肥大
- 仕事肥大
- 臓器に過剰な負担がかかり生じる
- 骨格筋、心筋肥大
- 左心室肥大
- 大動脈弁疾患
- 本態性高血圧
- スポーツ
- 右心室肥大
- 慢性肺疾患
- 原発性肺高血圧
- 僧帽弁膜疾患
- 代償肥大
- 片側の臓器が損傷した際にもう一方の臓器に肥大がおこる
- 仮性肥大
- 見かけ上は器官の容積は肥大しているが、実質細胞には変性萎縮があり、その部分に結合組織や脂肪に置換されている
労働性肥大を起こしやすいのはどれか。
- 脳
- 前立腺
- 肺
- 心臓
部分切除で代償性肥大を起こすのはどれか。
- 肺臓
- 肝臓
- 脾臓
- 膵臓
代償性肥大を起こしやすいのはどれか。
- 乳腺
- 腎臓
- 前立腺
- 心臓
肥大の分類として誤っているのはどれか。
- 代償性肥大
- 労働性肥大
- 仮性肥大
- 補腔性肥大
肥大と増殖について誤っている記述はどれか。
- 肥大は個々の細胞の容積が増す。
- 増殖は個々の細胞の数が増す。
- 労働性肥大は筋組織で起こりやすい。
- 代償性肥大は神経組織で起こりやすい。
左心室肥大をきたすのはどれか。
- 肺性心
- 僧帽弁狭窄
- 肺動脈弁狭窄
- 大動脈弁狭窄
左心室肥大をきたす疾患はどれか。
- 三尖弁閉鎖不全症
- 肺動脈弁狭窄症
- 僧帽弁狭窄症
- 大動脈弁狭窄症
右心室肥大をきたす疾患はどれか。
- 肺性心
- 大動脈弁狭窄
- 大動脈弁閉鎖不全
- 高血圧症
右心室肥大をきたすのはどれか。
- 心内膜炎
- 大動脈弁狭窄症
- 狭心症
- 肺性心
右心室肥大をきたす疾患はどれか。
- 大動脈弁狭窄症
- 大動脈瘤
- 原発性肺高血圧症
- 本態性高血圧症
デュシェンヌ型筋ジストロフィーについて正しいのはどれか。
- 女性に多い。
- 腓腹筋の仮性肥大がみられる。
- 血清CK値は正常である。
- 関節拘縮のため踵足になる。
再生
- 全く再生しないもの
- 神経細胞
- 心筋細胞
- 再生力がよわいもの
- 横紋筋
- 平滑筋
- 腺上皮細胞
- 再生力が強いもの
- 結合組織
- 神経膠細胞
- 末梢神経線維
- 表皮
- 粘膜上皮
- 幹細胞
- 骨組織
- 軟骨組織
- 毛細血管
- 赤色骨髄
再生の最も盛んな組織はどれか。
- 赤色骨髄
- 心筋
- 神経
- 平滑筋
再生能力が最も高いのはどれか。
- 神経
- 表皮
- 心筋
- 軟骨
再生能力が最も高いのはどれか。
- 神経細胞
- 内皮細胞
- 平滑筋細胞
- 横紋筋細胞
再生能力が最も強いのはどれか。
- 横紋筋線維
- 平滑筋線維
- 神経線維
- 神経細胞
再生能力が最も低い組織はどれか。
- 末梢神経
- 皮膚
- 軟骨
- 心筋
再生能力が最も低いのはどれか。
- 肝細胞
- 心筋細胞
- 神経膠細胞
- 血管内皮細胞
再生しないのはどれか。
- 線維芽細胞
- 血管内皮細胞
- 骨組織
- 神経細胞
生理的再生を示す組織はどれか。
- 結合組織
- 神経膠組織
- 腸粘膜上皮
- 毛細血管
寿命の最も長い細胞はどれか。
- 赤血球
- リンパ球
- 神経細胞
- 上皮細胞
最も寿命の長い細胞はどれか。
- 上皮細胞
- 赤血球
- 白血球
- 神経細胞
完全再生するのはどれか。
- びらん
- 褥瘡
- 挫傷
- 骨折
神経組織の再生について正しい記述はどれか。
- 神経細胞には再生能力がない。
- 神経膠細胞には再生能力がない。
- 末梢神経の軸索は伸長しない。
- シュワン細胞は再生しない。
不完全再生が行われるのはどれか。
- 神経膠組織
- 胃粘膜
- 心筋
- 子宮内膜
神経組織の損傷でみられないのはどれか。
- グリア細胞の増殖
- 神経細胞体の再生
- 神経線維の再生
- 神経線維の逆行変性
末梢神経損傷で誤っている記述はどれか。
- 神経伝導速度検査で異常を示す。
- 支配領域の発汗障害をきたす。
- 損傷軸索の再生時にチネル徴候がみられる。
- ニューラプラキシアは神経の完全切断である。
化生
- 分化成熟した組織や細胞が性質の異なる別の細胞組織に変化する
- 腸上皮化生
- 胃粘膜上皮→腸粘膜上皮
- 扁平上皮化生
- 気管支、子宮頚部の円柱上皮→扁平上皮
- 間接化生
- 再生が前提
