宅であればリラックスした状態で施術を受けることができます。

特に、お子さんや高齢者、障がいをお持ちの方にとって、「慣れた環境」で受けるケアは、心理的な安心感にもつながり、治療効果にも好影響を与えることがあります。

また、移動のストレスがないため、施術後はそのままゆっくり休めるのも嬉しいポイントですね。

🪡 身体に合わせたオーダーメイドケア

鍼灸は、「その人のその日の状態に合わせて施術を組み立てる」という特徴があります。

例えば同じ「腰痛」でも、疲労から来ている人、冷えによる人、気の滞りによる人など、原因や体質は人それぞれです。

訪問鍼灸では、毎回のカウンセリングを通して体調や生活状況をお伺いし、脈診・舌診・腹診などの東洋医学的診察も取り入れながら、その方にぴったりの施術を行います。

鍼、お灸、手技、経絡調整、生活アドバイス…必要なものを組み合わせて施術できるからこそ、効果を実感しやすいのも特徴です。

👨‍👩‍👧 ご家族の負担を軽減

ご家族の中に介助が必要な方がいると、通院に付き添うだけでも大きな労力がかかります。

準備・移動・待ち時間・付き添い…そのすべてをこなすには、身体的にも時間的にも負担が大きいものです。

訪問鍼灸なら、ご家族が外出の準備をする必要はなく、そのままの暮らしの中で施術を受けられるため、ケアの継続がとてもスムーズになります。

とくに在宅介護・療育をしているご家庭では、「訪問鍼灸の日は少し肩の力を抜ける」「一緒に話を聞いてもらえてホッとした」といったお声もよくいただきます。

🤝 安心して相談できる関係性

訪問施術では、一対一の関係性が基本です。

「話を遮られずにじっくり聞いてもらえる」「体調のことだけでなく、育児や介護の悩みも話せる」――そんなふうに感じていただけることが多いのも、訪問ならではの魅力です。

Kagaya自身が看護師でもあるため、身体的な症状だけでなく、日々の体調管理や医療・介護との連携についてのご相談にも対応可能です。

「この人なら安心して任せられる」と思っていただけるような関係づくりを大切に、ひとつひとつの訪問を行っています。

次章では、訪問鍼灸の実際の流れについて、初回相談から継続ケアまでのステップをご紹介します。

🌸 訪問鍼灸の流れ

訪問鍼灸が気になっても、「どうやって申し込むの?」「いきなり施術されるのは不安…」という方も多いと思います。

ここでは、初めての方にも安心してご利用いただけるように、お問い合わせから継続的なケアまでの流れを、分かりやすくご紹介します。

  • 📩 1. お問い合わせ・ご相談
    まずはLINE・メール・お問い合わせフォームなどから、お気軽にご連絡ください。
    「どんな症状に対応できる?」「訪問可能エリアは?」など、些細なご質問でも丁寧にお答えします。
    初回のご相談は無料ですので、ご不安な点があれば何でもお聞かせください。
  • 🏠 2. 初回カウンセリング(30〜90分)
    ご予約日にご自宅へ伺い、丁寧にカウンセリングを行います。
    ・どんな症状に悩んでいるのか
    ・どんな生活リズム・環境か
    ・これまでの病歴や服薬状況
    などをお聞きし、東洋医学的な診察(舌診・脈診・腹診など)を交えて、施術プランをご提案します。
  • 🪡 3. 施術スタート
    カウンセリングの内容をふまえて、オーダーメイドの施術を開始します。
    鍼(はり)、お灸、手技、経絡マッサージなどを組み合わせ、その日の体調に合ったケアを行います。
    「刺激が苦手」「刺さない鍼を使ってほしい」なども、事前にご希望をお知らせください。
  • 🔁 4. 継続的なサポート
    週1回〜月1回など、ご希望や体調に合わせて通いやすい頻度で訪問します。
    毎回のカウンセリングで体調の変化を確認しながら、施術内容を柔軟に調整
    ご家族や主治医、訪問看護・介護職の方と連携しながら、長期的な健康維持やQOL向上をサポートしていきます。

「今日は調子が悪いから中止したい」「今月はお休みしたい」なども、柔軟に対応しています。

また、必要に応じて、セルフケアのアドバイス(ツボ押し、食事、冷え対策など)もお伝えしており、日々の暮らしに活かしていただけるサポートも充実しています。

訪問鍼灸は「一度受けて終わり」ではなく、継続的に寄り添い、変化に対応していくケアです。

次の章では、訪問鍼灸によって得られる変化や効果、心身への良い影響についてお伝えしていきます。

🌟 訪問鍼灸で得られること

訪問鍼灸は、単に「不調を改善するためのケア」にとどまらず、心と身体のバランスを整え、生活の質(QOL)を高めるという、大きな価値をもっています。

東洋医学では、身体の不調は「気(き)・血(けつ)・水(すい)」のバランスが乱れた結果とされており、症状だけでなく、体質や心の状態も含めて整えていくことが基本の考え方です。

