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広告 ジプシーナースの日常

転職を考える看護師必見!ジプシーナースが教える成功する転職術

2022-11-14

こんにちは。

プライマリ・ケアサポート きらぼし、鍼灸師・看護師のKagayaです。

あなたは今、どんな理由で転職を考えていますか?

  • サービス残業ばかりで心も体も限界
  • 休みが思うように取れない
  • 頑張っても給料が上がらない
  • 上司の言葉がきつくて気持ちが沈む
  • この職場にいても成長できる気がしない

このように「辞めたい理由」は人によってさまざまです。

ですが、どんな理由であれ、転職の第一歩は「なぜ辞めたいのか」をはっきりさせることから始まります。

Kagaya自身も、過去に何度も職場を変えてきましたが、今振り返ると「自分に合う働き方や環境を見つける旅」だったように思います。

辞めたいという気持ちを否定する必要はありません。

むしろ、それはあなたが「もっと自分らしく働きたい」と願っている証です。

Kagayaもこれまでジプシーナースとして複数の職場を経験してきました。

この記事では、そんなあなたが後悔しない転職を実現できるよう、Kagayaの体験とともに具体的なステップをお伝えしていきます。

🌟転職の第一歩は「なぜ辞めたいのか」を明確にすること

「辞めたい」と思ったとき、まずやるべきことは自分の気持ちを整理することです。

これは、後々退職の相談をするときに引き止めにあわないようにするためでもあります。

実際、看護師の退職相談では引き止められるケースが非常に多いです。

だからこそ、「迷っている」ではなく「辞める」と意思を明確に伝える必要があります。

Kagayaの経験でも、「辞めたい」と繰り返していた先輩は、いつまで経っても退職できませんでした。

本気で辞めると決めた人は、あえて周囲に騒がず、静かに、スッと職場を去っていくものです。

もしかすると、先輩は「なんとなく辞めたい病」だったのかもしれません。

上司も人を見るプロです。

管理職になる人はそれなりの経験を積んできているので、ウソや曖昧な理由は簡単に見抜かれてしまいます。

すべてを正直に話す必要はありませんが、納得感のある説明を準備しておきましょう。

もし辞めたい理由が労働環境や職場の体制に関することであれば、まずは事実を整理しておくことが大切です。

労働条件をチェック

「サービス残業が当たり前」「休憩が取れない」「人手不足なのに補充されない」など、労働環境に問題がある場合は、厚生労働省の『確かめよう労働条件』を活用するのも一つの方法です。

例えば、ロッカールームなど目立つ場所にポスターを貼っておくと、ハラスメント抑止にもなるかもしれません(心当たりのある人には特に…?)。

辞める決断をする前に、「今の職場で本当に改善できないのか?」を一度立ち止まって考えることで、転職後の後悔を減らすこともできます。

それでも辞めたい気持ちが揺るがないときは、あなたの新しいステージに進む準備を本格的に始めましょう。

🌟理想の職場の探し方|情報収集は複数ルートで

求人情報から「自分軸」で探す

Kagayaが大切にしていたのは、どんな職場で「誰のために」「どんなふうに」働きたいかというブレない自分軸です。

重症心身障がい児(者)や脊髄損傷の方に関わる看護をしたいという気持ちは、転職を重ねてもずっと変わりませんでした。

いろいろな職場で働く中で、「これは無理だな」と思った働き方も見えてきます。

  • 病院のスケジュールに縛られた働き方
  • 夜勤やシフト制の勤務
  • 一日中、屋内で過ごす仕事
  • チームでの連携が濃すぎる職場
  • 細かい事務作業が多い職場

そうしてたどり着いた答えが、訪問看護ステーションという働き方でした。

雇用形態も「常勤より非常勤が楽」と感じています。

ボーナスは…ストレス代だと思うことにしています(笑)。

転職先を探す情報源は?