- 直接化生
- 再生をともなわない
化生について正しいのはどれか。
- 適応現象
- 老化現象
- 一次性治癒
- 拒絶反応
化生について誤っているのはどれか。
- 腫瘍性変化
- 組織適応
- 上皮間変化
- 形態変化
化生について誤っているのはどれか。
- 適応現象である。
- 可逆的変化である。
- 直接化生は再生を前提とする。
- 扁平上皮化生は間接化生である。
異物処理
- 排除(貪食、吸収、融解)
- 炭粉
- 壊死組織
- 変性組織
- 器質化
- 血栓や梗塞巣の壊死組織の線維化
- 被包
- 縫合糸
- 寄生虫卵
- 鉱物
異物を処理する機転はどれか。
- 器質化
- 化生
- 変性
- 膿傷
組織内異物の処理方法として適切でないのはどれか。
- 排除
- 器質化
- 被包
- 変質
組織内異物の処理法として誤っているのはどれか。
- 排除
- 器質化
- 被包
- 再生
組織内異物処理について誤っている組合せはどれか。
- 炭粉---貪食
- ナイロン糸---融解
- 折れた鍼---被包
- 血栓---器質化
異物とその処理方法との組合せで適切でないのはどれか。
- 炭粉---貧食
- 血栓---器質化
- 折れた鍼---被包化
- ナイロン糸---融解
創傷治癒
- 肉芽組織
- 毛細血管、線維芽細胞に富む幼弱な結合組織
- 白血球、貪食細胞を含む
- 一次的治癒
- 感染がなく、最低限の肉芽組織で治癒する
- 外科的治癒
- 二次的治癒
- 感染があり、大量の肉芽と瘢痕の残存をともなう
- 肉芽形成治癒
- 炎症期→増殖期→瘢痕期
- 肉芽組織→膠原線維→毛細血管•遊走細胞減少→結合組織性瘢痕→瘢痕性収縮→治癒
第1次治癒で治るのはどれか。
- 切創
- 挫傷
- 褥瘡
- 第3度熱傷
創傷治癒を促進するのはどれか。
- 安静
- 感染
- 異物
- 低蛋白血症
瘢痕組織の主体を占めるのはどれか。
- 毛細血管
- 膠原線維
- 遊走細胞
- 再生上皮
肉芽組織の構成要素はどれか。
- 上皮細胞
- 内皮細胞
- 神経細胞
- 平滑筋細胞
肉芽組織の構成要素はどれか。
- 線維芽細胞
- 平滑筋細胞
- 横紋筋細胞
- 上皮細胞
肉芽組織の構成成分でないのはどれか。
- 上皮細胞
- 貪食細胞
- 血管内皮細胞
- 線維芽細胞
肉芽組織の構成要素でないのはどれか。
- 線維芽細胞
- 毛細血管
- 貪食細胞
- 再生上皮
創傷の治癒過程で最も遅い時期にみられるのはどれか。
- 水腫
- 好中球浸潤
- 毛細血管の増生
- 膠原線維の増生
創傷治癒を最も抑制するのはどれか。
- 解熱薬
- 抗菌薬
- 向精神薬
- 副腎皮質ステロイド薬
移植
- 自己移植
- 同じ個体内での移植
- 異種異種
- 種類が異なる動物間での移植
- 同系移植
- 一卵性双生児
- 異系移植
- 遺伝的に異なる同種間の移植
親子間で行われる移植はどれか。
- 自家移植
- 同系移植
- 異系移植
- 異種移植
拒絶反応が最も起こりやすいのはどれか。
- 自家移植
- 同系移植
- 同種移植
- 異種移植
最も成功率の低い移植はどれか。
- 自家移植
- 同系移植
- 同種移植
- 異種移植
臓器移植
骨髄移植の適応となる疾患はどれか。
- 悪性貧血
- 白血病
- 血友病
- エイズ
我が国の臓器移植法の適用にならない臓器はどれか。
- 肺
- 骨髄
- 膵臓
- 小腸
現在の日本で移植の対象でない臓器組織はどれか。
- 脳
- 心臓
- 腎臓
- 骨髄
我が国における脳死について正しい記述はどれか。
- 脳死は法制化されていない。
- 心臓移植に用いる心臓は脳死した者から摘出される。
- 脳死の判定は医師の裁量による。
- 深昏睡と同じである。
移植までの保存可能時間が最も長い臓器はどれか。
- 心臓
- 肺
- 肝臓
- 腎臓
移植免疫
臓器移植の拒絶反応で、移植された臓器を直接攻撃するのはどれか。
- 好中球
- 形質細胞
- キラーT細胞
- マクロファージ
骨髄移植後のGVHD(移植片対宿主病)で宿主を攻撃する細胞はどれか。
- 好中球
- B細胞
- T細胞
- 形質細胞
GVH反応が最も起きやすい移植臓器はどれか。
- 角膜
- 肝臓
- 腎臓
- 骨髄