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不眠に効く鍼灸ツボ「失眠穴」の効果と使い方

こんにちは。

プライマリ・ケアサポート きらぼし、鍼灸師・看護師のKagayaです。

「布団に入ってもなかなか眠れない」「気づけば夜中に目が覚めてしまう」──
そんな悩みを抱える方に、今回は鍼灸の視点から“不眠に効く特効ツボ”として知られる「失眠(しつみん)」をご紹介します。

Kagaya自身も夜勤看護で不眠を経験し、セルフケアの一環としてこのツボを活用してきました。
失眠穴はとてもシンプルに使えますが、しっかり押さえれば睡眠の質に明らかな変化が出ることも。

この記事では、東洋医学的な視点と看護の実践経験を交えて、「失眠穴」の場所・押し方・お灸の使い方・注意点までわかりやすく解説します。

🌟 失眠(しつみん)ってどんなツボ?

失眠穴は、足の裏側にあるツボで「かかとの中央あたり」に位置しています。
名前の由来は「眠りを失った状態を改善する」という意味で、そのまま“不眠に効くツボ”として古くから重宝されてきました。

📍 場所の見つけ方

  • 裸足になり、かかとの真ん中(足底ではなく足裏のかかと側)を軽く押してみて、ややへこんだところ
  • 片足立ちすると刺激されやすく、感覚がつかみやすいです

🩺 東洋医学での意味

東洋医学では「腎」は成長・老化・睡眠・ホルモン調整に深く関わるとされます。
失眠穴はこの腎の働きを補い、「陽気を沈めて眠りに導く」役割を担うツボといわれています。

🌙 失眠穴の使い方:お灸がおすすめ

🔥 お灸での刺激(おすすめ)

  • セルフケアでは「せんねん灸」シリーズが扱いやすくおすすめです
  • 台座灸タイプで、かかとに1壮(いっそう)〜3壮を目安に据えます
  • 火を使うのが不安な方は、せんねん灸の「火を使わないお灸」シリーズや温灸器も検討してください

→ Kagaya自身は寝る前にせんねん灸(レギュラーきゅう伊吹など)を使い、じんわりとした熱感が心地よく感じられました

⚠️ 注意:円皮鍼や金粒などの貼るタイプは、かかとに体重がかかる部位のため、歩行時に強い痛みが出ることがあります。失眠穴にはお灸による刺激がもっとも適しています。

🚨 注意点

  • 火を使うお灸はやけど防止のため必ず安全に行いましょう
  • 妊娠中・重度の糖尿病・皮膚に疾患がある場合は医師や専門家に相談を
  • 痛みを感じた場合は無理せず中止してください

📝 まとめ

失眠穴は、寝つきが悪い・夜中に目覚めるなどの不眠症状に対して、東洋医学の知恵を活かしたセルフケアとして非常に有効です。

難しい技術は必要なく、ツボの場所を覚えてやさしくお灸をするだけでも効果を実感できる方が多くいます。

「薬に頼りすぎたくない」「自然な形で眠れるようになりたい」という方は、ぜひ今日から試してみてください。

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