高温
熱傷についての組合せで正しいのはどれか。
- Ⅰ度熱傷---水疱形成
- Ⅱ度熱傷---皮膚全層の凝固壊死
- 熱傷面積---9の法則
- 初期治療---軟膏塗布
熱傷について正しい記述はどれか。
- 第1度熱傷では水疱ができる。
- 受傷面積が体表の20%以内なら軽症である。
- 重症熱傷では低蛋白血症になる。
- 熱傷の皮膚は感染しにくい。
熱傷について正しい記述はどれか。
- 低温熱傷は第1度である。
- 全層熱傷は第2度である。
- 熱傷面積は重症度の判定に用いられる。
- 重症熱傷では循環血漿量が増加する。
熱傷について誤っている記述はどれか。
- 熱で生じた損傷である。
- 熱傷面積が重症度を左右する。
- 低温熱傷は体温より低い温度で起こる。
- 水疱形成は第2度である。
熱傷について誤っている記述はどれか。
- 第1度は表皮のみの損傷である。
- 第2度では水疱を生じる。
- 第3度では皮膚移植が必要となる。
- 低温熱傷は治りやすい。
熱傷による作用として誤っているのはどれか。
- 蛋白質の凝固
- 細胞膜の崩壊
- 酵素の活性化障害
- DNAの溶解
熱傷の重症度に関係しないのはどれか。
- 年齢
- 性別
- 受傷面積
- 損傷の深さ
重症熱傷でみられないのはどれか。
- 低蛋白血症
- 循環血漿量増加
- 腎障害
- 十二指腸潰瘍
施灸の火傷により局所で産生される物質はどれか。
- エピネフリン
- ヒスタミン
- エンドルフィン
- サイロキシン
施灸による火傷の反応として適切でないものはどれか。
- 血管拡張物質の遊離
- 内因性発痛物質
- 侵害受容器の興奮性の減弱
- 幼若白血球の増加
施灸の火傷による局所反応として誤っているのはどれか。
- 血管拡張性物質の遊離
- 血管透過性の亢進
- 内因性発痛物質の遊離
- 浸潤白血球の減少
打膿灸の施灸局所で起こらない現象はどれか。
- カプサイシンの産生
- サイトカインの産生
- 好中球の浸潤
- 蛋白質の変性
次の文で示す状況は火傷の第何度か。「施灸時に紅斑と腫脹とがわずかに見られ、疼痛を訴えたが痕跡を残さず治癒した。」
- 第4度
- 第3度
- 第2度
- 第1度
次の文で示す状況はどの熱傷深達度に該当するか。「施灸後に局所の発赤とわずかな痛みがある。」
- Ⅰ度熱傷
- 浅達性Ⅱ度熱傷
- 深達性Ⅱ度熱傷
- Ⅲ度熱傷
施灸後に紅斑と痛みが出現した。該当する熱傷はどれか。
- Ⅰ度
- 浅達性Ⅱ度
- 深達性Ⅱ度
- Ⅲ度
施灸後に水疱を残す程度の火傷はどれか。
- 第1度
- 第2度
- 第3度
- 第4度
知熱灸について誤っているのはどれか。
- 無痕灸の一つである。
- 患者が熱さを感じたら取り除く。
- 虚弱者にも適応となる。
- 施灸部にⅡ度熱傷が生じる。
熱傷局所の特徴で誤っている記述はどれか。
- 第1度は表皮のみの傷害である。
- 第2度は水疱を生じる。
- 第3度は疼痛が強い。
- 低温熱傷は難治性潰瘍となりやすい。
放射線
放射線障害
- 未分化で増殖力が盛んな細胞や組織に対して強く作用する
- 感受性が高い細胞
- 骨髄
- リンパ節
- 性腺
- 癌細胞
- 感受性が低い細胞
- 肝臓
- 神経
- 腎臓
- 筋、骨
物理的環境が主な病因となる疾患はどれか。
- 悪性新生物
- 熱中症
- エイズ
- 水俣病
疾病の原因で物理的要因でないのはどれか。
- 騒音
- 放射線
- 発がん物質
- 振動
単位について誤っている組合せはどれか。
- 騒音---ホン
- 放射線---ルクス
- 湿度---%
- 有毒ガス---ppm
単位について正しい組合せはどれか。
- 騒音---Hz(ヘルツ)
- 放射線---Sv(シーベルト)
- 振動---dB(デシベル)
- 光度---ppm(ピーピーエム)
免疫不全をきたすおそれのあるのはどれか。
- ガンマ線
- 紫外線
- 赤外線
- 超短波
電離放射線による生体影響はどれか。
- 遺伝的影響
- アレルギー
- 発熱作用
- 感覚麻痺
電離放射線はどれか。
- 紫外線
- マイクロ波
- レーザー
- エックス線
非電離放射線はどれか。
- 中性子線
- ガンマ線
- 紫外線
- エックス線
生体に照射してもイオン化しない放射線はどれか。
- 陽子線
- 中性子線
- 赤外線
- エックス線
放射線障害を受けやすい組織はどれか。
- 肝臓
- 腎臓
- 骨髄
- 筋肉
放射線障害を最も受けやすいのはどれか。
- 筋肉
- 神経
- 骨髄
- 肝臓
放射線障害を最も受けやすいのはどれか。
- 神経
