
こんにちは。
プライマリ・ケアサポート きらぼし、鍼灸師・看護師のKagayaです。
鍼灸学生として学ぶ日々の中で、国家試験の勉強よりも「卒業後、どんな鍼灸師になりたいか」を考える時間が増えてきました。
Kagayaは、色々な治療法や考え方を体感するため、実際に治療を受けて学んでいます。
もちろん、勉強会に参加するのも良いですが、やはり自分の身体で感じることが一番の学びになります。
治療院ではKagayaの身分を明かしているため、鍼灸だけでなく、国家試験対策や開業準備の話も聞けて、とても参考になります。
卒業後は同業者になる立場なので、先輩方と友好な関係を築くことも大切です。
実際、「学生のうちは優しくされるけど、鍼灸師になると冷たくされる」といった声や、「同業者お断り」の治療院があることも耳にします。
Kagayaは、そうした排他的な姿勢には疑問を感じています。国家資格を持つ施術者として、同業者同士が互いにリスペクトし合い、学び合える関係が理想だと思います。
なお、Kagayaの治療対象は障がい児(者)なので、「同業者お断り」ではなく「対象外」として明記しています。
それでは本題に入り、Kagayaが自ら通っている治療院の体験と、自分の不調との向き合い方を紹介していきます。
🌟 Kagayaの不調について
Kagayaは虚弱体質ではありませんが、様々な不調を抱えています。
たとえば、アイスなどの冷たいものを食べると、3日間ほどお腹を壊すことがあります。
それが分かっていても、つい食べてしまうのです。
年々、冷たい飲食物に対する反応が強くなっており、東洋医学で言う「寒邪」に弱い体質が現れています。
日本では氷入りの水や冷やし中華など冷たい料理が一般的ですが、他のアジア圏では温かい食べ物を出すのが常識とされています。
Kagayaは陰盛体質で寒がりなのに、冷たい物が好きという矛盾を抱えた生活を送っていました。
そのため、最近は「冷やしたら温める」ことを意識し、±の考え方で温かいお茶やお灸、湯たんぽなどを取り入れています。
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いずれも、自宅で簡単に取り入れられるアイテムです。
体の冷えや巡りの悪さが気になる方は、毎日の生活に「温める習慣」を取り入れてみるのもおすすめです。
実際にKagayaもこれらを日々の生活に取り入れ、セルフケアに役立てています。
🌟 Kagayaが通っている3つの治療院
Kagayaは現在、主に以下の3つの鍼灸院に通っています。
🧠 YNSA(山元式新頭鍼療法)
宮崎県の医師・山元敏勝先生によって考案された治療法で、頭部の反射点を用いた施術が特徴です。
Kagayaの症状は頭部の反応が強いため、YNSAの治療が非常に効果的です。
座ったままで施術が受けられ、着替えも不要で、実用的な点でも好ましく感じています。
💉 刺絡療法
瘀血を排出することで血の巡りを良くする治療法です。
特に頭部への刺絡では、「血がのぼる」状態が改善される実感があります。
頭に鍼を刺すと、自然に血がにじみ出るほどで、施術後はすっきりとした体感があります。
なお、刺絡は「瀉血」とは異なり、鍼灸師が行う鍼術の一部として法律上認められている治療法です(参議院の答弁書にも明記)。
一方で、血液を扱うことから感染管理が必要であり、Kagaya自身が施術に取り入れる予定はありません。
🫀 長野式鍼灸
西洋医学と東洋医学を融合し、脈診や腹診に基づいて特定のツボを選定する体系的な治療法です。
Kagayaの身体には、内臓機能を整える目的で通っていますが、疲労が強いと治療が追いつかないこともあります。
優しい鍼とお灸で身体が温まり、冷え対策としても有効です。
🌟 自分の身体と向き合う大切さ
Kagayaの通っている治療院では、施術者との対話を大切にしており、一緒にツボを探すことで自分の身体の理解が深まります。
セルフケアとしても、Kagayaは自宅で頭部や首周辺に鍼を打ち、首の可動域が改善された実感を得ています。
一方、リラクゼーションを目的とした鍼灸では一方的な施術になりがちで、どの施術が効いたのか分からないこともありました。
そのため、「共に身体を観察し、理解してくれる施術者」と出会えることが、セルフケアを進化させる鍵だと考えています。
🌟 まとめ|治療と学びを両立するということ
「冷え」や「巡りの悪さ」は多くの体調不良の根本原因です。Kagayaが実践しているセルフケアは、誰でも今日から始められるものばかりです。
「とりあえず1つだけ試してみたい」という方には、せんねん灸が特におすすめです。肩やお腹、足首に使うと、ぽかぽかと心地よくリラックスできます。
日常に少しずつ“あたたかさ”を取り戻していきましょう。
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