Kagayaが行う訪問鍼灸では、こうした東洋医学の知恵をベースに、その人の暮らし・生活背景・心の状態に寄り添った施術を行っています。

🧘‍♀️ 心身のリラックス効果

訪問鍼灸を受けることで、まず多くの方が実感されるのが「安心感」と「リラックス効果」です。

慣れたご自宅でゆったりと施術を受けることで、副交感神経が優位になり、自然と深い呼吸や穏やかな心の状態へ導かれていきます。

緊張やストレスが抜けることで、筋肉のこわばりがほぐれ、血流が促進され、結果として痛みや疲労感の軽減にもつながります。

「何をしても疲れが取れない」「ずっと気が張っていて休まらない」という方にこそ、この鍼灸の“副産物”ともいえるリラックス効果を感じていただきたいと思っています。

🔄 自然治癒力の回復と体質改善

鍼灸の大きな目的のひとつが、「自分自身の力で回復できる体に戻すこと」です。

自律神経やホルモンバランス、免疫機能といった身体の調整システムが乱れていると、ちょっとしたストレスや気候の変化でも不調が出やすくなります。

訪問鍼灸では、これらのバランスを丁寧に整え、自己回復力を引き出すことを大切にしています。

1回で劇的に改善するというより、続けることで少しずつ体質が変わっていく、そんな穏やかな変化を感じていただける方が多いです。

特に慢性症状(冷え性、胃腸虚弱、不眠、月経不順、便秘、疲労感など)を抱えている方には、この“体質改善”こそが大きなギフトになります。

💬 心のケアにもつながる

訪問鍼灸では、施術中にたくさんお話を伺います。

それはただの雑談ではなく、お身体の状態を知る手がかりでもあり、時には心に溜まったものを吐き出す時間にもなります。

「最近夜眠れなくて…」「子育てが大変で気が張ってるんです」そんな一言に対して、東洋医学的な視点や生活改善のアドバイスをお伝えすることもあります。

心と身体はつながっています。

だからこそ、心の変化が身体に、身体の変化が心に影響するのです。

「話してよかった」「安心して涙が出ました」――そんな言葉が施術後に聞かれることもあります。

🌱 暮らしの質がじんわりと向上

訪問鍼灸は、単に「症状を治す」だけではなく、その人の暮らし全体をやさしく整えるケアです。

・朝起きるのが楽になった
・子どもとの時間を楽しめるようになった
・通院しなくても体調管理できるようになった
――そんな小さな変化が積み重なっていくと、日常がぐんと明るくなります。

病気ではないけれど、「なんとなく不調」「気分が晴れない」そんな時期こそ、訪問鍼灸が力になれる場面です。

次の章では、「きらぼし」の訪問施術・サロンケアの具体的なご案内をお届けします。

🕊 最後に:いつでもご相談ください

訪問鍼灸は、単に不調を整えるための「治療」ではなく、あなたやご家族の暮らしに寄り添いながら、心身を健やかに保つためのケアです。

毎日の生活のなかで、「なんとなく不調」「病院に行くほどではないけれど、気になることがある」「体が重い、気持ちが晴れない」といった感覚を抱えることはありませんか?

そういった小さな不調こそ、早めにケアすることで、大きな体調の崩れを防ぎ、快適な毎日へとつなげることができます。

Kagayaは、看護師としての臨床経験と、鍼灸師としての東洋医学の知識を掛け合わせ、西洋医学・東洋医学の両面から、あなたの身体と心を見つめるお手伝いをしています。

誰かのために頑張っている方、ご自身のケアを後回しにしている方、障がいや病気を抱えるご家族と共に生活されている方

そんな日々を送るあなたが、「ほんのひととき、自分自身に向き合える時間」を持てるよう、訪問鍼灸という形でそっと寄り添います。

「きらぼし」は、星のようにきらりと光る、小さな存在かもしれません。

でも、その小さな光が、あなたやご家族の安心や元気につながるように――そんな想いで、ひとつひとつのケアを丁寧に届けています。

もし今、「このままでいいのかな?」「最近、疲れが取れない…」と感じているなら、それはからだからのサインかもしれません。

症状が出てからではなく、「少し気になったとき」にこそ、ぜひご相談いただければ嬉しいです。

ご相談はLINEまたはお問い合わせフォームから、いつでもお気軽にどうぞ。

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