- 腎臓
- 性腺
- 軟骨
被曝を伴う検査はどれか。
- 超音波検査
- 内視鏡検査
- MRI検査
- PET検査
放射線被曝を伴う検査はどれか。
- 筋電図検査
- PET検査
- MRI検査
- サーモグラフィ
被曝を伴う検査はどれか。
- 脳MRI検査
- 胸部CT検査
- 腹部超音波検査
- 上部消化管内視鏡検査
放射線被曝を伴わない検査はどれか。
- PET検査
- CT検査
- MRI検査
- シンチグラフィ検査
臨床検査について誤っているのはどれか。
- 筋電図検査は神経・筋疾患の診断に有用である。
- 超音波検査は関節疾患の病態把握に有用である。
- MRIではエックス線に曝露される。
- シンチグラムは放射性同位元素を用いる。
光線・音波
- 紫外線
- 皮膚紅斑
- 落屑
- 色素沈着
- 色素性乾皮症→皮膚癌
- 潜函病
- 窒素の気泡化による塞栓
疾病とその原因となる作業との組合せで誤っているのはどれか。
- じん肺---トンネル掘削作業
- 難聴---騒音下での作業
- 眼精疲労---VDT作業
- 潜函病---熔接作業
紫外線が原因となるのはどれか。
- 緑内障
- 熱射病
- 電気性眼炎
- 皮膚血管腫
耳に痛みを感じ始める騒音レベル(デシベル)はどれか。
- 約40
- 約70
- 約100
- 約130
潜函病の病因として適切なのはどれか。
- 酸素
- 窒素
- 一酸化炭素
- 二酸化炭素
毒物
化学物質による中毒症状
一酸化炭素 | 筋麻痺、意識障害、窒息死(ピンク色の死斑) |
青酸 | 細胞呼吸停止 |
ベンゼン | 躁状態、意識障害、出血性素因、再生不良性貧血 |
過酸化窒素 | 気道•眼球粘膜の炎症 |
- 粉塵
- 珪酸
- 石綿肺
- 石英
- 珪肺症
- 炭粉
- 炭抗夫塵肺症
- 珪酸
環境汚染
有機水銀 | 水俣病 |
カドミウム | イタイイタイ病 |
ヒ素 | 消化器症状、皮膚症状、末梢神経症状、溶血性黄疸 |
鉛 | 消化器症状、貧血、神経症状、橈骨神経麻痺 |
6価クロム | 鼻中隔穿孔、肝•腎障害、急性肺炎、職業性肺炎 |
その他 | パラチオン(神経毒) PCB(カネミ油中毒) 硫黄酸化物(四日市喘息) |
室内環境条件として誤っているのはどれか。
- 一酸化炭素濃度100ppm以下
- 湿度40〜70%
- 温度範囲17〜28℃
- 二酸化炭素濃度0.1%以下
作業関連疾患で誤っている組合せはどれか。
- 潜函作業---ケイソン病
- VDT作業---眼精疲労
- 粉じん作業---バセドウ病
- フッ素作業---鼻中隔穿孔
正しいのはどれか。
- 肺結核はアデノウイルスの感染による。
- 気管支喘息は心臓病が原因となる。
- 肺炎の原因はサルモネラである。
- 石綿(アスベスト)は肺癌の原因となる。
毒性が最も弱い気体はどれか。
- 二酸化炭素
- 一酸化炭素
- 二酸化硫黄
- 二酸化窒素
大気中のフロンガス増加と関連しないのはどれか。
- 酸性雨の増加
- オゾンホールの拡大
- 地球の温暖化
- 地表の紫外線増加
排出によって酸性雨を起こす物質はどれか。
- 一酸化炭素
- 二酸化硫黄
- ダイオキシン
- メタンガス
酸性雨の主な原因はどれか。
- 硫黄酸化物
- 二酸化炭素
- フロンガス
- アスベスト
たばこの煙に含まれる健康に有害な成分はどれか。
- 窒素
- 酸素
- 水蒸気
- 一酸化炭素
粉じんが吸気と共に肺に侵入して引き起こされる疾患はどれか。
- 珪肺症
- 肺胞蛋白症
- 肺塞栓症
- 気管支拡張症
粉塵となるのはどれか。
- 青酸
- 珪酸
- サリン
- ベンゼン
胸膜中皮腫と関連するのはどれか。
- 塩蔵食品
- アスベスト
- アセトアルデヒド
- ジクロロプロパン
医療
薬物障害
肝障害 | サルバルサン クロルプロマジン |
腎障害 | フェナセチン スルフォンアマイド |
肺線維症 | ブレオマイシン ブスルファン メトトレキセート |
聴覚障害 | ストレプトマイシン |
スモン病 | キノホルム |
アザラシ肢症 | サリドマイド |
その他 | アナフィラキシーショック(ペニシリン) |
疾患と原因との組合せで正しいのはどれか。
- パーキンソン症候群---喫煙
- 脊髄小脳変性症---向精神薬
- 筋萎縮性側索硬化症---飲酒
- スモン---キノホルム
医原性の薬剤障害で誤っている組合せはどれか。
- ペニシリン---肺線維症
- サリドマイド---アザラシ肢症
- ストレプトマイシン---聴覚障害
- キノホルム---スモン