まずは求人情報を広く集めることが大切です。

定番は以下のようなサービスです:

Kagayaの場合、公的な求人サイトでは希望に合う案件が見つけにくかったため、転職サイトを情報収集ツールとして活用しました。

ただし、転職サイト経由では応募できない職場もあるため、あくまで情報収集の一手段として使っています。

複数の転職サイトを登録しておくと、比較ができて便利です。

▼ Kagayaが登録している転職サイト

気になる職場のホームページも必ず確認!

転職サイトだけでなく、気になった職場の公式ホームページを必ずチェックしましょう。

実際には求人が出ていても、転職サイト側では「現在募集していません」と返答されることもあります。

公式サイトには、スタッフの紹介やブログ、活動の様子なども掲載されている場合があり、職場の雰囲気を知るヒントになります。

履歴書を持って見学に行こう

見学可能と書いてある職場や、問い合わせの段階で「一度見学に来ませんか?」と誘われたら、ぜひ行ってみましょう。

そのときは履歴書を持参しておくと、雰囲気が合えばそのまま面接・採用という流れになることもあります。

常勤であれば責任者や事務長も同席することが多いですが、非常勤なら看護部長とのカジュアルな面談だけで決まるケースもあります。

気に入った職場であれば、何度も足を運ぶより一度で決めるのも効率的です。

面接時には「いつごろ退職できそうか」「引継ぎの進み具合」など、現職の状況を正直に伝えましょう。

万が一、退職予定時期の都合が合わず採用されなかったとしても、それはご縁がなかっただけ。

気にする必要はありません。

🌟円満退職に向けての退職交渉術

Kagayaはこれまで何度も転職してきた「ジプシーナース」ですが、退職交渉は何回経験しても慣れません。

毎回緊張しますし、「今回はどんな反応をされるだろう…」とドキドキしてしまいます。

でも、これはまるで「テスト」と同じです。

準備とシミュレーションがすべてです。

特に看護師の現場では、人手不足や引き継ぎ問題が絡むため、どのタイミングで、誰に、どう伝えるかを事前に考えておくことが重要です。

Kagayaの場合、退職の意思を伝える方法として次の2つのパターンを使い分けてきました。

  • 定期的な面談日に口頭で静かに伝える
  • 通常勤務の日に退職願いを直接手渡しする

「突然すぎる」と思われないよう、あくまで冷静に、落ち着いたトーンで伝えることを心がけています。

また、感情的にならないためにも、伝える内容をあらかじめメモにしておくのもおすすめです。

退職の理由はすべて話さなくてOK。

けれど、感謝の気持ちと前向きな姿勢を見せることが、円満退職への近道です。

この後の章では、退職時の注意点や具体的なスケジュール、トラブル時の対応方法までご紹介していきます。

退職の意思は「早め・丁寧に」が基本

法律上は、退職の意思表示は退職日の14日前までに行えば有効です。

これは労働基準法に基づいたルールで、直属の上司でなくても口頭や書面で伝えることで成立します。

しかし、看護師の職場でそれを実行すると、「え、急に?」「引継ぎどうするの?」と周囲が大混乱になります。

最悪の場合、「非常識な人」として後々まで名前が残ってしまうことも……。

そのため、就業規則を必ず確認したうえで、退職希望日の3〜6ヶ月前に伝えるのが望ましいです。

Kagayaはいつも半年前を目安に伝えてきました。

そのおかげで、人間関係を崩さずに辞めることができ、次の職場でも前向きな気持ちでスタートできました。

業務引継ぎは信頼を残すチャンス

退職日が決まったら、次に意識したいのが業務の引継ぎです。

「辞める人」から「ありがとうと言ってもらえる人」になるためにも、やるべきことはやっておきましょう。

ただし、引継ぎのタイミングは職場によって異なります。

あらかじめ上司と相談しながら、どの業務を誰に、いつまでに、どのように伝えるかを共有しておくのが理想です。

それだけで「ちゃんとした人だったな」と印象がガラッと変わります。

退職届の提出と手続きの流れ

退職日が近づいてくると、事務職や人事部から退職届・健康保険証・年金・源泉徴収票などの手続きについて案内があります。

これらの書類は次の職場や確定申告に必要になるものも多いので、指示された通りに早めに提出しましょう。

書類の提出には、しっかりと準備しておくことが大切です。

口頭だけで退職を伝えた場合も、書面(退職願)を出すことで正式な記録になります。

退職理由を書面で伝えるのが不安な方は、こんな便利なアイテムもあります👇

退職に関する書類は意外と多くて不安…という方にとっては、こうした弁護士監修のテンプレートは安心材料になります。

「辞めづらい」と感じている方は、自分の気持ちを守るツールとして活用してみてください。

円満退職のためのスケジュール

  • 退職意思は3~6ヶ月前に伝える
  • 退職届は退職の2週間前に提出(法律上)
  • 引継ぎ資料を整理し、感謝を込めて引き継ぐ
  • 書類手続きは指示に従ってしっかり完了

スムーズな退職は、次の職場への信頼にもつながります。

🌟退職交渉に失敗したけど辞めたい方へ

どんなに準備しても、話し合いでは退職がうまく進まないこともあります。

Kagayaとしては、できる限り円満退職をおすすめしたいのですが…

それでも、「もうこれ以上無理」「とにかく今すぐ辞めたい」と思うとき、最終手段としていくつかの選択肢があります。

ただし、看護業界は意外と狭い世界です。次の職場に影響する可能性もあることを、覚悟したうえで進めましょう。

強行突破で辞める方法

法律上、退職の意思は退職日の14日前に伝えれば有効です。

これは労働基準法に基づいたルールで、直属の上司でなくてもOKです。

  • 退職届は郵送でも提出可能
  • 年休が14日以上あれば、翌日から出勤せずに退職も可能
  • ただし、離職票や返却物などの事務手続きは自分で職場とやり取りする必要あり

この方法は制度上は正しいのですが、感情的な摩擦を生みやすく、のちにトラブルになる可能性もゼロではありません。

少しでも「お世話になった」と感じる職場であれば、この方法は避けたほうが無難です。

退職代行サービスを活用する

どうしても自分で言い出せない、引き止めに疲れた…そんな方には退職代行サービスの利用という選択肢もあります。

退職代行サービスを使うと、以下のことをすべて代行業者が対応してくれます:

  • 職場への退職の意思表示
  • 有給休暇の申請
  • 書類のやり取りに関する連絡

費用はかかりますが、精神的・身体的な負担を考えると検討する価値は十分にあります。

今は退職代行サービスも多数登場しており、自分に合ったものを選ぶことが可能です。

以下はKagayaが調べた中でも評判が良いと感じたサービスです:

それぞれに特徴があり、価格・スピード・弁護士監修の有無などが異なります。

比較しながら、あなたの状況に合ったサービスを選んでくださいね。

退職代行を使うことは恥ずかしいことではありません。

自分の人生と心を守るための手段のひとつです。

大切なのは、「自分が壊れる前に次の一歩を踏み出すこと」。

あなたが安心して、新たなキャリアを歩めるよう応援しています。

🌟まとめ|後悔しない転職のためにできること

看護師としての転職は、心と体に少なからずエネルギーを使います。

理想は、円満に退職し、次のステージへ気持ちよく進めること。

もし今の職場に課題があるなら、まずはその問題を職場内で解決できないかを一度冷静に検討してみることも大切です。

転職は新しい環境への一歩であると同時に、リスクや不確実性も伴います。

実際に働いてみないとわからないことも多く、Kagaya自身も何度も転職を経験してきましたが、「入職してすぐ、次の転職先のことを考えている」こともあります。

だからこそ、退職交渉の準備や情報収集、今後のキャリア戦略は本当に大切です。

そして、何より大切なのは、「自分を大切にできる職場を選ぶこと」。

今、辞めたい気持ちがある方も、迷っている方も、自分の心の声に耳を傾けてみてください。

新しい環境で笑顔になれる看護師さんが一人でも増えるよう、Kagayaも心から応援しています。

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